alike / similar / sameの違い

alike

簡単なように見えて聞きなれない感じもする「alike」がニュースに登場しました。

意味としては主に「同様に」という副詞です。それ以外にも形容詞で「そっくり」の意味もありますがこちらはあまり使いません。

tooに言い換えられる時もあれば、そうでない時もあります。またsimilar / sameとの違い、動詞になりますがresembleも含めて基本的な理解は以下になります。

alikeの使い方

基本的にはalikeが「方法などが同じ手法で」といった意味で、tooは「~もまた」の意味になります。違いについては言葉で説明するより例文を見た方がはやいかもしれません。

品詞としては副詞での使い方です。

alike = in the same way
too = also

alikeは「同じ方法で、同じ手法で」といった意味になります。

①Halloween is enjoyed by children and adults alike.
ハロウィンは子どもと大人に楽しまれている。

②Halloween is enjoyed by children and adults too.
ハロウィンは子どもと大人に楽しまれている。

この文章を比較すると厳密には楽しみ方が違ったりします。

①はお菓子や仮装のように「同じ方法」で、大人にも子供にも共に楽しまれているといった意味になります。

②は「同様に楽しまれている」だけなので、大人はお酒を飲むパーティーで、子どもはお菓子と仮装、といった区別がある可能性があります。

③My sister and I talk alike.
私と姉は同じように話す。

③は同じような話し方をする、といった意味です。喋り方の癖やスタイル、声などが同じようだという意味になります。

④My sister and I talk too.
私も姉も話す。

④は少し文章の趣旨が曖昧ではありますが、姉と話す関係であるといった感じの意味になります。もしくはうがった見方では「話す能力をふたりとも持っている」とも解釈できます。

alike / similar / sameの違い

形容詞では「似ている、そっくり」の意味がありますが、alikeは文法上の制約があり、名詞の前に使うのは文法的には誤りとされています。

We have alike shoes.
(この使い方ができない)

We have similar shoes.

He and his alike sister both live in Osaka.
(この使い方ができない)

He and his similar sister both live in Osaka.

このように名詞の前につけて「そっくりの〇〇」を表すことが文法上はできません。それでも使うとスティーブ個人の感覚ですが少しpretentious(もったいぶった、大げさな、偉ぶった)感じに聞こえるそうです。

また注意点としてはalikeやsimilarはどれも「外見、見た目」だけの話ではないので「チョコレートが同じように好きな妹」「性格が似ている妹」のようにさまざまな可能性が考えられます。

以下のように使えば同じような意味は可能です。以下はどれもOKです。

①He and his sister are alike.
=②He and his sister are similar.
=③He and his sister are the same.

①と②は「そっくり、似ている」なので、似ている度合がゆるやかで「なんとなくそっくり、似ているんだな」と思います。

しかし、特に③のような文章単独で書かれるとsameはまったく「同じ」を意味するため、「何が同じ?」と強く疑問に思う不明瞭な文章になり、もう少し文脈が必要になります。これは日本語と同じ感覚で「彼と妹は同じだ」とだけ書かれると不明瞭です。

He and the same sister both live in Osaka.
(文法上はOKですが意味が大きく異なる可能性があります)

上の文章も同じことがいえて「5人の妹のうち彼と”(何かが)同じ”妹」などの文脈があれば登場する可能性はありますが、基本的にこの文章単独では「何が同じ?」ととりわけ強く疑問が残ります。

外見が似ている場合

外見が似ている、そっくりの場合は以下のように表現することが可能です。

He and his sister look alike.

He and his sister look similar.

He and his sister look the same.

上の表現はどれも似たような意味になります。

alikeは名詞の前に置くことはできないと説明しましたが「lookalike」という形容詞があり「よく似た、そっくりな、類似の」の意味があるので、これを使うことは可能です。

He and his lookalike sister both live in Osaka.
彼と彼に外見がよく似た妹は共に大阪に住んでいる。

resemble

「似ている」を意味するだけならば動詞になりますがresembleがあります。これを使えば同じ内容を表すことができます。

He resembles his sister.
彼は彼の妹に似ている。

My shoes resemble yours.
私の靴はあなたのものに似ている。

   


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