flake(フレーク)は名詞ではカタカナでも使われるコーンフレーク、チョコフレークのような小さな薄い破片のようなものを指す言葉です。動詞では「剥がれ落ちる」です。
スラングとしても使われており、名詞では「信用できない人物」を意味します。flake outで約束などを「すっぽかす」のような使い方ができます。
このページでは動詞・名詞でのflakeの使い方を例文にまとめています。
flakeの名詞での意味と使い方
何かの小さな薄いかけらのことで名詞で「薄片、薄いかけら」を意味します。発音は【fléik】なので「フレイク」が近いです。
flake【fléik】
Flakes of the croissant she was eating scattered on the plate.
彼女が食べていたクロワッサンの薄いかけらがお皿に散らばった。
They top the potato chips with flakes of gold.
彼らはポテトチップスを金箔でトッピングする。
湖池屋が2018年12月10日から金箔で華やかな彩りを添えたプレミアムポテトチップス「KOIKEYA PRIDE POTATO 金沢 金箔塩」を発売しています。
牛乳をかけて食べたりパフェなどにも入っていたりする「コーンフレーク」はカタカナでもすっかりお馴染みですが、英語でもそのままcornflakesです。corn(トウモロコシ)を原料とするflakesということです。
19世紀終わり頃にアメリカで開発されました。cereal(シリアル)もカタカナになっていますが、コーンフレークはシリアル食品の1つです。
信用できない人物(スラング)
スラングで「信用できない人物」といった使い方もあります。こちらも名詞です。
The new CEO is a bit of a flake.
新しいCEOはちょっと信用できない人物だ。
That flake promised to help me move, but he never showed up.
頼りにならないあの人が私の引越しを手伝ってくれると約束したけど、彼は決して現れなかった。
はがれ落ちる(動詞)
動詞では「はがれ落ちる」を意味します。過去形・過去分詞ともにflakedです。
The paint on the fence is beginning to flake.
フェンスのペンキがはがれ落ち始めている。
She complained that the mascara she bought kept flaking.
彼女は買ったマスカラがはがれ落ち続けることに不満を言っていた。
flake outの意味
約束していたことをしないこと、約束を破ることを意味します。「すっぽかす」ぐらいの意味です。
ただし単に約束を破る(break a promise)という行為だけでなく、この人物が信用できなかったりあてにならない人物だと強く感じさせる表現です。
She said she would go on a date with me, but she flaked out at the last minute.
彼女は僕とデートしてくれるって言ったんだけど、直前になって約束を破ったんだ。
Sorry I flaked out on your party. I had to go to the hospital.
ごめん、君のパーティーに行く約束を破ってしまった。病院に行かなければならなかったんだ。
flake outは多くの辞書に「突然眠りに落ちる、寝入る」といった意味が掲載されていますが、スティーブはこの使い方は今まで一度も聞いたことがないと話しています。