try onは何かを試すことですが衣服にしか使われないので「試着する」と考えても問題ないと思います。似た表現で「try out」があり、こちらは食事やお店などを試してみることに使えます。
服に対してはtry onとtry outの両方が使えますが少しニュアンスの差が出ます。try onは単純にサイズの問題であると考えることができます。
一方でtry outはサイズ以外も含めて合う合わないといった意味合いが含まれます。使い方をまとめています。
try outには『attempt / try / try outの違い』に単純なtryとの違いにも触れているので読んでもらえればより理解しやすいと思います。
try onの意味と使い方
try onは何かが自分にあっていることを試す、確認する行為ですが衣服に類するもののみにしか使いません。したがってtry onは「試着する」と考えてもいいのかもしれません。
Can I try on these jeans?
このジーンズを試着してもいいですか?
try outも似たような意味がありますがtry outは衣服以外を試してみることにも使うことができます。
Can I try out these jeans?
このジーンズを試着してもいいですか?
I’m going to try out that new restaurant.
私はあの新しいレストランを試してみるつもりだ。
I’m going to try on that new restaurant.
(この使い方は間違い)
try on for size
try onはより意味をはっきりさせるためにtry on for sizeと表現するケースもあります。
Why don’t you try this skirt on for size?
このスカートのサイズを試着しませんか?
I tried one on for size and liked it very much.
私はこのサイズを試して、すごく気に入った。
try onとtry outの意味の違い
衣服に使った場合、try onが単純にサイズがあっているかどうかを試すのを意味します。
一方のtry outはある活動・動きなどに対して合っているかや、ある程度の期間をつかって判断するような側面があります。
Why don’t you try out this dress at the party?
このドレスをパーティーで試してみないの?
try outを使うとドレスにみんなどんな反応をするか、試してみようといった意味になります。
Why don’t you try on this dress at the party?
(かなり変な表現です)
try onを使うとパーティーで試着をするようなイメージになるので言葉遣いとして奇妙です。
しかし、以下のようにほぼ同じ意味になるケースもあります。
I’m going to try out a few different baseball gloves.
I’m going to try on a few different baseball gloves.
私はいくつかの異なる野球のグローブを試してみるつもりだ。
try outだと重さやボールの取りやすさなど野球をする上で技術面で合うかどうかを試すことを意味します。
try onだとサイズが合うかどうかといった部分にフォーカスしています。意味としてはどちらも通ります。