note / notedの意味と使い方、noticeとの違い

note / notedの意味と使い方、noticeとの違い
 

公開日: 最終更新日:2020.02.13

カタカナで「ノート」と呼ばれるものは英語ではnotebook(ノートブック)です。英語で名詞のnoteは書かれたメモ書きそのものを指しています。

動詞でnoteを使った場合は「特別な注意を払う、気を配る」といった漠然とした意味になります。気が付くの「notice」とは明らかに意味が異なるので例文に違いをまとめました。

形容詞のnotedは「著名な、有名な」であり、これも人々が特別な注意を払うような存在であるといった意味から来ています。

少しややこしい部分もありますがnoteの動詞と名詞での使い方を中心に例文にまとめています。

noteとnotebookの違い

noteとnotebookの違い

英語で「note」を名詞で使った場合には、それはメモ書きのようなものを指します。紙に書かれているとは限らない、文字列・文章だと考えることができます。

例文

The killer left a note at the murder scene.

殺人犯は犯行現場にメモを残した。

例文

He wrote a note asking for help.

彼は助けを求めるメモを書いた。

カタカナで使う帳面、ジャポニカ学習帳などで代表される「ノート」は英語ではnotebook(ノートブック)になります。

例文

My bag is heavy because of all the notebooks inside.

私のカバンは重い。なぜなら中にノートが全部詰まっているからだ。

例文

I bought a notebook.

私はノートブックを買った。

音符・紙幣・雰囲気

ほかにもnoteはいろんな意味があります。musical noteで「音符、楽譜」を意味しますがnoteだけでも同じです。

またbank noteといえば「お札」です。

例文

She can’t sing such a high note.

彼女はそんな高い音は歌えない。

例文

I lost a 50-dollar note.

50ドル札をなくした。

以下のように「ちょっとした要素、雰囲気」みたいな意味でも使えます。ちょっとした量の何かを指すことができる日本語の訳にしにくい概念です。

例文

This dish has bitter notes.

この料理はちょっとした苦みがある。

例文

There was a note of sarcasm in what she said.

彼女の言ったことは皮肉めいたものがあった。

デスノートは和製英語か?

人気漫画の『デスノート(Death Note)』は「ノート」の使い方が少し和製英語であって、作中に登場する死神所有の黒い帳面を指すならば「Death Notebook」が正しい表現かもしれません。

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しかし「2000年1月1日、山田太郎は心臓麻痺で死ぬ」と書いた文章そのものを指して「Death Note」と呼ぶことは可能なのです。

ネイティブスピーカーに意見を聞いてみるとタイトルなのでそこまで気にはならないといっていました。ハリウッド版のデスノートもそのままタイトル変更なしなので、原作を尊重した側面もあると思いますが、そこまで違和感のない英語ではあるそうです。

デスノートの物語そのものを英語で説明すると以下のような文章になります。

例文

Death Note follows a young man who stumbles on a supernatural notebook which kills anyone whose name is written in it.

『デスノート』は名前が書かれた人間を殺すことができる、超自然的なノートを偶然に手に入れた若者の物語だ。

noteの動詞での使い方

noteを動詞で使うとけっこう幅広い意味があるため、どの意味で使っているのか曖昧になるケースがあります。

基本的には「~に気を配る、~に特別な注意を払う」みたいな漠然とした意味の言葉です。

例文

Brad Pitt noted the people who helped him in his Oscar speech.

ブラッド・ピットはオスカーのスピーチの中で、彼を助けていた人々に気を配った。

上の例文だと「〇〇さんに感謝します」みたいなことで触れたのだと想像できます。

「書き留める、メモする」という意味にもなりますが、これもベースとしては特別な注意を払う(払った結果、書き留めた)みたいなイメージです。

例文

He noted the time that he heard a strange sound.

彼は奇妙な音を聞いた時刻をメモした。

it should be noted that

説明文などで見かける言い回しで「~には注意すべきだ、~には留意すべきだ」のような意味で、何かイレギュラーな要素があるので、そこは考慮して考える必要があるといった使い方です。

例文

It should be noted that he was taking performance enhancing drugs when he set the record.

彼の記録を打ち立てたとき、彼はドラッグで強化してパフォーマンスをしていたことには留意すべきだ。

noticeとnoteの違い

辞書にはnoteに「気が付く」といった意味で掲載があるため、noticeと非常に混同しやすいです。しかし、すでに説明したようにnoteは動詞では「~に気を配る、~に特別な注意を払う」だと思ったほうが近いです。

以下の例文を比べてみます。noticeはわりと日本語の「気が付く」に近い感覚です。

例文

He noticed that today was his wedding anniversary.

彼は今日が結婚記念日だと気が付いた。

例文

He noted that today was his wedding anniversary.

彼は今日が結婚記念日だと気を配った。

noticeだとたぶんカレンダーを見たりして「あ! 今日は結婚記念日だった」と思い出したようなイメージです。

noteだとはっきりしませんが今日が結婚記念日だと特別な注意を払っている、気にかけていることになります。具体的に何をしているのかは不明です。

以下の場合も同じで髪型が変わったりしたのに気が付くのは「notice」です。

例文

He noted a change in her appearance.

彼は彼女の外見の変化に気を配った。

例文

He noticed a change in her appearance.

彼は彼女の外見の変化に気が付いた。

notedの意味と使い方

形容詞のnotedは「著名な、顕著な」の意味で、famousと同じような意味です。これも動詞の考え方と同じで「人々が特別な注意をするもの、人々が気を配るもの」です。

例文

He was noted for his work in chemistry.

彼は化学での功績で著名だった。

例文

This theory was made by noted scientist Albert Einstein.

この理論は著名な科学者のアルバート・アインシュタインによって作られた。

例文

Singapore is noted for extreme cleanliness. You almost never see trash on the streets.

シンガポールは極度の美化で有名だ。路上にごみはほぼ見かけない。

例文

My manager is noted for his punctuality, as he has not been late to a meeting in 20 years.

私のマネージャーは時間厳守で有名で、この20年でミーティングに遅刻したことがない。

notable

「目立った、注目にあたいする、有名な、素晴らしい」などこれもfamousに近いような意味です。

基本的にはnotedと同じような意味ですが、言葉の成り立ちベースではnotedがすでに人々が気を配っているのに対して、notableは「気を配ることが可能な」といった意味になります。

評価が既成の事実であるかどうかが言葉の意味としての違いですが、あまり差はあってないようなものです。

例文

He is a notable doctor.

彼は注目に値する医者だ。

例文

His notable achievements include the invention of the telephone.

彼の目立った功績には電話の発明が含まれる。

   


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