bump + out / up / off / into / againstの意味と使い方

bump + out / up / off / into / againstの意味と使い方
 

公開日: 最終更新日:2022.03.3

bump(バンプ)は大きくわけると動詞と名詞での使い方が見られます。動詞ではボンっとぶつかるイメージの言葉で、upやoutと組み合わさってイメージが広がっています。

名詞では「ぶつかること」のほかに「こぶ」「隆起」といった盛り上がったものを意味します。

カタカナで「バンプ」といえばロックバンドのBUMP OF CHICKENが真っ先に思い浮かぶ人も多いかもしれませんが、この意味についてもネイティブスピーカーに意見を聞いてみました。

bump (into / against / on)の意味と使い方

bump (into / against / on)の意味と使い方

何かにボンっとぶつかることですが、そこまで強い当たり方ではありません。軽くあたることを意味します。活用は過去形・過去分詞ともにそのまま「bumped」です。

何かにぶつかる場合には「bump on」「bump into」や「bump against」のような形になることが多いです。

例文

The car bumped into a tree.

車が木にぶつかった。

例文

I accidentally bumped into a woman on the street.

私はうっかり道で女性にぶつかった。

例文

My knee bumped against the table.

膝をテーブルにぶつけた。

例文

Sorry, I didn’t mean to bump into your car.

ごめん、君の車にぶつかるつもりはなかったんだ。

少しニュアンスに違いがあるならば「bump on」は身体の一部がぶつかったように感じます。

例文

I fell out of the chair and bumped my head on the ground.

椅子から落ちて、頭を地面にぶつけた。

例文

She bumped her hand on the table.

彼女は手をテーブルにぶつけた。

bump againstは身体の一部または全体どちらにも使えます。

例文

I fell out of the chair and bumped my head against the ground.

椅子から落ちて、頭を地面にぶつけた。

例文

Many people bumped against me on the crowded station platform.

多くの人が込み合った駅のプラットフォームで私に身体をぶつけた。

もし自動車がぶつかって大破するようなダメージが明確なものにはcrashが使われます。

bump intoとbump againstの違い

ニュアンスの差といった程度なのであまり深く気にする必要はありませんが「bump into」と「bump against」は何かにぶつかるという意味では同じです。しかし、bump intoのほうがやや予期していなかった、予測していなかったといったニュアンスで伝わります。

例文

I felt dizzy and bumped against the wall.

眩暈がして、壁にぶつかった。

上の場合は眩暈がして倒れそうになったけれど、壁にぶつかって支えるように身体をあてた、みたいな感じになります。

例文

I felt dizzy and bumped into the wall.

眩暈がして、壁にぶつかった。

上の場合は眩暈がして、予期せず壁にぶつかってしまったといった感じになります。この予期しなかった感じ、ぶつかると思っていなかった感じは次の「人に偶然出くわす」にもつながっています。

bump into(人に偶然出くわす)

bump intoは偶然に誰かと出会うことを意味します。この場合は身体が接触する「ぶつかる」の意味はありません。たまたま見かけるといった感じです。

例文

I bumped into your sister the other day.

先日、私はあなたの妹にばったり会った。

例文

You’ll never guess who I bumped into at the supermarket.

私がスーパーでばったり出会った人が誰かは絶対に想像できないと思う。

同じ形なので先に紹介した「あなたの妹とぶつかった」とも読めますが、何を意味しているかは文脈で判断するしかないそうです。

ほかにも「偶然に」「たまたま~する」の意味を表現できる言葉は多いので以下の記事にまとめています。

増加させる、あげる

bumpは動詞で「増加させる、あげる」として使うことができます。

例文

The news bumped stock prices.

そのニュースは株価をあげた。

例文

The price was bumped to $45.75.

価格は45.75ドルまであがった。

bumpはほかにもいろんな意味があるので、増加させるの意味ではbump upのほうが誤解が少ないです。

例文

The news bumped up stock prices.

The prices was bumped up to $45.75.

辞書によるとこの動詞のbumpは主にアメリカ英語であり、自動詞では使えないので「○○をあげる、○○を増加させる」の形にする必要があります。

例文

Crime is increasing in the city.

街での犯罪が増えている。

例文

Crime is bumping in the city.

(間違い)

また名詞でも「増加」として使うこともできます。

例文

There was a bump in sales over the summer.

夏に売り上げの増加があった。

スレッドをあげる

あまり使わなくなりましたがインターネットの掲示板で「スレッドをあげる」といった意味もあります。

1990年代~2000年代の掲示板・BBSと呼ばれたサイト(2chがわかりやすいです)では、最新の書き込みをしたスレッドがわかりやすいように上に表示されます。

この行為を「bump」と呼びますが、最近はあまり見かけなくなりました。

例文

He was banned by the mods for bumping an old thread.

彼は古いスレッドをあげたことで、モデレーター・管理者から禁止をくらった。

意図的に古いスレッドをあげて荒らすような行為もかつてはありました。

bump outの意味と使い方

「(ぶつけて)~を動かす、どかす」の意味があるので、ランキングなどで押しのけて順位が入れ替わること、とってかわることを意味します。

例文

Hideki Matsuyama bumped out Henrik Stenson.

松山英樹はヘンリク・ステンソンをランキングで上回った。

例文

The Cubs bumped the Pirates out of the playoffs.

カブスはプレーオフ進出の順位でパイレーツを上回った。

これはbeat outなどにも似たようなニュアンスがあります。

bump upの意味と使い方

improveのような意味で何かが良い方向に改善されること、変更されることを意味します。

例文

I got bumped up to first class on my flight.

飛行機の座席がファーストクラスになった。

例文

YouTuber Casey Neistat was bumped up to first class on a 14-hour Emirates flight from Dubai to New York.

ユーチューバーのケイシー・ネイスタットがドバイからニューヨークへの14時間のエミレーツ航空のフライトでファーストクラスに格上げされた。

例文

This win bumps the Tigers up to first place.

この勝利がタイガースを1位にする。

bump offの意味と使い方

スラングですが「殺す、殺害する」の意味があります。

例文

The mafia bumped off a politician.

マフィアが政治家を殺害した。

例文

Don’t get that guy angry, or you might get bumped off.

あいつを怒らせるな。さもないと殺されるぞ。

bump(名詞)ぶつかること・こぶ・隆起・増加

名詞ではそのまま「ボンとぶつかること」の意味があります。

例文

The bump caused him to drop his smartphone.

ぶつかったことで、彼はスマホを落とした。

例文

In America shaking hands is a traditional greeting, but fist-bumping is becoming a popular custom.

アメリカでは握手をすることは伝統的な挨拶だ。しかし、拳をぶつけあう「フィストバンプ」がよく知られる習慣になっていっている。

映画やスポーツ、日常などさまざまなシーンで拳をぶつけ合う挨拶もよく見られます。スマホ初期にスマホ同士をぶつけ合うことでアドレスなどが交換できる「bump」ってアプリがあったなと思い出しました。

すでにご紹介したように名詞で「増加」の意味もあります。

例文

The number of customers experienced a bump last week.

先週、客数の増加があった。

こぶ、たんこぶ、隆起、妊娠

ほかに、病気としてのこぶ、たんこぶや隆起したものを指して使います。

例文

He has a big bump on his head after falling down.

彼はこけて、頭に大きなたんこぶができている。

例文

Be careful there’s a lot of bumps on this road.

気を付けて、この道路にはいっぱい凸凹がある。

これが最近の雑誌の見出しなどにみられる流行り言葉で「baby bump」などで「妊娠」していることを表すようになっています。

おそらくお腹がぷくっと膨れているの意味での「隆起・こぶ」だと思いますが、お腹のあかちゃんがドンっとぶつかることに由来する可能性もあります。

ここ数年で流行りになった表現でゴシップ雑誌などでもよく見られますが「正しい使い方」みたいなものがあるのかは不明です。

BUMP OF CHICKEN(バンプオブチキン)の意味は?

結論からいえば、このBUMP OF CHICKENという英語だけでは意味がわかりません。このような英語の表現がないためです。

しかし、ネイティブスピーカーが読むと「goose bump(鳥肌)」と言いたかったのではないかと想像する人が多いだろうという意見です。

goose(グース)とは「ガン、ガチョウ」を意味します。確かにCHICKENの一種だともいえるので、この連想です。

例文

He was so scared he had goosebumps.

彼はとても怖かったので、鳥肌が立った。

辞書は「寒さ・恐怖による鳥肌」と書いていますが、興奮したことにも使えるそうです。高田延彦がよくPRIDEで名試合を見ると「鳥肌たった!鳥肌たった!」と言っていましたが、この使い方もOKです。

例文

He was so excited he had goosebumps.

彼はとても興奮して、鳥肌が立った。

Wikipediaによると弱者の反撃の意味でつけられたと書いていますが、この意味にはならない和製英語ぎみの使い方です。

弱者の反撃そのものは直訳すると「counterattack from the weak man」みたいな感じですが「窮鼠猫を嚙む(きゅうそねこをかむ)」に類することわざ、表現は世界中に多いです。

英語では「角に追い詰められた動物が最も危険」みたいな表現があります。

例文

An animal is most dangerous when it’s backed into a corner.

(追い詰められた動物が最も危険だ)

またCHICKENには「ビビり、臆病」の意味はあるけど、腕っぷしや喧嘩の弱い「弱者」の意味がないので、このあたりも気になるところです。英語のchickenの使い方については以下の記事をご覧ください。

bumper(バンパー)

衝撃を吸収するバーやクッションのことで「バンパー」を意味します。車体の前後についているバンパーの意味で使われることが多いです。

例文

It hit a tree and dented my bumper.

木にぶつかって、バンパーがへっこんだ。

例文

Traffic was bumper to bumper.

交通は渋滞していた。

前の車のバンパーと後ろの車のバンパーの間にスペースがないといった状況で、とても混み合っているという意味です。

遊園地にある車の乗り物はバンパーカーと呼ばれています。

とても大きい、巨大な

あまり一般的な使い方ではありませんが、形容詞で「とても大きい、巨大な」の意味もあります。

例文

There was a bumper crop of rice this year.

今年の米は豊作だった。

例文

The company reported bumper sales.

その会社は巨額の売り上げを報告した。



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