人生の中ではさまざまな試験やテストを受けますが、その結果について話すことも多いと思います。ここでいうテストは学校での試験などをイメージしています。
「テストの結果が悪かった/良かった」「点数が上がった、下がった」「試験はどうだった?」みたいな会話はよくあります。
ここではテスト結果、試験の結果について話す時に使える英会話表現を集めてみました。特に「80点だった」という時に英語ではpointをあまり使いません。いくつか英語と日本語でとらえ方が違う部分もあります。
あわせて『testとexaminationの意味の違い』もご覧ください。
テストの点数についての英語表現
テストの点数についての会話をいくつかご紹介します。良かった悪かったさまざまな聞き方、答え方があると思いますが以下の会話を参考にしてください。
When will you get the test results?
いつテスト結果がわかるの?
I got the test results back yesterday.
昨日、試験の結果を受け取ったよ。
I haven’t got the test results yet.
まだ結果はかえってきてないよ。
A:How did you do on the test?
A:テストどうだった?
B:Great. I got 90%.
B:よかったよ。90%は取れたね。
A:What did you get on the exam?
A:テストはどれくらいだった?
B:I only got 20 out of 50.
B:50点中たった20点だったんだ。
A:Did you get the results back from the test?
A:テストの結果はかえってきた?
点数の表現で「100点中の80点だった」のようなout ofを使うことについては別の記事にまとめています。
合格・不合格
合格の場合はpass(過去形:passed)、不合格の場合はfail(過去形:failed)を用いるのが一般的です。
B:Yes. I passed with an 85%.
B:うん。85%で合格したよ。
B:I failed the examination.
B:試験に不合格だったよ。
何点足りなかったみたいな表現は以下のような形です。
I failed Eiken level two by five marks.
英検2級に5点足りずに不合格だった。
I passed Eiken level two by five marks.
英検2級に5点プラスで合格した。
良さそう、うまくいってそうな場合は以下のように表現できます。
I think I did well.
I expect good results.
うまくいったと思う。
「I expect good results.」良い結果だと見込んでいる、なので健康診断のようなものにも使えます。
テストの点・配点について
カナダ人のスティーブが「日本人はよくテストの話題になると”ポイント”という単語を使うけど、その使い方がちょっと変だと思う」と言っていました。
おそらく彼がいうのは「この問題はポイントが高い」などの配点に対しての使い方だと思います。日本語でいう「点」にあたる部分です。
個々の配点などについてはmarkを使うのが一般的です。lose point(ポイントを失う)みたいな表現が間違いではありません。より一般的でなくなるという話です。
He lost marks for spelling mistakes.
彼はスペルをミスして点を失った。
△ He lost points for spelling mistakes.
(こういう言い方をあまりしない)
He always gets high marks in math.
彼は数学で高い点をいつも手に入れる。
△ He always gets high points in math.
(同じくこの言い方をしない)
My score went down twenty percent from last time.
前回の試験よりスコアは20%下がったよ。
My score is twenty marks lower than last time.
前回より20点低いよ。
My score went up twenty percent from last time.
前回の試験よりスコアは20%上がったよ。
My score is twenty marks higher than last time.
前回より20点高いよ。
A:How many marks is this question worth?
A:この問題は何点分の配点?
B:This question is worth five marks.
B:この質問は5点です。
このBのセリフのような場合には日本人は「five points」といってしまうけど、この使い方をあまりしないといった意味です。
markには「採点をする」といった意味もあります。点数を取ることを「ハイスコアをマークする」とはあまりいわない点についても以下の記事をご覧ください。
score(スコア)について
最終結果の「score」ともまた別の話になり、スコア(score)について話すときは、日本語での「点」にあたる言葉を特に何もつけません。
日本人だと「85点」に引きずられて「85ポイントだったよ」と英語でも言ってしまいますが、この使い方をあまりしないそうです。
A:What was your score on the test?
A:試験の結果は何点だった?
B:I got 20 out of 25.
B:25点中の20点だよ。
A:What did you get on the TOEIC test?
A:TOEICのスコアは何点だった?
B:I got a 620.
B:620だったよ。