sort(ソート)は名詞で使った場合には「種類、性質」といった意味があり、動詞では性質・種類によって分類や分別することだといえます。
sort outの形で問題・課題などを「解決する、解く」といった使い方があります。「sort of」もよく見かけますがkind ofと同じ意味で「ある種の」といった使い方です。
エクセルなどのデータ関係のほかにゴミの分別などに登場する言葉です。使い方を例文にまとめています。
sortの動詞での使い方
物事を整理したり種類によって別々にすることで、動詞で「分類する、整理する」を意味します。
I sorted my CD collection by genre.
私は自分のCDのコレクションをジャンルで分類した。
She needed to sort her clothes for winter.
彼女は彼女の冬用の洋服を整理する必要があった。
descending orderは「降順」なのでおりてくる、数字の大きい側、後ろにあるものから(「ん」「Z」「12月」)から並べることです。反対のascending orderは「昇順」であがっていく、低い数字(1-2-3, A-B-C)から並べることです。
Can you sort this in descending order?
これを降順にソートしてくれますか?
Can you sort this in ascending order?
これを昇順にソートしてくれますか?
sort outの意味と使い方
sort outは問題を解決することで、動詞で「解く、明らかにする、解決する」といった意味です。outがなくても通じますが、意味がよりはっきりします。
I can’t sort out which book belongs to which student.
私はどの本がどの生徒に属しているかを明らかにすることができない。
A company rep will visit your home and get your computer problem sorted.
会社の担当者があなたの家を訪れ、あなたのコンピュータの問題を解決しますよ。
種類
名詞では「種類、タイプ」を意味します。これはkind ofでも似たような意味です。
That’s the sort of movie I like.
あれは私が好きな種類の映画だ。
She only dates the sort of guy who cooks and cleans.
彼女は料理と掃除をするタイプの男性とだけ付き合う。
sort ofの使い方
sort ofが登場した場合には2つの意味が考えられます。これもそのままkind ofにも同じことがいえます。
1つは「そういう種類の、そういう類の」といった意味です。この意味ではkind ofを使うほうが一般的ですがsort ofでも問題ありません。
He ate a chorizo which is a sort of sausage.
彼はソーセージの一種である、チョリソを食べた。
Mitsuya Cider is a sort of carbonated drink.
三ツ矢サイダーは炭酸飲料の一種だ。
もう1つは「多少、いくらか、ある程度」で、完全にそうだとはいわないけれど、ほぼそうだといった意味です。これもkind ofでも可能です。
It’s sort of hot in here.
ここはちょっと熱いね。
I sort of like Mitsuya Cider.
私は三ツ矢サイダーがいくぶん好きだ。
She can run sort of fast.
彼女はいくぶん速く走れる。
完全に「熱い」「好きだ」「速い」とはいわないけれども、そういう感じに近いといった意味です。断定を避けている表現です。
したがって以下の例文では指しているものが違います。
He is a sort of doctor.
彼はある種類の医者だ。
He is sort of a doctor.
彼は医者のようなものだ。
上段の例文は脳外科医だったり、心臓の医者だったり、ある特定のタイプの医者です。下段は医者に近い存在といっており、例えば免許がないけど医療行為ができる人、民間療法の医者に近い存在を指します。