shout / scream / yell / holler / cryの違い

叫ぶ

どれも叫んだり怒鳴ったりなど大きな声を出す表現にあたります。それぞれ使い方が少し異なるので基本的な言葉の違いをご紹介します。

同じ大きな声を出すのでも、怒っているからなのか怖いからなのかで意味が異なってきます。

それぞれに名詞と動詞での使い方があったり、コアの意味は似ていてもスラング的な使われ方があったりするので例文にまとめてみました。

shout

shout

怒っているときや注意を引きたいときに出す大きな強い声のことで「叫ぶ、怒鳴る」を意味します。

He shouted for them to get out of the way.
彼は道をあけるようにと彼らに怒鳴った。

My sister was on the other side of the park so I had to shout to get her attention.
妹は公園の向こう側にいたので、私は彼女の注意を引くために叫ばなければならなかった。

shout out

こちらはスラングで「感謝の表明、賛辞」を意味し、名詞で使われます。

Eminem gave shout outs to many rappers on his albums.
エミネムは彼のアルバムで多くのラッパーに感謝を述べた。

The clown in the background of this painting is a shout out to Stephen King’s It.
この絵の背景にいるピエロはスティーヴン・キングの『It』への賛辞だ。

テキサス・レンジャーズ時代のダルビッシュがインタビューでチームやファンへの「shout out」を求められた時に「shut up(黙れ、静かにしろ)」と聞き違えて笑いを誘う映像があります。

scream

scream

大きくて甲高い声で「叫ぶ、悲鳴をあげる」を意味します。有名な絵画のムンクの『叫び』は英語では「The Scream」です。

She screamed when she saw the ghost.
彼女は幽霊を見たとき悲鳴をあげた。

My kids were screaming at each other so I put them in separate rooms to cool down.
子どもたちはお互いに叫びあっていたので、頭を冷やさせるために別々の部屋に入れた。

The knife hit his foot and he screamed in pain.
ナイフが足にぶつかって痛みで叫んだ。

scream(名詞)

名詞ではそのまま「叫び声、悲鳴」になりますが、「とても愉快な人、面白い人」あるいは「とても愉快なもの、面白いもの」も意味します。

That movie was a scream!
あの映画は面白かった!

I love your cousin. She’s a scream to hang out with.
君の従姉妹に惚れ込んでるよ。彼女は一緒にウロウロするのにとても愉快な人なんだ。

yell

yell

大きく鋭い声での「叫ぶ、怒鳴る」を意味します。必ずしも怒っているわけでもありません。発音は【jél】です。

She yelled at him to leave.
彼女は彼に出て行くようにと怒鳴った。

The team yelled “let’s go” and ran onto the field.
チームは「レッツゴー」と叫び、フィールドに飛び出した。

yell at

yell atになると「叱る」になります。

My mom yelled at me because I came home late.
ママは私が遅く帰ってきたから叱った。

His boss always yells at him for dressing poorly.
彼の上司は彼がみすぼらしい服装をしていることでいつも叱っている。

holler

holler

hollerはshoutと同じ意味で、「叫ぶ、怒鳴る」です。発音は【hɑ́lər】です。

There must be an election because politicians are on the street hollering at everyone again.
政治家たちがまた道路でみんなに叫んでいるから選挙があるに違いない。

She hollered at him to come over.
彼女は彼にこっちにくるようにと叫んだ。

holler(名詞)

名詞では「叫び、大声」です。

I heard a holler come from the other room.
私は他の部屋からの叫び声を聞いた。

She gave a holler so he could notice her.
彼女は大声をあげたので、彼は彼女に気づいた。

連絡する(アメリカ英語)

アメリカ英語では「連絡をとる、連絡する、連絡」の意味にもなります。動詞でも名詞でも使えます。

Just holler whenever you need someone to fix your car.
誰かに車を修理してもらいたいときはいつでも連絡して。

Holler over to my company when you want to do business.
商売したいときは私の会社に連絡してね。

Just give me a holler whenever you need someone to paint your house.
誰かに家にペンキを塗ってもらいたいときはいつでも連絡してね。

cry

cry

cryも「叫ぶ」を意味し、shout, yell, screamなどのあらゆる意味で万能に使えますが、少し古臭い感じの表現です。

またcryには「泣く、涙を流す」という意味もあるため、どちらの意味か混乱することもあります。

万能に使える分だけベストな表現にならず、他により良い表現があるケースが多いです。

△ He cried for them to get out of the way.
彼は道をあけるようにと彼らに叫んだ。

この意味でcryを使うことは一般的ではありません。

△ The team cried “let’s go” and went onto the field.
チームは「レッツゴー」と叫び、フィールドに飛び出した。

可能な表現ですがおそらくベストな表現ではありません。

She cried when she saw the ghost.
彼女はゴーストを見たとき叫んだ/泣いた。

「叫んでいる」のか「泣いている」のかの判断に迷うのであまり良い表現とは言えません。

   


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. desert(デザート)の動詞・名詞での意味と使い方

    英単語の意味と使い方

    desert(動詞:見捨てる)とdesertedの意味と使い方

    desertは名詞で使うと水のない「砂漠」ですが、動詞では「見捨てる、…

  2. shit

    スラング

    shitの意味と使い方

    shitはいわゆる「クソ、うんこ」を意味する有名な言葉です。カジュアル…

  3. provoke

    英単語の意味と使い方

    provokeの意味と使い方

    動詞のprovokeは辞書には「~を引き起こす、招く、誘発する、~を怒…

  4. wave(波・手を振る)の意味と使い方

    英単語の意味と使い方

    wave(波・手を振る)の意味と使い方

    wave(ウェイブ)はもちろん海に発生する自然現象としての「波」の意味…

  5. street

    イディオム・熟語・慣用句

    down the streetとup the streetの違い

    英語ではwalk up the streetやwalk down th…

  6. through

    英単語の意味と使い方

    through(スルー)の使い方、throughoutとの違い

    カタカナでもなじみのある「through(スルー)」は品詞としては動詞…

おすすめ記事

  1. middle finger
  2. lay-lie
  3. 炎上
  4. 日本人と無神論
  5. adjective(形容詞)




こんなアプリつくってます!

スペシャルカテゴリー







最近の記事

  1. bandwagon(バンドワゴン)の意味と使い方
  2. spontaneous / spontaneouslyの意味と使い方
  3. 放出する・排出するの「emit」「give off」「radiate」の使い方の違い
  4. rage(レイジ・激怒・怒り)の意味と使い方
  5. pure / purify / purityの意味と使い方
  6. equip(装備させる)とequipped withの意味と使い方
  7. scene(シーン・場面・光景)の意味と使い方
  8. come with / come complete withの意味と使い方の違い




PAGE TOP