goは単に「行く」の意味以外でも「〜をする」といった使い方がされます。これはgo shoppingなどが有名な表現で、単なる動作よりも活動・アクティビティのニュアンスで用いられます。
またgo + 時間 + 状態で、ある時間を「〇〇の状態」で過ごすという意味になります。これの使い方もあわせて例文を掲載しています。
この使い方はgo withoutで「〜なしで過ごす」といった意味にもなります。
go + 活動(-ing)
活動を示す単語が「-ing」の場合は「go」を使って表すことができます。go shoppingなどが有名な表現です。
We go bowling every week.
私達は毎週ボウリングへ行く。
My wife went shopping yesterday.
私の妻は昨日買い物に行った。
I will go skydiving on my 40th birthday.
私は40歳の誕生日にスカイダイビングをするだろう。
「ボウリングへ行った」と伝える時に、咄嗟に”I went to bowling”と言ってしまうなど、ひっかけ問題でもよく出るパターンです。
単語によっては、シンプルにそのまま動詞にして使うこともできます。
We bowl every week.
My wife shopped yesterday.
I will skydive on my 40th birthday.
意味は同じですが、shopを動詞で使うと「具体的に必要なものがあって買い物に行った」という感じで、go shoppingだと「ショッピングに行って楽しんだ」というようなニュアンスの違いが出ます。
「go」を使う方がアクティビティを楽しんだという意味合いに近くなります。
He drove yesterday.
(運転をしたの意味)
He went driving yesterday.
(ドライブというアクティビティを楽しんだ)
-ingで終わらない場合は「play」
baseball、tennis、swimming、shopping、bowlingなどは”practice”の替わりに”play” か “go”も使えますが、言葉によって違いがあります。
He plays baseball.
彼は野球をする。
I hate playing tennis.
私はテニスが嫌いだ。
I’ve never played hockey.
私はホッケーを1度もしたことがない。
go + 時間 + 状態
この形で「時間」を「〇〇の状態」で過ごすという意味になります。
これは別の形ではgo + 状態 + for 時間でも可能です。
通常、この表現は難しいことや悪い状態に対して用います。一言でいえばcontinueです。
Can he go 12 rounds against the champion?
彼はチャンピオン相手に12ラウンドもつかな?
He can’t go a minute without speaking.
彼は1分もしゃべらずにいられない。
Although it is a rich country, many people still go hungry.
国は豊かではあるけれど、多くの人々はまだ餓えている。
The discrimination inside the company went hidden for years.
社内での差別は何年もの間、隠されていた。
go withoutの使い方
この文章だと「〜なしで」の意味になります。
I can’t go a day without my smartphone.
私はスマホなしでは1日だって過ごせない。
Camels can go days without water.
ラクダは水なしで数日を過ごせる。
以下、形は変わりますが同じ意味です。
I went all day without eating.
I went without eating for a day.
I went without eating all day.
1日何も食べすに過ごした。