アプリの中でもけっこうアイスクリーム関係のニュースを取り上げていますが、そのときによく海外のアイスクリームの話になります。
今回の記事では過去に書いたアイスクリーム関係の文章をまとめて1つの記事にしています。
アイス関連の情報をお探しの方は参考にしてください。
ice candy
ガリガリ君などに代表されるアイスをどう表現するかですが「アイス・キャンディ(ice candy)」という言葉は、けっこうイギリス英語の香りがする単語だそうです。
棒のついたアイスは世界各地に存在していますが、ざっと調べた限り「ice pop」が最も広く一般的に使われている言葉でした。
ウィキペディアを見る限りはイギリスでは他にも「ice lollie」オーストラリアでは「ice block」などの言葉も広く使われています。
Popsicle(ポプシクル)
アメリカ、カナダの北米ではPopsicle(ポプシクル)というアイスが有名で、これはブランド名ですが、なかば一般名詞化するほど浸透しています。
いうなれば国民的アイスという意味ではガリガリ君に近い存在でしょうか。
ポプシクル(wikipedia)
I made a ninja star out of popsicle sticks.
アイスの棒で手裏剣を作った。
Mom, can I have a popsicle?
おかあさん、アイスを食べていい?
ソフトクリーム
ソフトクリームは「soft-serve ice cream」と呼ばれたりします。
They sell soft-serve ice cream.
彼らはソフトクリームを売っている。
英語でも「soft cream」はありますが、それは文字通りソフトなクリームです。
First, mix the cream and then put the soft cream into the bowl.
まずは、クリームを混ぜて、そのソフトなクリームをボウルに入れてください。
自分もそうなんですが、日本だとガリガリ君のような「クリーム」ではない氷菓もたまに「アイスクリーム」と言ってしまっているので、言葉の運用としては少し不正確です。
shaved ice(かき氷)
かき氷については描写としてはshaved(削った)が用いられています。海外では「snow cone」と呼ばれるアイスが一般的に知られています。日本でもたまに見かけます。
しかし、この名前は三角(コーン)の手に持つ部分からきているので、かき氷単体を表すにはしっくりきません。
I bought two cherry flavored snow cones at the carnival but I dropped them.
私はチェリー味のスノーコーンを2個、お祭りで買ったが、落としてしまった。
Japan has a very wide selection of shaved ice flavors.
日本にはかなり幅広いかき氷の味がある。
アイスの色の話
たまたま記事の打ち合わせ中に、カナダ人のスティーブが「日本のアニメとかで見るアイスって青が多いよね。ポプシクルでも青はあるけど脇役っぽい色だけど、なんで日本のアイスは青なの?」という話題になりました。
確かにイメージ検索すると、英語圏のアイスは赤やオレンジが多いです。
なぜかといわれると私もわかりませんが、一般的に青が清涼感があって夏場には涼しげに感じるからでしょうか。
あるいはガリガリ君の定番「ソーダ」のイメージなのかもしれません。
青は基本的には料理にはそぐわない色だと認識していますが、アイスに限っては氷・水のイメージからそこまで違和感のない色です。