cost(コスト)の意味と使い方

cost(コスト)はカタカナでもよく聞かれますが、英語では動詞でもよく使われ「(お金・費用などが)かかる」の意味で用いられます。

これは金銭だけの話ではなく、健康を代償に払う、結婚生活を犠牲にするといった表現についても、costで表すことができます。

より違いを理解するためpay、sell、worthといった言葉との違いも整理してみました。

料金の性質による表現の違いをまとめた記事「fare / fee / charge / admissionなど料金の違い」もあるのであわせてご覧ください。

cost(コスト)の意味と使い方

cost(コスト)の意味と使い方

「費用」と考えても問題ないと思います。手に入れるために必要なお金の量を指します。英語では動詞で「(お金・費用などが)かかる」として使われることが多いです。

cost【kɔ́(ː)st】

動詞では活用が過去形・過去分詞ともに変化せずそのままcostなので注意が必要です。

例文

This table cost $200.

このテーブルは200ドルした。

「200ドル払えば手に入れることができた」といった意味です。

例文

It cost $2 to see a movie when I was a kid.

私が子供の頃は、映画を観るのに2ドルかかった。

上の2つの例文などは三単現のSがないので、過去形だとわかります。

例文

It costs 600 yen an hour to park here.

ここに駐車するには1時間600円かかる。

また名詞でも使えるのでそのまま「費用・コスト」となります。

例文

Our company’s costs increased this year.

わが社のコストは今年、増えた。

cost + 人 + 金額

costの文型の話になりますが、以下のように人を入れて「誰に何円かかる」といった書き方も可能です。

例文

These pens cost me one dollar each.

これらのペンはそれぞれ1ドル、私にかかった。

無理に日本語にする必要もないのかもしれませんが以下のように書くことができ、同じ意味です。

例文

A car will cost 2 million yen.

A car will cost you 2 million yen.

例文

Pens cost one dollar each.

Pens cost me one dollar each.

私やあなたを入れることで、他の人は値段が違うのかといえば、そこまでは言っていません。ただ事実として私やあなたにその金額がかかったというだけです。

代償を支払う / 犠牲を払う

costはお金・費用などがかかる以外にも、犠牲を払わせる、代償を支払うといった使い方ができます。

何かを得るかわりに、何かを失う、何かを対価として支払うといった意味です。

例文

The affair cost him his marriage.

その浮気は彼の結婚を代償とした(離婚した)

例文

The lie cost him the presidency.

その嘘は彼の大統領の地位を失わさせた。

例文

The error cost them the game.

そのエラーで試合を失った。

この意味でも名詞で使うことが可能です。

例文

He was successful in business at the cost of his health.

彼のビジネスでの成功は彼の健康を犠牲にしていた。

costとpay / sell / worthの違い

costとpay / sell / worthの違い

同じモノを買う時に登場するpay(支払う)やsell for(売られている)、あるいはworthと比べてみることで、よりcostの意味がはっきりします。

それぞれ独立した項目でページがあるので、詳しく知りたい方はリンク先のページもご覧ください。

payとcostの違い

payは誰かが払ったお金の量を指します。財布から出て行った金額だと思っても間違いではないと思います。

以下のような例文では使い分けられています。

例文

This table cost $200, so my wife and I paid $100 each.

このテーブルは200ドルした。だから妻と私は100ドルずつ支払った。

payについては他の使い方も含めて詳しくまとめた記事があります。

sell forとcostの違い

sell forはお店が販売設定する値段、販売価格のことです。「~で売っている」と思って考えてもいいと思います。

例文

This table sells for $200, but it cost me $150.

このテーブルは200ドルの値段で売られているが、私は150ドルで手に入れた。

ホームセンターで材料を買って自分で作ったり、ヤフオクで落としたりと、なんらかの方法で150ドルで手に入れたと読めます。あるいは販売価格は200ドルで、クーポン券を使ったといったことも考えられます。

例文

This table sells for $200, but I only paid $150.

このテーブルは200ドルの値段で売られているが、私は150ドルだけ支払った。

この状態は文脈に左右されますが「お店では200ドルで設定されて売られている」という事実がまずあります。

これも支払ったのは150ドルだけだったのはクーポンを使ったり、誕生日割引だったり、親が負担してくれたりと、なんらかの方法があって「私は150ドルだけ支払った(おそらく手に入れた)」と普通は考えます。

worthとcostの違い

「~の価値がある」といった意味で何かの商品に対しての妥当な値段、価値を指します。

例文

This table is worth $500 dollars, but it cost me only $200.

このテーブルは500ドルの価値がある。しかし私はたった200ドルで手に入れた。

例文

This table is worth $500 dollars, but I only paid $200.

このテーブルは500ドルの価値がある。しかし私は200ドルだけ支払った。

例文

This table is worth $500 dollars, but they are selling it for $200.

このテーブルは500ドルの価値がある。しかし彼らは200ドルで販売している。

このworthの使い方については独立して記事にしました。使い方が少し複雑なところがあります。

   


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