コークとコーラの違い~炭酸飲料の英語を考える~

coke

炭酸飲料の呼び方は本当にバラバラです。

日常会話レベルでは、炭酸飲料をどのように呼ぶのかは国、あるいは都市、街によって異なるそうで、決まった言い方がないと思ってもいいぐらいでしょう。

代表的なものでは「cola, coke, soda, pop, fizzy, carbonated beverage」などです。

他にもボストンではtonicが使われると辞書に掲載がありますが、おそらくボストンの地域や年代でも変わりそうですね。

例えば「coke / cola」は特定の商品を指しますが、これすらも炭酸飲料全般を指すケースもありえます。

ニュースなどでは読み違えにくいcarbonated drinkやcarbonated beverageが使われる傾向があります。

例えばfizzyはオーストラリア寄りの表現で、カナダ人のスティーブが言うにはカナダのレストランで「fizzy」とかいえば「は?」って顔されるだろうねという話です。

行った国にあわせて表現してください…。

ソフトドリンク/ハードドリンク

英語圏で多少の地域差はあるようですが「soft drink」といえば炭酸飲料を指します。

soft drink = carbonated beverage
(ソフトドリンク=炭酸飲料)

日本のソフトドリンクは一般的には「アルコール以外の飲み物全般」を指しますが、英語圏では100%のジュースやお茶などを含まずに「炭酸飲料」のみを指すことが多いようです。ただし、このあたりも厳密なルールはないので地域差が出ると思います。

「ハードドリンク(hard drink)」は日本では聞きなれないですが一般的には「アルコール飲料」を指しています。文脈によっては「きついお酒」にもなるので状況で判断してみてください。

CokeとColaの違い

素朴な疑問が思い浮かんだので調べてみました。

CokeはCoca Colaの別名、省略形を言いやすい発音にしたものでブランド名、商品名です。

一方でColaは飲み物の味の種類を指す言葉です。

この意味ではペプシ(pepsi)はコーラであるといえますが、コークではありません。

スティーブにも確認してみましたが、人によってはペプシを「コーク」と呼ぶ人がいるけれど、それはおかしいと言っていました。(自分はその言い方はしないとも言っていました)

プレステもWiiもすべて「ファミコン」と呼び、Androidのスマホを「iPhone」と呼ぶようなものです。

ドクターペッパー(Dr. Pepper)

1885年から販売されている歴史ある炭酸飲料でドクターペッパー・スナップル・グループが販売しています。アメリカではメジャーな飲み物で普通にコンビニなどで手に入ります。

ニュースでは、たまたまツイッターをはじめるときに目の前にあったドクターペッパーから「@DietDrPepper」とつけたのですが、最終的にドクターペッパーの会社からアカウントを買いたいとオファーがあった、ということを取り上げています。以下はニュースの見出しです。

Woman trades Twitter handle for 41,000 bottles of water
(女性がツイッターハンドル(アカウント)を41000本の水と交換)

日本でもコカ・コーラがドクターペッパーを販売しており、どこでも手に入るわけではありませんが、外国の食材を多く扱う成城石井のようなスーパーなどで手に入るかもしれません。たまにバーなどでも見かけます。

材料は非公開で謎に包まれており、味は非常に好みがわかれるところです。日本人には薬っぽい味にも感じられるので、好きな人は好きですが、合わない人はまったく合わない味です。

『STEINS;GATE』(シュタインズ・ゲート)や『神様のメモ帳』といったアニメの作中に登場したため、アニメを通して知った人もいるかもしれません。

この女性がなぜ41000本の水と交換したかといえば、日本では大きく報道されていませんが、デトロイトの北西にある中規模の都市フリントは深刻な水道水の鉛汚染の危機にあり、オバマ大統領が非常事態宣言を出すまでにいたっていたからです。

現在、フリント川の水は使用していないようですが、腐敗した水道管を交換する財源もなく、多くの企業から提供されるミネラルウォーターなどでまかなっている状態です。

ドクターペッパーの女性は、個人の金銭的な取引も可能だったにもかかわらず、飲料メーカーなので水を送れるのでは?と思って支援行動に移したそうです。

ジュース(juice)について考察した記事もあるのであわせてご覧ください。

こちらは和製英語としてのジュースの話です。

   


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