novelは「新しい種類の、新型の」といった意味でよく新しく面白いようなものを指して使われる言葉です。newとも似ていますが、違いもあるので例文で解説しています。
この形容詞のnovelの名詞がカタカナでもよく聞くnovelty(ノベルティ)になります。noveltyについては『novelty(ノベルティ)の意味と使い方』の記事をご覧ください。
また名詞でnovelといえば小説・ノベルを指すことになりますが、語源が異なるものだと分類されているので、関係ないものだと思ったほうが混乱しなくて済むと思います。
この記事の目次!
novelの意味と使い方
novelは形容詞で「新しい種類の、新手の、奇抜な」といった意味になります。これは後で紹介している「小説」の意味の名詞「novel(ノベル)」とまったく同じです。
新しくて面白いようなものを指して使われますが、新型コロナウイルス(Novel Coronavirus)のように病名にも見られます。
ノーベル賞は「Nobel Prize」なので字が違い、また人名のノーベル、Nobelはアクセントが後ろです。以下の音声ファイルで聞き比べてください。
novel【nɑ́vl】
Nobel【noubél】
I have a novel idea. Let’s rent a canoe!
私は新しいアイデアがある。カヌーを借りてみよう!
He came up with a novel solution to an old problem.
彼は古い問題に対して、奇抜な解決法を思いついた。
名詞はnovelty(ノベルティ)になるので以下の記事をご覧ください。
novelとnewの違い
newは単純に「新しい」の意味ですが、novelは「新しい種類の、新手の、新型の」といった意味だと考えることができます。
I bought a new car.
私は新車を買った。
I bought a novel car.
私は新型車を買った。
new carは誰も使っていない車なので新車です。novel carは新型車なので、それが中古車の可能性はあります。
小説のノベル
「新型の」と「小説」のnovelは語源を調べると大元は同じラテン語のnovus(newの意味)に行きつきますが、途中から枝分かれしているので、辞書でも2つの言葉は「別の語源、異なる単語」として分類されています。
The Harry Potter novels were better than the movies.
ハリー・ポッターの小説は映画よりもよかった。
He wrote only one novel in his lifetime.
彼は人生でたった1つだけ小説を書いた。
She wrote a best-selling novel.
彼女はベストセラーの小説を書いた。