need / in need of / needyの意味と使い方

need / in need of / needyの意味と使い方

「need」と「in need of」は同じ意味なので「~を必要としている」といった使い方で置き換えることができます。わずかに「in need of」のほうがフォーマルです。

「in need」や「needy」は必要としているといった意味で、お金を必要としていることから貧困の婉曲表現としても使われます。

名詞ではニーズ(needs)として知られる言葉も、英語では可算名詞なので1つ2つと数えることができ、1つならば「need」と単数形になります。このあたりのneedの使い方全般をまとめています。

need / in need ofの使い方の違い

need / in need ofの使い方の違い

「need」と「in need of」は形や品詞が違うだけで、意味としてはあまり差がありません。

以下の例文はどちらも同じ意味になります。ネイティブスピーカーには少しですが「in need of」のほうがフォーマルには聞こえるようです。

例文

I need money.

= I am in need of money.

私はお金が必要だ。

例文

I don’t need money.

= I am not in need of money.

私はお金が必要ではない。

例文

Do you need assistance?

Are you in need of assistance?

手伝いは必要ですか?

他の形容詞があると「in need of」を使ったほうがわずかにスムーズな流れになる場合があり、その際には用いられます。

例文

〇 I am hurt, but I don’t need a doctor.

◎ I am hurt, but not in need of a doctor.

怪我はしているけれど医者は必要ない。

例文

〇 He is handsome, healthy, and happy, and he doesn’t need money.

◎ He is handsome, healthy, not in need of money, and happy.

彼はハンサムで、健康で、お金に困ってなくて、幸せだ。

日本人にはなかなか感じにくいかもしれませんが、上のようなケースだと主語を2回も登場させる必要がなくなるので、わずかに「in need of」を使ったほうがスムーズな文章になるといった話です。

need to

need to doで「〜する必要がある」といった使い方がありますが、これも「in need of」で置き換えられないこともないです。

ただし「in need of」の後には名詞を置くことはあっても、動詞の「-ing」をあまり置かないので、ちょっと注意が必要です。

例文

He needs to study English.

He is in need of English study.

彼は英語を勉強する必要がある。

例文

He needs to practice baseball.

He is in need of baseball practice.

彼は野球を練習する必要がある。

例文

We need to go to France.

≒ We are in need of a trip to France.

私たちはフランスに行く必要がある。

最後の例文など正確な書き換えが難しくニュアンスが異なります。上段はなんらかの用事があってフランスに行く必要がある感じがしますが、下段はtripなので旅行っぽい感じがします。

in needの使い方

in needの使い方

「in need」だけでも見られ「必要としている」といった意味です。何を必要としているのか、文脈で明らかな場合が多いです。

必ずしもお金の問題、貧困であるとは限りませんが、貧困・貧乏であることを意味しているケースも多いです。すべては文脈次第です。

以下は普通の感覚では、文脈からお金の問題、貧困であると解釈できるケースです。

例文

The number of children in need in the city is on the rise.

その市の貧困の子供たちが増えている。

例文

The city is full of people in need.

その市は困っている人々であふれている。

例文

This charity helps families in need during the holidays.

このチャリティーは休暇中に、困っている家族を助ける。

「トイレットペーパーを必要とする人々」といった可能性もありますが、特に情報がなければ「お金の問題、貧困」であることが考えられます。

以下の場合はおそらくお金の問題ではないと判断できます。

例文

I’ll lend you my car whenever you’re in need.

車が必要な時にはいつでも貸すよ。

例文

I have an extra sweater if you’re in need.

もしあなたがセーターが必要なら、余分なやつがあるよ。

needyの意味と使い方

needyの意味と使い方

needyは困窮しているといった意味で「貧しいこと」の婉曲表現だといえます。先に説明した通り、文脈がはっきりしていれば「in need」でも言い換えできます。

「必要としている」よりも言葉のニュアンスとしては生きていくために「困窮している」が近く、けっこう切実な表現なので「鉛筆を必要としている」といったカジュアルな必要性には用いません。

例文

The money was donated to needy families.

= The money was donated to families in need.

そのお金は困窮した家族に寄付された。

例文

The number of needy children in the city is on the rise.

その市の貧しい子供たちの数は上昇している。

needyは金銭や物質の話だけではなく、愛情に飢えた、愛情を求めているといった感情面で用いられることもあります。

例文

My boyfriend is so needy. He wants me to call him every day.

彼氏はとても愛情に飢えている。彼は私に毎日電話してほしいと思っている。

例文

My girlfriend is really needy.

彼女はとても愛情に飢えている。

the needy

the needyで「貧しい人々」といった意味で使われます。これは「the rich(金持ちの人々)」「the poor(貧しい人々)」と同じ使い方です。

貧しい人々に「poor」というのは直接すぎる表現なので、needyや比較級などを使った婉曲表現のless fortunate(幸運が少ない)などが好まれます。日本語でも「恵まれない人々」といった言い回しがされるのと同じです。

例文

This charity helps both the sick and the needy.

このチャリティーは病人と貧困者の両方を支援する。

例文

She volunteered to help the needy in India.

彼女はインドの貧しい人々を支援するボランティアをした。

needs(ニーズ)

カタカナにもなっている名詞の「ニーズ」ですが、普通に可算名詞なので1つの要望・ニーズならば「ニード / a need」となります。

例文

I have a need for water.

私は水が欲しいというニードがある。

例文

I have two needs: money and clothes.

私は2つのニーズがある。お金と服だ。

例文

I have many needs.

私は多くのニーズがある。

例文

The mayor listened to all the needs of her citizens.

市長は市民の全ニーズを聞いた。

例文

The food his farm grows meets the needs of his community.

彼の農場で育った食べ物は地域社会のニーズにあっている。

例文

There is a need for places to hold small funerals.

小さな葬式を行うための場所へのニードがある。

例文

Babies have many needs.

赤ちゃんは要望が多い。

special-needsは特別な支援がいる人のことで障害者を丁寧に表現した言葉です。英語にもhandicappedやdisabledなどの言葉がありますが、これらよりも丁寧な言い換えになります。

また「ニーズを満たす」のような表現はmeetやsatisfyがよく使われます。

   


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