電話や通信に関連する英語表現はけっこうあって、日常会話やビジネスシーンで頻繁に出てきます。
「hotline(ホットライン)」などはその一例で、緊急時の連絡手段として知られています。この記事では「hotline」の詳しい意味と使い方をはじめ「telegraph」やフレーズ「phone it in」「dial it in」など、電話関連の英語表現、熟語の使い方を解説します。
hotlineの意味と使い方
ある特定の目的で誰かに直接連絡をする電話回線のことです。
Police set up a hotline for anyone with information about the murder.
警察はその殺人事件についての情報を持っている人のためのホットラインを設置した。
The city created a hotline that teenagers can call for counseling.
市は10代がカウンセリングのためにかけられるホットラインを設置した。
サッカーで連係プレーの質が高い選手同士の関係のことを「ホットライン」と言うこともありますが、英語圏ではこのような意味では使われないそうです。
しかし、電話関連の単語の中にはスポーツでも登場するものがいくつかあるのでご紹介します。
telegraph
「telegraph」は表情やジェスチャーでこれから何をするかのヒントを与えることです。
The pitcher was telegraphing his curveballs.
そのピッチャーはカーブボールを知らせていた。
The boxer lost because she was telegraphing her punches.
そのボクサーはパンチを勘づかせてしまったので負けた。
phone it in
「phone it in」で、熱心でない態度を見せることです。
The team lost because the star pitcher seemed to be phoning it in.
そのチームは、花形のピッチャーのやる気がなさそうだったので負けた。
On her last day of work, she phoned it in.
彼女は最終勤務日、熱心ではなかった。
dial it in
最後に「dial it in」で、最高の状態でパフォーマンスをしていることです。
The driver really dialed it in to win the race.
そのドライバーはレースに勝つために全力を尽くした。
The band felt they needed to dial it in on their next album.
そのバンドは次のアルバムで全力を尽くすことが必要だと感じた。