revelはお酒などを飲んで「どんちゃん騒ぎをする、バカ騒ぎする、お祭り騒ぎ」といった意味ですが、現代の英語としては少し古臭い言葉になっています。現代では「特定の状況を楽しむ」といった意味で用いられます。
これらバカ騒ぎする人たちはrevelerと呼ばれます。revelにもいえますが「party(パーティー)」と同じような意味になるので、言葉の繰り返しを避ける意味で置き換えとして使われるケースがあります。
名詞はrevelryで「どんちゃん騒ぎ、バカ騒ぎ」となります。使い方を例文にまとめています。
revelの意味と使い方
revelは遊んだり飲んだりして「どんちゃん騒ぎをする、大いに楽しむ、バカ騒ぎをする」などを指しています。この使い方はちょっと古臭い言葉遣いになりつつあります。
発音はレベルがあがるの「level」とも似ているので以下の音声ファイルでご確認ください。
revel【révl】
level【lévl】
He stayed up all night reveling with friends.
彼は一晩中、起きて友達とどんちゃん騒ぎをしていた。
そこからどんちゃん騒ぎではなく、特定の状況を「楽しむ」という意味で使われます。こちらの意味のほうがまだ現代英語です。
She is reveling in her new fame.
彼女は新しい名声を楽しんでいる。
He is the type of person who revels in other people’s misfortunes.
彼は他人の不幸を楽しむようなタイプの人間だ。
revelry(名詞)の意味と使い方
名詞ではそのまま「どんちゃん騒ぎ、ばか騒ぎ」です。
revelry【révəlri】
reveal(明らかにする)の名詞がrevelationで「暴露、発覚」の意味ですが、関係はありません。
There will be much revelry in Shibuya on Halloween.
渋谷はハロウィーンに大騒ぎになるだろう。
以下は実際のニュースからの抜粋です。
In recent years, around 300,000 people have gathered around the Shibuya Scramble intersection for Halloween revelry.
ここ数年、約30万人もの人々がハロウィーンのお祭り騒ぎのために渋谷のスクランブル交差点付近に集まっている。
reveler(ばか騒ぎする人)
revelerで「どんちゃん騒ぎをする人」です。渋谷のハロウィーンや新年のカウントダウンを伝えるニュースで登場しました。
The crowd of revelers were blocking traffic.
どんちゃん騒ぎをする人々が交通をふさいでいた。
Many of the revelers were drunk.
多くのバカ騒ぎをする人が酔っぱらっていた。
これらはそこまで使う言葉ではありません、ニュースなどでは「party」という言葉の繰り返しを避けるためによく用いられます。
revelerは言い換えるとpartygoerになります。以下の例文のように言葉を変えることができます。
The partygoers reveled all night long.
= The revelers partied all night long.
どんちゃん騒ぎをする人が夜通し楽しんでいた。
以下は実際のニュースからです。
Halloween has been increasing in popularity in Japan in recent years, and Tokyo’s Shibuya Station is one place costumed revelers gather.
ここ数年、日本でのハロウィンの人気が高まる中で、東京の渋谷駅はコスチュームを着たお祭り騒ぎをする人の集まる場所だ。