「手を組む」「協力・提携する」を英語でどういうか?

「手を組む」「協力・提携する」を英語でどういうか?

「手を組む」「協力する」「提携する」のような英語表現はいくつもあって使い方に迷うのでネイティブスピーカーにヒアリングをしてニュアンスや雰囲気をまとめました。

ビジネスでの提携なのか? 兄弟で力を合わせるようなことか? 個人か団体かなどの視点で言葉を選んでもいいと思います。

個々に詳しくまとめたページも存在しているので、必要であればご紹介しているリンク先もあわせて読んでください。

team up with

team-up

「team up with」は「提携する、共同する、協業する、チームを組む」といった感じで使われます。

ビジネスシーンでも、カジュアルな日常の場面でも、個人と個人でも使えるので、オールマイティーな感じの表現です。どちらがメインとも言っていません。

例文

The Hanshin Tigers teamed up with Joshin.

阪神タイガースはジョーシンと提携した。

例文

Sony teamed up with NEC in a new project.

ソニーは新しい計画でNECと提携した。

例文

I teamed up with my sister to throw a party for our parents.

両親へのパーティー開催のために姉と協力した。

例文

I’m teaming up with my sister to clean the house.

私は家を掃除するために姉と協力している。

join forces (with)

join forces (with)

「join forces(with)」は、特に大きな2つのグループや人々、力が一緒に働くことを意味します。

forceに力や権力の意味があるので、特になんの権限・権力もない個人に使うことはあまりありません。

例文

The police and FBI joined forces to catch the killer.

警察とFBIが殺人犯を捕まえるために共同捜査した。

例文

Universities often join forces with private companies for research.

大学は研究のためによく民間企業と提携する。

例文

Superman and Batman joined forces to defeat Lex Luthor.

スーパーマンとバットマンはレックス・ルーサーを倒すため手を組んだ。

work hand in hand with

「work hand in hand with」は文字通り日本語の「手を組む」に近い意味です。「~と協力していく、~と提携する」です。

しかし、意味合いとしては普段は手を組まないような存在(まったくの他業種など)と協力するようなケースで使われます。

例文

The company is working hand in hand with the police.

その会社は警察と手を組んでいる。

例文

The two treatments work hand in hand to reduce the effect of diabetes.

2つの治療が手を組んで、糖尿病の影響を減らしている。

hand in handは「手を取りあう」といった、本当に相手の手をつかむような動作にも使えます。

例文

The two runners crossed the finish line hand in hand.

2人のランナーは手を取り合ってゴールラインをこえた。

tie in / tie up(タイアップ)

カタカナでは「タイアップ」もよく使われますが、英語では「tie-in」のほうがカタカナのタイアップに近くなります。

例文

Her new song is a tie-in with the latest James Bond movie.

彼女の新曲は最新のジェームズ・ボンドの映画とタイアップしている。

これについては別の記事にまとまっているのでご覧ください。タイアップは縛り上げるような意味になります。

featuring / feat.

featuring(フィーチャリング)はカタカナでも音楽関係でよくみられる表現です。「客演する」と考えてもいいと思います。

例文

I like that Justin Bieber song featuring Rhianna.

ジャスティン・ビーバーがリアーナとフィーチャリングした曲が好きだ。

これについても単独でまとめた記事があるのでご覧ください。

collaborate(コラボする)

collaborateも使うことができますが、基本的にはビジネスの場面で使う言葉であって、「姉と協力した」のような場面にはそぐいません。

例文

Our rival company refused to collaborate with us.

ライバル会社は私たちとコラボ(協業)するのを拒否した。

例文

△ I collaborated with my sister to throw a party for our father.

父親のパーティーを開くために姉と協力した(あまり言わない表現)

コラボレーションについては単独でまとめた記事があります。

cooperate

cooperateはけっこう意味が広く、文脈がはっきりしない場面で使うと「協力する」ぐらいの漠然とした感じになります。

例文

He cooperated with the police.

彼は警察に協力した。

上の例文だと捜査に協力したといった感じで、警察からの要請を拒否できずしぶしぶ犯人探しに協力したようにも読めます。

例文

He collaborated with the police.

彼は警察と共同した。

上の例文だと私立探偵と警察官のようなイメージで一緒に働いている感じがします。

例文

Toyota cooperated with Sony.

(意味が広すぎてはっきりしない)

cooperateは「(お互いに)助け合う」みたいなイメージなので、上の例文だとソニーから電話で「これどういう意味ですか?」と質問に答えただけでもcooperateになりえます。

collaborateが「work together」に近いのに対して、cooperateは「help each other」に近い感じの表現です。

stand in solidarity with

stand in solidarity withは政治や企業などが「~と連帯して」の意味で見られる表現です。

例文

The mayor said he stands in solidarity with the protesters and hopes the law changes.

市長は、抗議者たちと連携して、法律の改正を望むと言った。

   


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