y’allの発音・意味と使い方

y'allの発音・意味と使い方
 

公開日: 最終更新日:2021.12.24

英語では「あなた」と「あなたたち」がともに「you」で表現されてしまうので、複数人の「あなた」であることを表すためにいろんな表現が用いられてきた歴史があります。その中で近年になって人気を伸ばしているのが「y’all」です。もともとはアメリカ南部の言葉でしたが、アメリカを含めた英語圏に拡大しています。ここでは歴史的な経緯も含めて「y’all」の使い方をご紹介しています。

従来から広く使われていたguys / you guysについては『guy / guys / you guysの意味と使い方』にまとめてあります。

y’allの意味と使い方

y'allの意味と使い方

英語の二人称の単数形、複数形は共に「you」ですが、二人称の複数形であることをはっきりさせる正式なものがないため、時代によっていろんな言葉が使われるようになっています。

「You」「You all」「You lot」「Youse」や特に「guys」や「you guys」あたりはかなりスタンダードな表現です。

y’allはguys(複数形)と同じく複数人のグループに対して使えます。基本的には入れ替え可能ですが、一部で自然さを求めると語順が変わったりします。

例文

Do you guys want something to drink?

= Do y’all want something to drink?

みんな、なにか飲み物がほしい?

例文

Could you guys help me?

= Could y’all help me?

みんな、助けてくれる?

例文

Hey guys, what’s up?

= 〇 Hey y’all, what’s up?

= ◎ What’s up, y’all?

みんな、最近どう?

y’allの発音・読み方

y’allの発音については以下の音声ファイルを参考にしてください。「ヨール」「ヨー」ぐらいの読み方でしょうか。

アメリカ人男性

アメリカ人女性

1998年公開の映画『ラッシュアワー』では、中国人のジャッキー・チェンと黒人のクリス・タッカーが演じる刑事が共同で捜査を行う場面があります。

ここでジャッキー・チェンが張り込み中に「You all」と1970年のエドウィン・スターの曲『War』を口ずさみますが、クリス・タッカーが「You allじゃない、Y’allだ」と発音を正す場面があります。クリス・タッカーの発音指導もぜひ参考にしてください。

y’allが流行る背景

y’allが世界的に流行っていることを伝えるニュースがあるのでご紹介します。「you guys」よりも温かい感じで、かつ性差のない表現である点が大きいようです。

Lukeさんが南部アメリカの言葉として『「y’all」の意味と使い方、「あなたたち」を意味する南部アメリカ英語の人称代名詞』という記事を出してから10年以上が経過していますが、状況も変わってきているようです。

ニュース

The phrase “y’all”, once used only by people in the Southern United States, has become more widely used not only in the USA but other English speaking countries as well. The term, which is used to address a group of people, is attractive because it has a warmer feeling than alternatives, such as “you”, “you all”, or “you lot”. This used to be the reason that “you guys” was a popular phrase. However, “y’all” is rapidly becoming the preferred term due to its more inclusive and non-gendered language.

「ヨール」のフレーズは、かつてはアメリカ合衆国南部の人々にのみ使われていたが、アメリカ国内だけではなく、より広く他の英語圏の国々でも使われるようになっている。この用語は、人々の集団に対して呼びかけに用いられ、感じが良い。なぜなら、より温かい感覚が他の選択肢である「You」や「You all」「You lot」よりもある。これはかつては「you guys」が人気のフレーズだった理由でもある。しかし、「ヨール」は急速に好まれる用語になった。より包括的であり、性差のない言葉遣いだからだ。

「Y’all」に対して「温かみがある単語」だと私個人は感じるほどの言語センスを持っていないので、スティーブに意見を聞いてみました。

もともとはアメリカ南部の黒人のカルチャーの中で使われた言葉で、今でも「Y’all」はちょっと田舎っぽいほのぼのした温かみが感じられるそうです。その一方でヒップホップのカルチャーの中で使われており、クールでかっこいい雰囲気も持ち合わせています。

田舎っぽいようでクールな要素を持ち合わせる単語で、性差がない点なども合わさって急速に広がっている用語だといえます。



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