swallowは動詞で「飲み込む」の意味ですが、日本語で「飲み込む」がいろんな意味で使えるように、英語でも比喩としてや、「信じる、耐える」といった意味でも使うことができる単語です。それぞれの意味での基本的な使い方を例文にまとめています。
また名詞で「燕（つばめ）」の意味もありますが、飲み込むとは別の語源なので異なる単語だと考えたほうがよさそうです。
swallowの意味と使い方
口や喉の筋肉を使って食べ物や飲み物などを体のなかへと送ることで、動詞で「飲み込む、飲む」を表します。
drinkとの違いでいえば、drinkは液体のみに使われ、swallowは液体と固体の両方に使われます。
またswallowはゴクっと喉を物体が通り抜ける1回の動作をフォーカスしていますが、drinkはもう少し継続した「飲む」という全体の行為に焦点があたっています。
He has trouble swallowing pills.
彼は薬を飲み込むのが苦手だ。
A snake swallowed my keys!
蛇が私の鍵を飲み込んじゃった！
比喩としての飲み込む
動詞で、取り込んで消してしまうという意味での「飲み込む」としても使えます。swallow upでも同じです。
The business venture swallowed his entire fortune.
そのベンチャービジネスが彼のすべての財産を飲み込んだ。
Fancy restaurants and boutiques began to swallow up the old neighborhood.
おしゃれなレストランやブティックが昔ながらの地域を飲み込み始めた。
鵜呑みにする、信じる
accept（受け入れる）やbelieve（信じる）と同じような意味もあります。動詞です。
He swallowed the salesperson’s lies.
彼はセールスマンの嘘を信じた。
His excuse was hard to swallow.
彼の言い訳は受け入れがたかった。
飲み込む、耐える
感情を表現しないことで、動詞で「飲み込む、耐える」といった意味でも使えます。
He had to swallow his pride and take the cleaning job.
彼はプライドを抑え込んで、清掃の仕事に就かなければならなかった。
She swallowed her anger and said she forgave him.
彼女は怒りを飲み込み、彼を許すと言った。
ツバメ
名詞では小さな鳥の「燕（ツバメ）」の意味もあります。ヤクルト・スワローズのswallowです。混同しやすいですが「雀（スズメ）」はsparrowです。
語源としては最初の「飲み込む、飲む」とは異なる単語の系統になっています。
I saw a swallow in my backyard.
私は裏庭でツバメを見た。
Swallows can fly really fast.
ツバメは本当に速く飛べる。
