タイアップ(tie up)の意味を考える

タイアップ

タイアップ(tie up)は英語でも存在していますが、しばりあげるような動作を指すので、そのままカタカナと同じ感覚で使うと誤解が生じます。

カタカナのタイアップにあたる言葉は英語で「tie-in」が近いです。使い方の例文を用意しているので参考にしてください。

どちらが主・メインでもない対等の関係での提携では「コラボレーション」や「team up with」などが使えます。

tie up(タイアップ)の使い方

tie-up

英語でtieといえば「~を結ぶ、縛る」といった動作を表します。upはなくても大丈夫ですが、しばりあげる、きつくしばるといった意味になります。

例文

I tied my shoes.

靴(のヒモ)を結んだ。

例文

The kidnapper tied up his victim.

誘拐犯は被害者を縛った。

名詞では縛ったもので、これは首にしばるものでnecktie(ネクタイ)などがわかりやすいです。

英語でも「necktie(ネクタイ)」といっても間違いではないのですが少し古い言い方だそうです。

例文

He is wearing a tie.

=△ He is wearing a necktie.

彼はネクタイをしている。

Wristwatch(腕時計)などは壁掛けの時計など種類があるのでどんな時計かを言う必要がありますが、tieはneck(首)にする以外に用途がないので、わざわざnecktie(ネクタイ)と言う必要があまり感じられません。

したがってtie upといえば「しばりあげるような動作」を指してしまうためカタカナとは意味が異なります。

例文

▲ Sony is tied up with NEC in a new project.

(ソニーは新計画でNECとタイアップしている)

このような使い方があまり一般的ではなく、まるで無理やり、やりたくない提携かのように感じさせます。

tie-in

日本語のタイアップにあたる英語は「tie-in」だろうという意見です。これは同時宣伝、抱き合わせのような言葉で感覚としてカタカナのタイアップと同じイメージで使えます。

例文

The movie has tie-in books and action figures.

その映画はタイアップしている本とアクションフィギュアがある。

例文

Her new song is a tie-in with the latest James Bond movie.

彼女の新しい曲は最新のジェームズ・ボンドの映画とタイアップしている。

コラボレーションも英語で存在していますが、コラボレーションが対等の関係にあるように感じさせるのに対して、tie-inだとどちらかが主・メインである点でもタイアップと同じ感じです。

tie together

熟語というほどではありませんが、一緒に結びつけることです。これは文字通りの意味もあれば、提携するといった意味にもなりえます。

例文

Someone tied his shoelaces together and he fell down.

誰かが彼の靴紐を結びつけたので、彼は転んでしまった。

上の例文はよくあるいたずらです。

例文

Nintendo and McDonald’s are tied together in Pokemon Go.

任天堂とマクドナルドはポケモンGOで手を結んだ。

このように比喩的に手を組む、協力するなどの意味でも使われます。

team up with

team-up

他にもニュースに登場する言い回しではteam up withがあります。これも提携する、共同する、協業する、チームを組むといった感じでタイアップに近い意味で使われます。

どちらがメインとも言っていません。またビジネス以外でも使うことができます。

例文

The Hanshin Tigers teamed up with Joshin.

阪神タイガースはジョーシンと提携した。

例文

Sony teamed up with NEC in a new project.

ソニーは新しい計画でNECと提携した。

例文

I teamed up with my sister to throw a party for our parents.

両親へのパーティー開催のために姉と協力した。

   


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