name after, take afterなど様々なアフターの使い方

after

afterは「~の後で、~の後ろに、~の後に」といった基本単語ですが、ちょっと変わった形で使われることもあるので、まとめてご紹介します。

特にname / model / take + afterの形で、日本語だと「~にちなんで」と訳されることが多い言葉です。

もっと広く「同じ方法をとる、同じやり方を踏襲する」といった意味になります。

いくつか具体的な例をあげながら見ていきましょう。

さまざまなアフターと書くと水商売っぽい感じもしますが、水商売のおねえちゃんと店が終わった後で客と飲みにいく、という業界用語はさすがに英語にはないと思います。今回はそういうのではありません。

name after

「~にちなんで」「~に由来して」で、同じ名前や似たような名前をつけることです。

I’m named after my grandmother.
(私は祖母にちなんで名付けられている)

We’re going to name our child after our favorite actor.
(私達は子どもに大好きな俳優にちなんだ名付けをするつもりだ)

Asus is named after the mythical creature pegasus.
(ASUSは架空の生物ペガサスに由来して名付けられている)

ASUSは台湾のパソコンメーカーですが、長らくなんと発音するのかみんなよくわからず適当に呼んでいたように思います。

「アーサス」「アサス」あたりかと思ったらメーカー公式発表で「エイスース」だと判明しています。

model after

「~を習って作られた、~をモデル・参考にして作られた」の意味です。

Many airports model their security after Israeli ones.
(多くの空港の警備体制はイスラエルのものを参考にしている)

Tokyo Tower was modeled after the Eiffel Tower.
(東京タワーはエッフェル塔をモデルにしている)

I try to model my life after Steve Jobs.
(私はスティーブ・ジョブズの人生をモデルにしているしようとしている)

based onとmodeled afterの違い

似た意味の言葉ですが、少し意味合いが違います。

based onは「基づいている」で、中核となるイメージやアイデアを借りてはいますが、多くの変更がなされているようなものに使います。

The French language is based on Latin.
(フランス語はラテン語にもとづいている)

modeled afterは「手本にしている」と訳されることも多いですが、よりオリジナルのものに近い、あるいは、似せようとする意図が明確です。

The French language is modeled after Latin.
(*少し変な表現です)

フランス語は別にラテン語に似せようとはしていないし、多くのものが異なっています。

このあたりの境界線は微妙に判断がわかれますが、例えば東京タワーはパリのエッフェル塔のアイデアにもとづいています(based on)。同時に外見も似せようとしたと思われるので(modeled after)と表現してもいいかもしれません。

take after

「~に似ている、~を見習う」の意味です。だいたい、家族のメンバーが見習われることが多いそうです。

She’s a soccer fan, too. I guess she takes after her father.
(彼女もサッカーファンなんだ。彼女の父親に似たんだろうね)

after one’s own heart

探し求めている人や物が「心にかなった、好みのタイプの」といった意味で、使い方として同じ系統になります。

自分の心とぴったり同じ方法をとってくれるようなもの、つまり、理想のタイプといった意味です。

I’m looking for a man after my own heart.
(私は自分の心にかなった男性を探している)

This is a restaurant after his own heart.
(ここは私の心にかなったレストランだ)

この表現はエジンバラのフリンジフェスティバルと呼ばれる芸術イベントの中で「最優秀の英語ジョーク」に選ばれた英語ジョークに熟語として用いられています。

be after

afterの少し変わった使い方ですが「追いかけている(chasing)」や「探している(searching for)」と似たような意味になります。

I’m after some good chairs for my living room.
= I’m looking for some good chairs for my living room.
(私はリビングルーム用のいい椅子を探している)

The police are after him because he stole a car.
= The police are searching for him because he stole a car.
(警察は彼が車を盗んだので追跡している)

以下の会話は、同じ内容を他の多くの表現で可能なので「after」をわざわざ使う理由はなく、この単語を使わないといけない理由も特にありませんが、使っても変ではありません。

A: Why are you on Google?
(グーグルで何をやってるの?)
B: I’m after a good restaurant for my party.
(パーティ用のいいお店を探してるのさ)

   


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