スパイ・諜報機関の英語表現

spy
 

公開日: 最終更新日:2020.05.28

ニュースにスパイ関連の用語が登場していたのでまとめています。映画やニュースで聞く程度で日常会話であまり使うこともありません。

日本では警察がテロ行為などの警戒にあたっていますが、国家公安委員会とよばれる組織があります。

古くは共産主義者などの政治犯を取り締まったり国の秩序を保つための組織でしたが、オウム事件などの頃から国内のテロ事件に関連する調査を行っています。

安倍政権は国家安全保障会議(NSC)や事務局の国家安全保障局(NSS)を設置してテロへの警戒を強めています。

世界的にはアメリカのCIAやイギリスのMI6、イスラエルのモサドなどが国外の諜報活動を行う組織として映画などにも頻繁に登場するためよく知られています。

スパイ/諜報員

espionage(スパイ行為、偵察、スパイ)といった言葉のほかに、spy agency(スパイ組織)やintelligence worker(諜報部員)といった言葉もありますが、どれも似たような意味です。

Every nation takes part in some type of espionage.
すべての国はいくつかの諜報活動に参加している。

Many people are nervous about applying to work at a spy agency.
多くの人々はスパイ組織での仕事に志願するのには神経質になる。

Many people are nervous about becoming an intelligence worker.
多くの人々はスパイになることに神経質になる。

intelligenceは「知能、知性、知力」の意味もありますが、このように「諜報活動・諜報機関」を指す言葉としてたまにニュースに出ます。

infiltrate(潜入する)

日常英会話で使うことがあるのかはわかりませんが「潜入する、浸入する」といった動詞です。

He infiltrated the enemy’s defenses.
彼は敵の防衛網に潜入した。

Someone infiltrated our base and stole information.
誰かが私たちの拠点に潜入して情報を盗んだ。

Hackers infiltrated the CIA database.
ハッカーがCIAのデータベースに侵入した。

undercover(覆面捜査)

undercover
映画などではundercoverの用語もよく聞きます。

He was a spy who worked undercover as a diplomat.
彼は外交官として働く覆面捜査のスパイだった。

An undercover cop made it to a high ranking position in the mafia.
覆面捜査の警察がマフィアの高い地位についた。

double agent

infiltrate

二重スパイのことで、どちらかのスパイでありながら、実はもう一方のスパイだった話も映画などでよく見かけます。

They caught a double agent trying to flee the country.
彼らは国から逃亡しようとする二重スパイを捕まえた。

covert

covert

「秘密の、隠された」といった意味で「隠密作戦」などに使われることがあります。

They went on a covert mission in the Middle East.
彼は中東での隠密作戦に出た。

whistle blower

whistle blower

これはスパイではありませんが、内部告発者を意味する単語で直訳すると「ホイッスル(笛)を吹く人」です。試合開始を知らせるホイッスルと同じです。

普通は企業や組織の悪事を内部告発する、暴く行為を行った人を指します。

blow the whistleのように動詞で使うことも可能です。

ニュースにもなりましたが、元CIA(中央情報局)、元NSA(国家安全保障局)の職員のエドワード・スノーデンが、2013年に香港においてアメリカ政府の個人情報収集やスパイ行為を告発しました。

現在はほぼ亡命するような形でロシアに滞在しています。

彼の行動はドキュメンタリー映画にもなっており、タイトル『CitizenFour』で2015年のアカデミー賞を受賞しています。

混同されやすい要素として、話題になった告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」の創始者はジュリアン・アサンジで別人です。

ただし、思想や行動に共感する部分もあるのか、ジュリアン・アサンジはスノーデンの支援を行っていることを明らかにしています。

アメリカの諜報機関についてはいくつか記事をまとめています。

近年は国内の過激派も怖いですが、オリンピックを控えているため海外の過激派組織からも標的にされやすい状況なので、どうなっているかは気になるところです。

しかし、どうなっているかを国民に説明すると情報が漏れるので、このあたりスパイ活動と情報公開のバランスの難しさがあります。

   


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