light(光・明かり)とライトアップの意味を考える

ライトアップ

みなさんご存知のように英語のlightには「光、明かり、ライト、光源」などの意味がありますが、その他にもいくつかの使い方が存在しています。

動詞で使う場合は主語が人なのか? モノなのか? 後ろに目的語をとるのか? などによって意味合いが変化します。

またイルミネーションの意味での「ライトアップ」も名詞としてあるので、このあたりを整理してみました。

基本的には近い意味ですがlightとlight upの違いも含めて順番にご紹介します。

lightの活用

動詞のlightは活用が二種類ありますがどちらも正解だそうです。近年はイギリス、アメリカ共に「lit」が好まれているようです。

light – lit – lit
light – lighted – lighted

どちらでも一緒という前提で、ここでは「lit」を使います。

lightを単独で動詞として使うと「火をつける」としてよく使われます。

He lit a candle because the power went out.
(停電になったので彼はロウソクに火をつけた)

She went outside and lit a cigarette.
(彼女は外に行き、タバコに火をつけた)

light up

ライトアップ

「人 light up ◯◯」のように人がモノ・場所に対して動詞で使う場合は、その場所に追加で「光」を足して照らしたこと、特に多くの光を足したようなことを指します。

I lit up the room with several candles.
(私は部屋をいくつかのロウソクで照らした)

Dozens of fireworks lit up the sky.
(数十の花火が空を照らした)

こういった細かい差はありますが、上にあげた例文での「light」と「light up」は同じような意味なので以下の文章でも可能です。

He lit up a candle because the power was out.
She went outside and lit up a cigarette.
I lit the room with several candles.
Dozens of fireworks lit the sky.

ネイティブ級の細かいニュアンス、自然さを追い求めるなら覚えてもいいと思いますが、そうでないなら間違いではないので気軽に使ってもいいと思います。

ライトアップ(カタカナ)

夜景

カタカナでも使われる「ライトアップ」は英語でも近い感覚だとは思います。

私達が想像するイルミネーション的なライトアップで、この場合は主語がモノになります。電飾がつけられて、スイッチが入ったという意味です。

The Christmas tree downtown lights up at 6:00 pm.
(街のクリスマスツリーは6時にライトアップする)

He has a basketball net that lights up when someone slam dunks.
(彼は誰かがスラムダンクをしたときにライトがつくバスケットのネットを持っている)

タバコに火をつける

たばこ

上に書いたような形が基本ですが、細かいバリエーションがあります。

例えば以下のような文章は「タバコに火をつける/タバコを吸う」と解釈されます。

Do you want to light up?
(タバコを吸いたいか?)

I saw him lighting up outside.
(私は外でタバコを吸っている彼を見た)

分類としては「主語が人か? モノか?」「light upの後にモノや場所があるか?(目的語をとるか?)で内容が変わります。

比喩的な意味

これ以外にも「人が興奮する」といった意味で比喩的な表現もされます。日本語でも「明るい顔になったね」は実際に光を放っているわけではないのと同じ感覚です。

The class lit up when the teacher told them they could go home early.
(クラスは先生が家にはやく帰っていいと伝えたときに明るくなった)

特にHer face lit up (彼女の顔が明るくなった)のように人の顔、表情に対して多く使われるのは日本語とも一致しています。

   


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