all-you-can-eat

食べ放題を英語で言うには?(例文付き)

外国人観光客の増加につれて「食べ放題」を伝えないといけないケースも増えていると思います。一般的には「all-you-can-eat」「buffet」で表現することができます。

このページでは基本的な飲食店で使える食べ放題の英語表現を取り上げてみます。前半はそのまま言葉を置き換えると飲食店で使えると思います。

後半は英語としての品詞の問題などを例文付きで取り上げています。飲み放題については『飲み放題、おかわり無料を英語でどういうか?』をご覧ください。

食べ放題を英語でいう

食べ放題そのものは海外にも存在しており一般的には「all-you-can-eat」と表現されます。例文として仮に「焼肉2時間食べ放題」を伝えるには以下のように言うことが可能です。

We have all-you-can-eat yakiniku for two hours!
2時間焼肉食べ放題をやっています!

もしくはポスターに書くケースや、難しい英語を話したくない場合は単に以下のように書く・言えば伝わると思います。

All-you-can-eat yakiniku!
焼肉食べ放題!

時間制限や食べ放題の対象外の商品があるならば以下の文章を足してください。「except for(~を除く)」を付け加えることができます。

for two hours
2時間

except for kobe beef
神戸牛をのぞく

All-you-can-eat yakiniku for two hours(except for kobe beef)
焼肉2時間食べ放題!(神戸牛を除く)

グーグルで画像検索をするといっぱいポスターがあります。やはり目に付く「all-you-can-eat」を前面に押し出すレイアウトが主流です。

all-you-can-eat poster(グーグル画像検索)

むちゃくちゃな注文をされないように「食べ残しはご遠慮ください」みたいなお断りを入れるケースも多いと思います。

Please do not order more than you think you can eat.
食べれると思った以上に注文はしないでください。

正確に「食べ残しはご遠慮ください」と書いてしまうと米1粒の食べ残しも禁止になってしまうので、上の例文のようにちょっと幅を持たせて伝えることはできます。

上の例文でもややきつく感じるケースもあるかと思います。以下の例文のようにカジュアルに表現することもできます。

Please know your limits when ordering.
注文するときは自分の限界を知ってね。

日本語にしにくいですが「食べ残しはご遠慮ください」ぐらいのカジュアルな表現です。これらは常識的に考えてマナーなのであえて書く必要はないかもしれません。

2時間食べ放題(1時間半ラストオーダー)

注意したいのは日本のお店ではよく「2時間食べ放題(ラストオーダー30分前)」みたいなシステムがありますが、これは2時間食べ放題とは言わないのでないか? これは1時間半食べ放題ではないのか? といった指摘がある点です。事実としてこれは2時間食べ放題ではないと思います。

仮に2時間食べ放題(1時間30分ラストオーダー)を書くならば以下のような文章になります。しかし、それだったら最初から1時間30分の食べ放題といったほうが伝わりやすいです。

Last order must be placed 30 minutes before the end of the two hours.
ラストオーダーは2時間の30分前になっているにちがいない。

また2時間でお店を出ないといけない場合は以下のように書けますがちょっと率直すぎて上から目線な感じがします。

Customers must leave at the end of the two hours.
客は2時間で店を出ないといけない。

もう少し丁寧に頼むならば以下の例文のように書くことができます。

During peak hours, we ask that customers not stay longer than two hours out of consideration for other guests.
込み合っている間は、他のゲストに配慮してお客様に2時間以内での滞在をお願いしております。

ビュッフェ(buffet)

ビュッフェ

食べ放題を意味する言葉としてはカタカナの「ビュッフェ」も一般的に使われています。

buffetの発音が少しややこしくて辞書にも3種類ぐらい掲載があります。アクセントの位置も違います。

bʌ́fei | bəféi | buféi

buffet

イギリス人のダンはフェイにアクセントがある形で発音していました。上の音声ファイルはbəféiぐらいです。最後のフェイと明確に発音する点でカタカナと違うので「バフェイ」あたりが近い表記です。

all-you-can-eatは「食べ放題」としかいっていないのでセルフサービスか店員が注文を受けてくれるかは不明ですが、buffetは一般的に自分で取りに行くタイプのセルフの食べ放題です。

That restaurant is a buffet.
あのレストランはビュッフェだ。

That restaurant has a buffet.
あのレストランにはビュッフェがある。

That restaurant has a dessert buffet.
あのレストランにはデザートビュッフェがある。

細かな表現の差ですがhaveで書くと「一部がビュッフェであり、普通のメニュー・注文もある」となりますが、isで書くと全体がビュッフェのレストランになります。

料理は普通に注文してデザートだけセルフの食べ放題だと「dessert buffet」となります。

salad bar(サラダバー)

salad-bar

日本のファミレスなどにある「サラダバー」ですが、これは意外にも和製英語ではなく英語表現として成立しています。食べ放題の一種だといえます。

一般的に〇〇barで使われるのはsalad barとdessert barぐらいで、感覚的にはビュッフェ形式・セルフ形式で自分で好きなものを取りにいくスタイルの食べ放題です。

We have a salad bar and a dessert bar!
サラダバーとデザートバーがあります!

しかしながらdrink barはあまり使われない用語なので注意が必要です。ドリンクバーについては『飲み放題、おかわり無料を英語でどういうか?』をご覧ください。

バイキング(viking)は和製英語

日本で使われるバイキングについては完全に和製英語なので通じないと思っても間違いありません。

Wikipediaによると、もともとは日本初の食べ放題レストランの店名が「バイキング」で、当時放送されていた映画『バイキング』に豪快な食事シーンがあったことに由来するそうです。またセルフの食べ放題形式を導入しようと思ったきっかけが北欧で出会ったスモーガスボードにあり、スモーガスボードが日本人にいいにくいためわかりやすい名称を探していた結果、この「バイキング」の発想につながっています。

バイキング

本当の意味でのバイキングの食事風景

もちろんバイキングという単語は存在しているので北欧などに存在したバイキングの話をするときには登場します。彼らが食事をしていたらまぎれもないバイキングの食事だといえますが、食べ放題かどうかは別問題です。

The vikings catapulted rocks at the castle.
バイキングは城に向かってカタパルトで岩を飛ばした。

A viking is eating sausages.
バイキングがソーセージを食べている。

Vikings attacked a village and could eat as much as they wanted.
バイキングは村を襲った。そして、好きなだけ食べることができた。

まったく意味のない例文ですが、日本式のバイキング形式・ビュッフェとは無関係です。

北欧・スウェーデンの食べ放題であるスモーガスボードは英語では少し比喩として使われることがあるので以下の記事にまとめています。

all-you-can-eat

英語の話になりますがall-you-can-eatは複合形容詞と呼ばれるものです。したがって他の形容詞と同様に扱うのが英語のルールです。

That restaurant has all-you-can-eat pizza.
あのレストランはピザ食べ放題をやっている。

That is an all-you-can-eat restaurant.
あれは食べ放題のレストランだ。

That restaurant has all-you-can-eat.
(この使い方が変です)

That restaurant is all-you-can-eat.
あのレストランは食べ放題だ。

名詞の前において限定用法で使う場合には「all-you-can-eat 〇〇」のようにピザ、焼肉、寿司など何の食べ放題なのかを明確にする必要があります。

このあたりの文法については以下の記事をご覧ください。

〇〇放題を英語でいう

このall-you-can-〇〇は食べ放題を意味するall-you-can-eatと、飲み放題を意味するall-you-can-drinkあたりがよく見かけます。

しかし、それ以外の「〇〇放題」という形態すべてに使えます。例えばネットカフェなどの漫画読み放題は「all-you-can-read」となります。

英語ニュースアプリ「StudyNow」には月額360円で音声が聞き放題になるプレミアムサービスを提供していますが、これは言い換えるとall-you-can-listen(聴き放題)となります。

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プレミアムメンバーはすべての記事が音声聴き放題になります。

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