動詞のclassifyは大きく2つの意味があり、1つは「分類する」で何かをカテゴリーや属性でわけるような行為です。もう1つは「機密にする、機密扱いにする」ですが、こちらは政府などが使う言葉であって、あまり日常会話では見られません。その反対にあたるのがdeclassifyで「機密解除する」です。ニュースなどでは見かける言葉なので使い方をまとめてみました。
classifyの意味と使い方
classifyは特定のカテゴリーに入れることで「分類する」を意味します。受動態で使われることが多いです。
The animal was classified as a reptile.
その動物は爬虫類に分類された。
The books are all classified by their genre.
本はジャンルによってすべて分類されている。
Even though the twins are already 6 years old, the school still classified them as kindergarten-age.
その双子はすでに6歳にもかかわらず、学校はまだ彼らを幼稚園の年齢に分類していた。
Last year over 200 species of birds were classified as endangered species.
昨年、200以上の鳥の種が絶滅危惧種に分類された。
機密扱いにする、秘密にする
「機密扱いにする、秘密にする」といった意味もあります。これは日常生活でのちょっとした事柄を秘密にするという使い方ではなく、国や政府などが何かを極秘扱いにするといった意味で使われます。
The government classified all the files about the assassination.
政府はその暗殺に関するファイルすべてを機密扱いにした。
ただし、この「機密・秘密」という意味では普通は形容詞のclassifiedがよく使われます。
The military base’s location is classified.
その軍事基地の場所は極秘だ。
Classified information is kept in an offline computer.
機密扱いの情報はネットワークに接続されていないパソコンに入っている。
declassify(機密扱いを解除する)
「機密扱いを解除する」の意味です。あまり普通の人が日常で使う言葉ではありません。
Donald Trump ordered the Pentagon to declassify their UFO files.
ドナルド・トランプはペンタゴンにUFOのファイルの機密解除を命じた。
Government documents must be declassified after 50 years.
政府の書類は50年後に機密解除されなければならない。