teacher / instructor / tutorの違い

teacher

「教える人、先生」を意味するteacherとinstructorの違いを取り上げてみます。英語では2つに意味の違いはなく、言葉のイメージ、組み合わせから伝統的・習慣的に使われるパターンが多いです。

またこのページでは「tutor」の意味と使い方についても取り上げてみます。動詞と名詞で個別指導するといった意味があります。

teacherとinstructorの違い

日本語ではteacherは「先生」と訳され、instructorはそのまま「インストラクター」または「指導員」と呼ばれています。

日本でもこの区分けは曖昧な部分がありますが、公的な資格のあるなしなどで感覚的、習慣的に使い分けがされています。

英語ではこの2つは意味による使い分けはないそうです。どちらも同じ意味で、資格の有無は関係ありません。

しかし、日本語と同じように伝統や習慣に基づいて組み合わせの相性があります。

以下の組み合わせはカナダ人のスティーブによるいち見解にすぎないので参考程度にお考えください。

fitness instructor
karate instructor
ski instructor
swimming instructor
cooking instructor

drumming teacher
guitar teacher
Spanish teacher

英語では学校の教科、語学(スペイン語の先生など)、楽器の指導に「teacher」がよく見られます。

英語ではteacherはよりメンタル的な指導で、教室でやるようなものを連想させます。一方のinstructorは教室外でやるアクティビティの指導員をイメージさせます。

少し前はguitar teacherが一般的でしたが最近はguitar instructorもかなりみられるので今後も移り変わっていくと思います。

日本では学校の「教師・教員」といえば普通は公的な資格を持っています。しかし、先生というと「空手の先生」「習字の先生」「ピアノの先生」などは特に資格がなくても名乗れます。

また「習字のインストラクター」とは普通はいいません。このあたりの厳密な使い分けのルールはありません。

有資格か無資格かについては以下の記事にまとめています。

teachって何?

このスティーブとの会話で「teachって何?」という小学生のような会話になりました。

「何もできなかった人が教えてもらうことで、できるようになること」がteacherやinstructorの役割です。

それに対してadviserやcoachは、ある程度すでに技術を習得している人に対して、さらに上達するようなことを教える役割だそうです。

このあたり厳密な定義があるわけではありません。英会話の初心者の頃には「道を教えて」に対してteachを使ってしまいそうになりますがこの場合は「tell」です。

tutorの意味と使い方

tutorはカタカナの「チューター」としても知られています。予備校などで生徒の質問に対応する人のことです。英語でも教える人にあたりますが使い方を確認していきます。

発音は【tjúːtər】です。

tutor

tutoring

個別指導教師

名詞では普通の学校の授業の外で誰かに勉強を教える人を指し、「家庭教師、個別指導教師」のことです。

My parents hired an English tutor while I lived in Germany.
私の両親は私がドイツに住んでいた間、英語の家庭教師を雇った。

I worked as a math tutor while I was in university.
大学にいた間、数学の家庭教師として働いていた。

基本的には1対1で教えるようなものがチューターです。

現在の予備校の状況はよくわかりませんが関先生のように、大勢に向かって教えているならばそれはもう「teacher」であり、そういうスタイルの教え方をする人をあまり英語では「チューター」とはいいません。

「お金がないのでみんなで合わせて1人のチューターを雇った」みたいな文脈ならば複数人の生徒に教えるチューターも考えられますが、あくまで例外です。

(動詞)家庭教師、個別指導教師として教える

動詞では「(家庭教師、個別指導教師として)教える、家庭教師をする」になります。

My brother tutored me when my grades were bad.
兄は私の成績が悪かったとき、私の家庭教師をしていた。

I used to tutor junior high school students when I was in university.
私は大学にいたとき、中学生の家庭教師をしていたものだ。

教科にのみ使う

tutorは数学や英語、歴史などの学問の教科に対してのみ使われ、趣味の技術などに対してはあまり用いられません。

以下の例文でふさわしい表現を確認してください。

○ I hired a guitar teacher.
○ I hired a guitar instructor.
私はギターの先生を雇った。

△ I hired a guitar tutor.

◎ She is instructing me how to ski.
○ She is teaching me how to ski.
彼女は私にスキーの滑り方を教えている。

△ She is tutoring me on how to ski.

   


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 「a little」と「 little」の意味と使い方

    英単語の意味と使い方

    「a little」と「little」の意味と使い方

    中学校で習うと思いますが「little(リトル)」は物体に使えば「小さ…

  2. 人身売買

    英単語の意味と使い方

    traffic(トラフィック) / traffickingの意味と使い方

    トラフィックといえば「交通や交通量」を意味する言葉で、ラジオの交通渋滞…

  3. juice

    和製英語とカタカナ英語

    和製英語の検証「ジュース(juice)」

    カタカナ語で定着してしまって誤解を生みやすい言葉に「ジュース/juic…

  4. express / expressionの意味

    英単語の意味と使い方

    express / expressionの意味と使い方

    動詞のexpressが「表現する」の意味で、名詞のexpression…

  5. hopの意味と使い方

    英単語の意味と使い方

    hop(ホップ)の意味と使い方

    英語でhop(ホップ)といった場合には動詞で「ぴょんぴょん跳ぶ」といっ…

  6. questionnaire

    和製英語とカタカナ英語

    アンケートは英語ではquestionnaire

    アルバイトやピエロなど英語でも通じると思っていたら通じない外国語が多く…

おすすめ記事

  1. capital-letter
  2. 匂い
  3. Japanese
  4. カタカナ
  5. fix / repair / mend




こんなアプリつくってます!

スペシャルカテゴリー







最近の記事

  1. precedent(前例)とunprecedented(前例のない)の意味と使い方
  2. league(リーグ)の意味と使い方
  3. circle(サークル)の意味と使い方
  4. material(マテリアル)の意味と使い方
  5. house(ハウス)の意味と使い方
  6. fine(ファイン)の意味と使い方
  7. お世辞のflatterとflatteryの意味と使い方




PAGE TOP