stalk(付きまとう)とstalker(ストーカー)の意味と使い方

stalk(付きまとう)とstalker(ストーカー)の意味と使い方
 

公開日: 最終更新日:2020.10.26

stalker(ストーカー、付きまとう人)はカタカナでも広く使われるようになった言葉で、英語でもそのまま付きまとうような犯罪者を指して使うことができます。動詞がstalkで「付きまとう」のほかにも「忍び寄る」や「ドカドカと歩く」といった使い方もあります。

まったく異なる語源と意味で植物の「茎」の意味があり『Jack and the Beanstalk(ジャックと豆の木 / 豆の茎)』のような言葉に見られます。stemとの違いも含めて整理してみました。

stalkの動詞での使い方

stalkの動詞での使い方

いわゆる「ストーカー」のstalkであり、しつこく付きまとうといった意味です。【stɔk】または【stɔːk】なので「ストク / ストーク」が読み方としては近いです。過去形・過去分詞はそのままstalkedです。

例文

He was arrested for stalking the actress.

彼は女優のストーキングで逮捕された。

例文

The salesperson stalked me around the store for 20 minutes.

そのセールスマンはお店のまわりで20分もつきまとってきた。

followと似ていますが相手が望んでいないことや、犯罪的な行為を示唆している点で少し違います。

例文

The kids followed me through the park.

公園で子供たちが後をついてきた。

例文

The kids stalked me through the park.

公園で子供たちが後をつけてきた。

上の例文だと普通はfollowを使いますが、stalkを使うと子供たちが悪いことをしている、犯罪的な意味合いで自分が望んでいない感じが強く出ています。

獲物を追い詰める

また「こっそり忍び寄る、追跡する」「獲物を追い詰める」といった意味もあります。この意味はよく狩猟で使われます。

明確に犯罪や嫌がらせの意味での付きまといを意味するstalkは最近になって使われだした使い方であり、もともとのこの使い方のほうが古いです。

例文

The tiger stalked its prey.

虎は餌食に忍び寄った。

例文

The killer stalked his victims late at night.

殺人者は深夜に被害者に忍び寄った。

いばって歩く、ドカドカ歩く

いばって歩く、ドカドカ歩く

辞書には「威張って歩く、闊歩する、大またで歩く」や「気取って偉そうに大またに歩くこと」の意味があります。

スティーブに確認してみると、この意味はあまり一般的ではないそうですが、確かに数回聞いたことがある使い方だそうです。

大股でドンドンと少し音をたてて歩くことで「ドカドカと歩く」が近い感じです。

例文

He stalked out of the room when he heard the news.

彼はニュースを聞いたときに、怒ってドカドカと部屋から出て行った。

「忍び寄る」とまったく逆の意味になってしまっていますが、最後に紹介する茎(くき)の意味が影響しているのではないかといった説もあります。

stalker(ストーカー)

stalker(ストーカー)

stalker(ストーカー)はカタカナだとここ20年ぐらいで急に知られるようになった言葉のイメージがありますが、英語では昔から存在しています。

しかし英語でもstalkerという言葉の使用頻度は1990年から急激に伸びており、ネットの登場によってストーカー側は犯罪を行いやすくなった側面も影響していると思います。

例文

The stalker was arrested in front of her apartment building.

そのストーカーは彼女のアパートの建物の前で逮捕された。

例文

The software helps to avoid online stalkers.

そのソフトはオンラインストーカーを避けるのを手助けする。

検索でみんな「Best Stalk」といった用語を調べていたので何のことか気になって検索してみると、最近はSNSで相手をフォローせずに監視するサービスや、逆に誰に見られているかを発見するサービスが登場しています。「Best Stalk」は潜在的なストーカーや、実は頻繁にプロフィールを見られている相手を探すようなサービスでした。

茎(くき)

植物の「茎(くき)」の意味もありますが、これは語源が違っているので別単語だと考えていいと思います。

例文

The samurai had a stalk of grass in his mouth.

その侍は、草の茎を口にくわえていた。

木枯し紋次郎とか、ドカベンの岩鬼とかのイメージです。

例文

Jack and the Beanstalk is a popular fairy tale.

「ジャックと豆の木」は人気のおとぎ話だ。

Beanstalkが「豆の木」にあたる部分で、正確には「豆の茎」を意味します。

木に対しては幹(みき)にあたるtrunkを使います。

例文

He climbed up the trunk of the tree.

彼は木の幹をのぼった。

stalkとstemの違い

どちらも「茎」と訳されますが海外サイトを調べてみると、stalkは太くてごついメインになっている茎です。例えばブロッコリーの太い茎などイメージが近いです。

stemはより細い茎のことで、たんぽぽなどイメージするとわかりやすいですが、お花までつながっている部分を指します。

ただし、この差をあまり気にしている人が少ないのでどっちでもいいという意見でした。

またstalk(主)から分岐してstem(従)のようなお花の構造は可能ですが、逆のstemからstalkがつながることはありません。

英語で「dandelion diagram(たんぽぽ 図解)」や「tulip diagram(チューリップ 図表)」のように検索すると、英語で名称を説明してくれる図がいっぱい出てくるので参考にしてみてください。



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