subscription(サブスクリプション)とsubscribe(サブスクライブ)の意味を英語で考える

subscription(サブスクリプション)とsubscribe(サブスクライブ)の意味を英語で考える
 

公開日: 最終更新日:2020.08.31

subscription(サブスクリプション)は「定期購入、定期購読」の意味であり、昔からある概念ですがネットフリックスのようなサービスが人気になるにつれ、よく聞かれるようになりました。カタカナでは「サブスク」のように言われます。

言葉としてはビジネスモデルを指して使われる、ビジネス用語であってネットフリックスに入った時にわざわざ「ネットフリックスのサブスクに入った」と言う必要があるのかは疑問です。

ユーチューブなどで見られる動詞の「subscribe」と、定期購読者を意味する「subscriber」の使い方もあわせて例文でご紹介しています。

subscription(サブスクリプション)の意味と使い方

subscription(サブスクリプション)の意味と使い方

最近、よく聞くようになりましたがsubscription(サブスクリプション)は「定期購読、継続購入」などの意味です。

subscription【səbskrípʃən】

継続して物を買うような仕組み、ビジネスモデルであり、新聞や雑誌の定期購読や牛乳配達、フィットネスクラブなどもサブスクリプションなので、仕組みとしては古くからあります。

語源は書類などの下に書かれた文章で合意・同意を表すようなものだったそうです。定期購入の意味でも300年以上前から使われています。

例文

I got a subscription to Time magazine.

タイム誌を定期購読した。

例文

I cancelled my newspaper subscription.

私は新聞の定期購読をキャンセルした。

更新の期限については個々のサービスによりますが「monthly subscription」ならば「月額会員、月極購読」となります。

subscription service

サブスクリプションサービスとは顧客が月1回や年1回などの定額料金を支払って受けられるサービスのことです。ネットフリックスなどが代表的です。

最近はネットフリックスのように「見たい放題」で無制限に使えるサービスが多いためサブスクを「〇〇放題」と勘違いしそうですが、意味はイコールではありません。居酒屋の2時間飲み放題をサブスクリプションとはいいません。

サブスクの仕組みを導入している企業・サービスにたまたま「〇〇放題」型のサービスが多いだけです。スタディナウのプレミアムサービスもサブスクです。

例文

Netflix is the leading streaming video subscription service in the US.

ネットフリックスはアメリカで主要なストリーミングビデオの定額サービスだ。

例文

I think I will sell my CDs and use a subscription service like Apple Music or Amazon Music.

私は自分のCDを売って、アップルミュージックやアマゾンミュージックといった定額サービスを使おうと考えている。

サブスクリプションはそんなに使わない用語

「subscription(サブスクリプション)」は一種のビジネスモデルの話であり、近年はネットフリックスやアマゾン、adobeなど多くの企業が採用する人気の形態です。

しかし、日常でネットフリックスに入った場合にわざわざ言うか? といえば、言う必要もありません。

例文

I joined Netflix.

ネットフリックスに入った。

例文

I signed up for Netflix.

ネットフリックスと契約した。

例文

I cancelled my Netflix.

ネットフリックスをキャンセルした。

ビジネスの文脈ならば話は別ですが、日常でわざわざそのビジネスモデルにまで触れるような会話がいるかといえば疑問で、上のような表現で十分だといえます。

ビジネスとしては継続して安定した売り上げが見込める点がメリットで、入会率と退会率がカギになります。

subscribe(動詞)の使い方

subscribe(動詞)の使い方

動詞のsubscribeで「定期購読する、定期購入する」とすることもできます。

subscribe【səbskráib】

例文

I subscribe to Hulu and Netflix.

フールーとネットフリックスを定期購読している。

ただしあまり動詞では使われなくて、先に紹介したように名詞で「I got a subscription to」のような形にするか、もしくはjoinやsignを使うかです。

YouTubeの「チャンネル登録(定期購読)する」としても使われますが、それは英語でのYouTubeのボタンに【subscribe】と書いているから、というのが大きな理由です。

どちらにしろ、古くから存在する言葉ですが、現代的な新しい感じの使い方がされている気がします。

例文

I subscribed to his YouTube channel.

私は彼のユーチューブチャンネルに登録した。

ただし動詞ではまれにagree(同意する、賛成する)の意味でも使われます。

例文

I don’t subscribe to his beliefs.

彼の考えには同意しない。

subscriber(定期購読者)

定期的に購読する人をsubscriber(サブスクライバー)と呼びます。こちらはわりと昔から使われている感じの言葉です。

例文

The magazine has over 10,000 subscribers.

その雑誌は10000人以上の定期購読者がいる。

例文

Japan’s YouTuber with the most subscribers Hajime Shacho announced he would study in the USA for three years.

日本で最もチャンネル登録者数が多い人気のユーチューバー「はじめしゃちょー」が3年間のアメリカ留学をすることを発表した。

例文

I’ve been a decade long subscriber.

私は10年来の定期購読者だ。

例文

The new video game ranks number one in terms of global subscribers.

その新しいテレビゲームは世界の加入者という点では1位になった。



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