staff(スタッフ・従業員)の使い方と複数形の話

staff

staffは扱いが難しい単語で全体としての「職員、スタッフ、部員、社員」を意味し、普通は「s」をつけない単数形で書かれます。

またイギリスとアメリカで書き方が変わったりする点も少し混乱する要素なので例文を交えながら整理してみました。

音声ファイルは下のほうに置いてありますので発音を調べたい方はどうぞ。

staff(全体)

staffはたいてい働いている従業員のグループ全体を表します。扱いとしては一般的には集合名詞と考えられるのでpeopleやfamilyと同じ扱いです。

Universal Studios Japan has a wonderful staff.
USJには素敵な従業員がいる。

I’m on the staff of Microsoft.
私はマイクロソフトのスタッフだ。

The manager gave his staff a very important memo.
マネージャーは従業員にとても重要なメモを与えた。

We have to hire a new staff for the Tokyo branch.
私たちは東京支社に新しい従業員を雇わなければならない。

三人称単数とするか?

「The staff have」とするか「The staff has」とするかについては、はっきりしません。

staffの扱いはイギリスではhave / are が用いられ、アメリカでは単数と見なしてhas / is が用いられる傾向があります。使う人にもよると思うので、どちらも可能性があります。

staff member

もしスタッフを使い、従業員の人数を意味したい場合などにはmembersを使います。

一人一人の従業員を表すには、staff memberが一般的な表現です。

これもイギリスとアメリカで書き方が少し異なります。

There are 100 staff members at my company.
米:私の会社には100人のスタッフがいる。

There are 100 members of staff at my company.
英:私の会社には100人のスタッフがいる。

I took three staff members on the business trip.
米:私は3人の従業員を出張に連れて行った。

I took three members of staff on the business trip.
英:私は3人の従業員を出張に連れて行った。

staffs(複数形)

絶対に複数形にならないわけではなく、異なる会社の従業員の団体がいる場合にはstaffsとすることがあります。

Staffs from Google, Microsoft, and Facebook attended the conference.
グーグル、マイクロソフト、フェイスブックの従業員が会議に出席していた。

Staff from Google, Microsoft, and Facebook attended the conference.
(*単数で書いても間違いではないのでどちらでもOK)

staff(動詞)

staffは「配置する、配属する、置く、職員として働く」などの意味です。

The hotel is staffed by robots.
そのホテルはロボットが配属されている。

My office is staffed by foreigners.
私のオフィスは外国人が配属されている。

staffとstuffの違い

staff(従業員・職員)と stuff(モノ)は名詞でスペルも似ているため非常に間違いやすい言葉です。

しかし語源を調べるとまったく別の成り立ちなので、たまたま似た言葉になったと考えるほうが妥当です。

発音が微妙に違うので音声ファイルで確認してください。

staff(stǽf)
stuff(stʌ́f)

stuffはカタカナでいう「グッズ」「モノ」に近い意味で使われています。

They have lots of Disney stuff.
彼らはディズニーのグッズ(モノ)をたくさん持っている。

The staff tried to get me to buy their stuff.
そのスタッフは私にモノを買わせようとした。

stuffにも動詞での使い方があり「~に詰め込む、詰める」を意味します。これは言い換えると「full of」に近い使い方になります。

My office is stuffed with foreigners.
私のオフィスは外国人でいっぱいだ。

My office is staffed by foreigners.
私のオフィスは外国人が配属されている。

この2つはネイティブが聴いても迷うときがあるので、後ろのbyやwithなどで判断することが多いようです。

グッズに関しては英語ではmerchandise(マーチャンダイズ)もよくつかわれます。

staffer

stafferはかなりくだけた表現で、アメリカ英語でより使われているようです。

A staffer quit last week.
従業員が先週やめた。

We have to hire three new staffers for the Tokyo branch.
私たちは東京支社に3人の新しい従業員を雇わなければならない。

一般的にはアメリカの政治や政府の従業員に関連して使われます。辞書にはジャーナリストの間でよく使われると記載がありますが、スティーブはあまり聞いたことがないと言っています。

A former Trump staffer leaked information about his Mexico wall.
前のトランプの従業員がメキシコの壁についての情報を漏らした。

A new book from a former JFK staffer gives new information about the president.
前のJFKの従業員の新書は大統領についての新しい情報を与えている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

ピックアップ記事

  1. 2016年、はてブで500を超えた英語学習の記事まとめ
  2. 食べ放題を英語で言うには?(例文付き)
  3. ゆるキャラ、着ぐるみを英語でいうには?
  4. 英語の大文字と小文字の表記ルールと使い分け
  5. カタカナのビジネス用語は英語として本当に使えるのか?

関連記事

  1. headline / headliner

    英単語の意味と使い方

    headline / headlinerの意味と使い方

    headlineはニュースなどの「見出し」の意味でよく使われますが、音…

  2. deal with

    イディオム・熟語・慣用句

    deal with / deal inの意味と使い方

    dealそのものは「売る、取引する」みたいな意味ですが、動詞で使った場…

  3. 決心

    英単語の意味と使い方

    determineとdecideの意味の違い

    ニュースにもよく登場するdetermineは、使われ方や文脈によってい…

  4. 厚化粧

    日本語から英語への翻訳

    「厚化粧」を英語でなんというか?

    2016年の都知事選は、選挙前から小池百合子氏への非難が話題になりまし…

  5. rainとrainyの意味

    英単語の意味と使い方

    「大雨」「にわか雨」など雨が降る英語表現

    英語で雨が降る表現は多くありますが、最もシンプルでわかりやすいのが「r…

  6. クラッシュ

    英単語の意味と使い方

    クラッシュ(crash / clash / crush)の違い

    「crash」と「clash」は混同しやすいですが意味も発音も違います…

おすすめ記事

  1. 眼鏡
  2. 炎上
  3. 影響を与える
  4. hatena
  5. シューズ
  6. ハック
  7. カタカナ都市名
  8. ハンバーグ
  9. 英語の先生
  10. middle finger




こんなアプリつくってます!

最近の記事

  1. protest(プロテスト)の意味と使い方
  2. 事実婚
  3. adversary / opponent / enemy / villainの違い
  4. play intoの意味と使い方
  5. fellowの意味と使い方
  6. 結婚するを英語でいう
  7. headline / headliner
  8. justの意味と使い方
  9. sanitizeの意味
  10. conceiveの意味と使い方




  1. ジャックスパロウ

    スラング

    ジャック・スパロウの口癖「savvy(サヴィ)」の意味
  2. protest(プロテスト)の意味と使い方

    英単語の意味と使い方

    protest(プロテスト)の意味と使い方
  3. AKB48

    日本文化

    AKB48と英語(平田梨奈、後藤楽々、野澤玲奈)
  4. everyday

    英単語の意味と使い方

    「everyday」と「every day」のスペースの違いについて
  5. プリンス

    文化と体験

    天才、プリンス死去のニュース
PAGE TOP