business(ビジネス)の意味と使い方

business(ビジネス)の意味と使い方

カタカナとして定着しているbusiness(ビジネス)は英語でもさほど違いがあるわけではありません。モノを売ったり買ったりする商売、仕事ぐらいの意味になります。

ただし英語ではbusiness hour(営業時間)やbusiness trip(出張)といった使い方やmind your own business(余計なお世話だ)のようなカタカナよりも広い使い方が見られます。

あらためて英語の側からbusinessという単語の意味や使い方を整理してみました。他にもまだまだあると思いますが代表的な表現をピックアップしています。

business(ビジネス)の意味

business(ビジネス)の意味

すでにカタカナとして広く使われているbusiness(ビジネス)ですが、モノを売ったり買ったりなど「商売、仕事、会社」ぐらいの意味で考えても問題はないと思います。また後で取り上げるように「事柄」といった使い方もあります。

カタカナでは事務仕事やオフィスワークを連想させがちですが、飲食店や服屋などもすべてbusinessです。

語源がbusyにあるように忙しい状態にあるようなことから仕事、ビジネスになっています。

business【bíznəs】

例文

They have a paper making business.

彼らは製紙業をやっている。

例文

How is business recently?

最近、ビジネスはどうですか?

他の言葉と組み合わさって「business 〇〇」は英語でも見かけますが、日本語にした場合は一言で言い表せる言葉が存在している場合もあります。

おそらくすごい数がありますが代表的な言葉をピックアップしてみました。

business hour / business day

business hourといえば仕事の時間であり「営業時間」と考えても問題ないと思います。またbusiness dayになると「営業日」となります。

例文

Our business hours are from 10 a.m. to 9 p.m.

私たちの営業時間は午前10時から午後9時です。

例文

He said to come back during business hours.

彼は営業時間内に戻ってくるといった。

例文

Your package will be delivered in two to three business days.

あなたの荷物は2~3営業日で配達されます。

business trip

business tripといえばビジネスの旅、仕事の旅となるのでつまり「出張」のことです。

例文

She took a business trip to Guam.

彼女はグアムに出張に行った。

例文

That company pays all expenses for business trips.

あの会社は出張の経費をすべて払う。

businessman / business person

ビジネスマン

いわゆる「ビジネスマン」と近い言葉だと思っても大丈夫ですが少し注意が必要です。

当たり前ですがbusinessman(ビジネスマン)といえば男性を指すので、そこに女性が混じっていればbusiness peopleとなります。

例文

These suits are popular with business people.

このスーツはビジネスをする人に人気だ。

例文

There were many businessmen on the train.

電車には多くのビジネスマン(男性)がいた。

例文

The train was full of business people.

電車は多くのビジネスをする人でいっぱいだった。

では具体的に「ビジネスマン」とはどんな人を指すのか? になりますが「ビジネスをする人」であり言葉としてはカテゴリーが広く漠然としています。日本語だと「商売人」に近い、いろんなものを含む言葉です。

教師や建設作業員、警察官などを指して「business person」とは普通の感覚ではいいません。もっと具体的にいえる固有の言葉、職業名があればそれを使います。

英語の「businessman」は役員・経営者クラスに使われるという意見は確かにネイティブスピーカーに確認しても一理あって、固有の職業が言い表しにくいケースに使われやすい言葉だといえます。

例えば「businessman」が使われやすい人物といえばテスラ社のイーロン・マスク、日本では孫正義や堀江貴文があがります。彼らはいろんなことをやっていて、固有の名称で職業を表しにくい人です。そういう人はだいたい役員・経営者クラスを兼業しています。

だからといって和製英語ではないし「business person」「businessman」が絶対に役員・経営者クラスを指すわけではないのは上の電車の例文を見ても明らかで、電車に乗っているスーツを着た人全員が役員・経営者だと判断のしようがありません。

固有の名称がわからない場合などに使われる傾向もあり「会社員」「ビジネスマン」「businessman」は広範囲を含む概念なので、日本語でも英語でも同じですが自己紹介で「私はビジネスマンです」と名乗るのが適切かどうかは疑問が残ります。

もっと「車のセールスマンです」「ソニーで経理やってます」「デザイナーです」など適切で伝わりやすいいい言い方があると思います。職業の紹介については以下の記事を参考にしてください。

ビジネスを始める、閉める、廃業する

ビジネスを始める、閉める、廃業する

businessという単語を使ってビジネスを始めたり、その仕事にかかわったり、あるいは廃業したり商売をたたむ場合の表現をご紹介します。

これ以外にも言い方はあると思いますが一般的な表現です。

go into business

新しいビジネスを始めることを意味します。

例文

The famous car maker decided to go into business as a smartphone maker as well.

その有名な自動車メーカーはさらにスマホメーカーのビジネスも始めることを決めた。

例文

I went into business with my roommate from college.

私は大学時代からのルームメイトとともに事業を起こした。

be in business

beになると、ある種のビジネスに関わっていることを意味します。

例文

My new store is already in business.

私の新しい店はすでにビジネスの世界にいる。

例文

My son is in the movie business.

息子は映画業界にいる。

go out of business

ビジネスを終わらせる、事業をやめることを意味します。

例文

The restaurant went out of business because the owner got sick.

そのレストランはオーナーが病気になったために閉店した。

例文

His cucumber shop went out of business. There just wasn’t enough demand.

彼のきゅうりの店は店を閉めた。十分な需要がなかったからだ。

put out of business

閉店に追い込むような、締め出すようなイメージで、ビジネスが終わってしまうこと、つまり営業できなくなることを意味します。

例文

The high price of cucumbers put his store out of business.

きゅうりの高値が彼の店を営業できなくした。

例文

Online streaming services are putting DVD rental stores out of business.

オンライン・ストリーミングのサービスがDVDレンタル店を営業できなくしている。

drive / force out of business

put out of businessをさらに強くした表現で、廃業に追い込むような状況です。

例文

The new law will drive many Pachinko parlors out of business.

その新しい法律は多くのパチンコ店を廃業に追い込むだろう。

例文

Large-scale department stores are forcing family owned shops out of business.

大型デパート店は家族経営の店を廃業に追い込んでいる。

do one’s business

do one's business

これで「用を足す、大小便する、排便・放尿する」といった意味もあります。しかし、たいていは子供や動物に使われる表現です。

文字通りの解釈も可能なので、ちょっとひっかけたような表現ですね。

例文

There was no toilets so he had to do his business by a tree.

トイレがなかったので、彼は木のそばで小便をした。

例文

I let my dog out to do her business.

私は犬に用をさせるため外に連れ出した。

mind your own businessの意味と使い方

mind your own businessの意味と使い方

これも英会話でよく登場する表現ですが「余計なお世話だ」みたいな訳があてられます。

この場合のmindは「~の注意を払う、~の面倒を見る」の意味での動詞であり、ここでのbusinessは「ビジネス、商売」と考えてもいいですがもっと広く「自分のこと、自分の事柄、自分の課題、自分の仕事」のことです。

動詞で始まっているので命令文になり「自分自身の仕事を気にかけろ、てめえの面倒を見てろ(こっちに関心を寄せるな)」ぐらいの意味になります。

例文

A:Where is your wife?

あなたの奥さんはどこにいるの?

B:Mind your own business.

お前のことを心配してろ。(= それは俺の問題だ)

ownも「お前の」を強調する言葉の1つです。

none of your businessの意味と使い方

none of your businessもmind your own businessと同じような使い方になり「お前のビジネスではない(だから見るな、こっちにくるな)」といった訳になります。

日本語にすると「余計なお世話だ、干渉するな」みたいな使い方です。

例文

A:Where is your wife?

あなたの奥さんはどこにいるの?

B:That’s none of your business.

それはお前のビジネスじゃない。(= お前には関係ない)

none of my business

none of my businessは使い方は違いますが理屈は同じで「私のビジネスじゃない」となります。

例文

A:Why didn’t you ask him where his wife was?

なぜ彼に彼の奥さんがどこにいるか聞かなかったの?

B:I didn’t ask him because it was none of my business.

聞かなかったのは、なぜならそれは私のビジネスじゃなかったから。

この場合は「私のことじゃない、私が関与する問題じゃない」の意味になります。興味がないわけではなく、ゴシップ的には興味があったとしても、立場的に触れないという意味です。この場合は怒っているわけでもありません。

busynessとbusinessの違い

busynessの意味

もともとはbusy(忙しい)が名詞化したものがbusinessの語源になっており、忙しい状態から広がって現代の「ビジネス」の意味になっています。

英語のルールに従うとbusyの「Y」を「i」に変えてnessとつけます。現代ではbusinessといった場合には今まで紹介した「仕事、商取引」の意味になります。

忙しいの名詞「忙しさ」「忙しいこと」を表すために「busyness」という単語ができたそうですが、スティーブに聞いても使ったことがない単語だといっていました。

1800年頃から2000年頃までのbusynessという言葉の使用頻度を調べてもほぼ使われていません。businessと比較しても、ゼロではありませんが折れ線グラフでは波が確認できないぐらいに使われていません。

この意味でも「busyness」は辞書にはあるものの、あまり一般的だとは言い難い言葉です。

   


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