speak + to / with / up / out / oneselfの意味と使い方

speak + to / with / up / out / oneselfの意味と使い方

speakそのものは単純に「話す」と考えても問題ないと思いますが、speak upやspeak outのように前置詞が組み合わさることで細かなニュアンスを表現できます。

またイディオム、熟語、決まり文句になっている「speak for yourself」などの表現も多いので、可能な限りまとめてみました。

それぞれの使い方は例文にまとめているので参考にしてください。

speak withとspeak toの違い

speak withとspeak toの違い

speakだけならばシンプルに何かを言うことで「話す」と考えてもいいと思います。活用は中学校で習ったように「speak-spoke-spoken」です。

例文

She spoke about the situation in the Middle East.

彼女は中東の事情について話した。

例文

He often speaks about politics.

彼はしばしば政治について話す。

誰かと話をする場合でも基本的にはwithでもtoでも同じで置き換えても問題ないケースもあります。

例文

I spoke with his teacher about the last test.

= I spoke to his teacher about the last test.

私は彼の先生と前回のテストについて話した。

例文

Can I speak with a salesperson?

= Can I speak to a salesperson?

セールス担当と話せますか?

ただし前置詞の持つ感覚としては、withは相互に声を出しての話し合い、toは一方通行の話をイメージさせます。しかし、それでも両方使われています。

例文

The President spoke to the nation on TV.

The President spoke with the nation on TV.

大統領は国民にテレビ上で話した。

上の例文でTVで一方的に話しかけているのに「with」は変だという人がいるのは確かに事実ですが、それでもネイティブスピーカーは両方使っています。

基本的にはどっちでも問題ないとは思いますが、こだわりたい方は言葉を場面によって選んでもいいんじゃないでしょうか。speak withはよりアメリカ英語で広く使われています。

speak outの意味と使い方

speak outの意味

この「speak out」の形では「意見を言う」といった感じで主張が入ってきます。

例文

She spoke out about the situation in the Middle East.

彼女は中東の情勢について意見をいった。

例文

He often speaks out about politics.

彼はしばしば政治について意見を言う。

speak upの意味と使い方

speak upについては2種類の意味があるので項目をわけてみます。日本語の「声をあげる」に近いイメージの言葉です。

1つは単純に「声のボリュームをあげる、声の音量をあげる、声を大きくする」といった意味になります。

例文

Can you speak up? My ears are bad.

もっと声を大きくしてくれますか? 耳が悪いので。

例文

You’ll have to speak up, because my phone signal is weak.

私の電波が弱いので、あなたは声をあげないといけないだろう。

もう1つが「意見をいう、率直に主張する、はっきり言う」ことで、言うのが難しい状況などに使われます。

例文

He finds it hard to speak up when his father is ranting about politics.

彼の父親が政治についてどなっているとき、彼は意見を言うのが難しいとわかっている。

例文

If you don’t like what the government is doing you should speak up.

政府のやることが気に入らないならば、あなたは声をあげるべきだ。

これも考え方として音をあげることは、相手により伝えていく感じと同じイメージです。

音をあげるのか、心の中にある意見のようなものを強く主張する(あげる)かの違いと考えれば、イメージとして近いです。

to speak ofの意味

これだけだと「~について語る」ですが、通常はその前にNOなどを伴って「語るに足りる◯◯がない」「語るには十分ではない」といった否定の意味を構成するのが一般的です。

例文

I have no experience playing baseball to speak of.

私は野球を語るに足りるぐらいのプレー経験がない。

上の例文の場合「野球のプレー経験がない」とはいっていません。おそらく数回はプレーしたことがあるけど、野球について語るには足りていないよ、といった意味になります。

例文

Until now, the app has had no updates to speak of.

今までに、そのアプリは語るに十分なアップデートをしていない。

バグの修正など細かなアップデートはしているけれど、全体を論じるほど大掛かりなアップデートはまだやっていないことを指しています。

speak of

speak of(~を口にする、~のことを話す)としても普通に使われます。ほかにsay ofなどの形も見られます。

例文

People often speak of political scandals.

人々はよく政治スキャンダルのことを話す。

speak for oneself

「説明する必要もない、明らかなことだ」という意味で使われます。説明するほどでもない明らかなことではありますが、良い意味と悪い意味で使えるので、文脈で判断するしかありません。

例文

The President’s record speaks for itself.

大統領の記録を見れば明らかだ。

例文

Apple’s fourth quarter results speak for themselves.

アップルの第4四半期の結果は明らかだ。

speak for yourself

直訳すると意味は「あなた自身に言え」ですが、意味としては相手のいったことに同意しない場合に使われます。

「あなたはそう言うんでしょうけど(私はそう思わない)」「一緒にしないでくれる」「私は違う」「お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな」といった意訳になります。

例文

A:The new Star Wars movie is really great.

A:新しいスター・ウォーズの映画は本当に面白いよ。

B:Speak for yourself. I hated it.

一緒にしないで。私は嫌いだし。

speak up for oneself

speak up for oneself になると「はっきりと言う、はっきり意見を述べる」などの意味になります。これはニュアンスとしてdefiantly(挑戦的に、反抗的に)といった感覚に近いものです。

例文

Don’t let your coworkers bully you. Speak up for yourself!

同僚にいじめられっぱなしじゃだめ。はっきりいいなさいよ!

例文

The President’s conference gave many environmentalists a chance to speak up for themselves.

大統領の協議会では多くの環境保護主義者に自分の意見をはっきりと言う機会が与えられた。

   


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