behavior / behaveの意味と使い方、action / actとの違い

behave / act

actionとbehaviorはどちらも「行動・振る舞い」などを意味する名詞で、文脈によっては相互に置き換え可能なケースも多いです。

またactとbehaveが「行動する、振る舞う」という動きを表す動詞になります。

日本語にしてもそれぞれ似た意味ですが、明らかに置き換えができないケースも存在しています。例文を多く用意しているので使い方の参考にしてください。

動詞(behave / act)と名詞(behavior / action)

まず品詞を混同しやすいので、動詞、名詞をはっきりさせておきます。辞書ベースで日本語にしてしまうと、どれも似たような意味になってしまい違いがよくわかりません。

アクション(action)が名詞で、actが行動するという動詞です。

act(動詞)行動する、振る舞う、演じる

action(名詞)行動、行為、振る舞い、動作

動詞のbehaveの発音は【bihéiv】なのでビハブではなく「ビヘイブ」です。

同様に名詞のbehaviorは【bihéivjər】なので「ビヘイバー、ビヘイビァ」です。

音声ファイルを置いておくので実際に聴いて確認してください。

behave(動詞)振る舞う、行動をする、行儀よくする

behavior(名詞)態度、挙動、振る舞い

actとbehaveの違い

多くの場合、この2つの単語はほぼ同じ意味になります。したがって以下の文章は置き換え可能です。

例文

I acted foolishly last night.

I behaved foolishly last night.

昨夜、馬鹿なふるまいをした。

例文

You must act like a gentleman when you meet the Queen.

You must behave like a gentleman when you meet the Queen.

女王に会う時は、紳士のようにふるまわないといけない。

これらは相互に置き換えても意味はかわりません。

置き換えできないケース

日本語で考えると「振る舞う(behave)」と「行動する(act)」の差に近く、特定の状況では置き換えができません。

例文

If I had acted sooner, I could have avoided the accident.

もしもっと早く行動していたら、事故を避けられたかもしれない。

例文

If I had behaved sooner, I could have avoided the accident.

(この表現をする人はあまりいません)

例文

When there is a fire in your house you must act.

家が火事の時は、あなたは行動しなければならない。

例文

When there is a fire in your house you must behave.

(この表現をする人はあまりいません)

「behave」には文脈によっては「礼儀正しく」の意味が含まれてくるので、状況によっては合いません。

以下は文章としては両方とも成立しますが意味が異なってしまいます。

例文

When the teacher enters the class you must behave.

先生が教室に入ってくるときには、ちゃんとしないといけない。

例文

When the teacher enters the room you must act.

先生が教室に入ってくるときには、行動を起こさないといけない。

また子供に怒るとき、行儀よくふるまいなさいといった意味で「Behave!」と叱ったりしますが、これも「act!」とはいいません。

actionとbehaviorの違い

名詞になった場合でも、動詞と同じく相互に置き換え可能なケースも多いです。

基本的にはactionは特定の動作なので「行動」を指しているのに対して、behaviorは全体としての行動、actionのまとまりみたいな意味になるので視点が少し広いです。

例文

His actions last night were unacceptable.

His behavior last night was unacceptable.

昨夜の彼の行動・振る舞いは受け入れがたいものだった。

例文

Stealing is an inexcusable action.

Stealing is inexcusable behavior.

盗みは許せない振る舞い・行動だ。

注意点としてはbehaviorは通常は不可算名詞で用いられるため「s」がつきません。一方で可算名詞のためactionsとなる違いがあります。

例文

Stealing and fighting are inexcusable actions.

Stealing and fighting are inexcusable behavior.

盗みと喧嘩は許せない行動・振る舞いだ

このようなケースでは複数形の使い方に注意が必要です。

misbehave / act upの意味

behaveの反対はmisbehaveで「不作法に振る舞う、不品行をする」です。

例文

I sent your child home from school because he was misbehaving.

私はあなたの子供を学校から家に送りました。なぜなら彼は不作法に振る舞ったからです。

例文

Don’t misbehave while you are at your grandparents!

祖父母の前にいる間は、無礼なことはするなよ。

misbehaveはact upでも同じ意味になります。

mind your Ps and Qs(行儀よくする)

ちゃんとする、行儀よくするの意味で、普通は子供に対して用いられる言葉ですが、皮肉や侮辱を込めて大人にも使われることもあります。

類似の表現としては「be on best behavior 」「be good 」などがあります。

例文

Mind your Ps and Qs with your principal.

校長といるときはちゃんとしなささい。

例文

Be good at school, children.

子どもたち、学校ではちゃんとしないさい。

例文

Luckily, his kids were on their best behavior when his boss visited.

彼の上司が訪問したとき、幸いなことに彼の子供たちは行儀よくしていた。

Ps and Qsの意味ははっきりせずいろんな説があります。

「p」と「q」の小文字が似ているため間違わないように注意深くしなさいといった意味に由来する説や、pleaseのPとthank you(than-Q)に由来する説があります。

conductにも同じ意味があるのであわせてご覧ください。

   


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