reception(レセプション)の意味と使い方

reception(レセプション)の意味と使い方
 

公開日: 最終更新日:2019.12.5

身の回りの友人に「レセプションって聞いて何をイメージする?」と質問すると大きく2つの答えがありました。1つは「受付」で、もう1つが「宴会・歓迎会」のようなものです。

結論から書けば英語のreceptionは「受け入れること、迎え入れること」なので「受付」と「歓迎会」のどちらも正解になります。くわえて電波の受信なども含まれてきます。

すでにカタカナでもよく聞かれるreception(レセプション)の英語での意味や使い方をまとめています。

レセプション(reception)は受付か? 歓迎会か?

レセプション(reception)は受付か?歓迎会か?

英語の「reception」は動詞のreceive(レシーブ)が名詞になった形であり、単語で本来の意味は何かを「受け取る」ことです。

発音・読み方としては「リセプション」のほうが近いです。以下の音声ファイルを参考にしてください。

reception【risépʃən】

これがゲスト、お客さんに対して使うとゲストを受け取ることで「歓迎、迎え入れる、受け入れ」といった意味になります。

「ホテルのレセプション」といえば受付・フロントデスクを指しますが、お客さんが入ってきて歓迎する場所といった意味です。

例文

She works in reception for a major company.

彼女は大手企業のレセプションで働いている。

例文

The reception desk is located on the first floor.

受付は1階にあります。

例文

He works at the reception counter.

彼は受付カウンターで働いている。

receptionist(レセプショニスト)といえば受付係です。

例文

I hired a receptionist to deal with all the phone calls we get.

かかってくる電話を全部処理するための受付係を雇った。

カタカナでレセプションといった場合にはこの「受付・待合」以外にも次に紹介する「歓迎会」のようなものを指します。

結婚式のレセプション

結婚式のレセプション

英語の「reception」は受け入れること、歓迎することであり、ほかにも「歓迎会」といった意味で使われます。ゲスト・お客さんを歓迎するようなイベントです。

結婚式のレセプションといえば、歓迎パーティーや披露宴にあたるものだと考えることができます。

結婚式に招待されるとまず式(wedding ceremony)に参加します。教会や神社などさまざまです。これは新郎新婦の二人のためにある式典であって、ゲストは本来は関係ありません。

その後に来てくれたゲストを歓迎する意味で料理を食べたりの「wedding reception」があります。日本語だと披露宴が近いです。

ウエディングレセプションは「ウエディングに来るゲストを歓迎」ですが、日本語の「披露宴」は新郎新婦をゲストに対して披露することだと思うので、やっていることは似ていても、言葉の本来の意味や成り立ち、歴史も違います。

個人的な日本でのカタカナ体験ですが、この結婚式の「レセプション」が、結婚式の「受付」の意味で使われているケースもあったように思います。「まずはレセプションで名前を書いてください」「式が始まるまでレセプションでお待ちください」みたいなホテルのレセプションと同じ使い方です。

このあたり間違いではないとおもいますが、一般的に結婚式の「レセプション」といえばパーティー・披露宴のことであるので、英語で言う場合には少し気を使ってもいいかもしれません。

例文

It was a good reception with lots of food and drinks.

いっぱい食べ物と飲み物があったいいレセプションだった。

例文

A reception will be held after the wedding ceremony.

結婚披露宴は式の後で行われるだろう。

例文

The wedding reception will be held at six o’clock.

結婚披露宴は6時に開催されるだろう。

上のような例文の場合には明らかに「受付」ではありません。また結婚式でない場合のreceptionには歓迎する行為なので、歓迎会といった訳も考えられます。

例文

They held a reception for the visiting diplomats.

彼らは訪れる外交官への歓迎会を開いた。

receptionの受信の意味

receptionの受信の意味

ほかにも受け入れること、受け取ることなのでテレビなどの電波の受信状態、何かを受信する能力といった使い方もできます。

この使い方はカタカナではあまり見られません。

例文

This antenna gets poor reception.

このアンテナはひどい受信能力だ。

例文

Something is blocking my reception and I can’t hear the radio.

何かが受信をブロックしてて、ラジオが聞こえない。

receptiveの意味と使い方

receive(レシーブ)からのは派生語で「受け入れようとする、取り入れたいと思う、すぐに理解できる、受け入れ可能な」といった意味です。

acceptable(受け入れることができる、受諾できる、受理できる)と比較すると、同じ意味は作れますが主語になっているものに注意が必要です。

例文

The idea was acceptable to them.

そのアイデアは彼らに受け入れ可能だった。

例文

They were receptive to the idea.

彼らはそのアイデアを取り入れたいと思った。



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

私たちのアプリもよろしくお願いします。

新作アプリをリリースしました!

YouTubeのチャンネルはじめました!

リスニングと英語教材のペラペ

記事カテゴリー

おすすめ記事

  1. 仮予約
  2. Japanese
  3. sit inとsit onの違い、椅子に座るはどちらか?
  4. adjective(形容詞)
  5. cute(キュート)とpretty(プリティ)の違い

最近の記事

  1. ruins(廃虚、遺跡) / ruin(崩壊) の意味と使い方
  2. Mon / Mama / Mother「母親」を表す言葉の違い
  3. slip offとslip onの意味と使い方
  4. reticulated / reticulateの意味と使い方
  5. burn upの意味と使い方
  6. extremist / militant / terroristの意味の違い
  7. extreme(エクストリーム)の意味と使い方
  8. restraint(自制、慎み)とrestrain(拘束する、抑える)の意味と使い方
PAGE TOP