stunt(スタント)の意味と使い方

stunt(スタント)の意味と使い方

stunt(スタント)は映画などで行われる危険なシーンを指しても使いますが、もう少し意味が広く「大胆な行為・バカげた行為」といった意味でも使われます。

映画などで危険なシーンをやる人を「スタントマン(stuntman)」と呼びますが、状況によっては和製英語の使い方になってしまいます。おそらくその大半は「stunt double(スタントダブル)」を意味している可能性が高いです。

また動詞には「成長や発展を妨げる、止める」といった意味がありますが、これは語源が異なる別の単語になるので関連性はありません。ここではstuntの使い方をまとめています。

stunt(スタント)の意味と使い方

stunt(スタント)の意味と使い方

名詞でstuntといえば「離れ業、妙技、大胆なこと」の意味でだいたい映画での危険なことに使われます。

例文

Jackie Chan performs his own stunts.

ジャッキー・チェンは独自のスタントを演じる。

例文

He does death-defying stunts.

彼は命知らずのスタントをやる。

例文

Tom Cruise was injured while performing a stunt.

トム・クルーズはスタントを演じている間に怪我をした。

また映画の用語以外でも、注目を集めるために何かをするという「人目を引く行動、人気取り」「バカげた行為」といった意味を表します。

例文

That lawsuit was just a publicity stunt for the company.

あの訴訟は、ただ会社の宣伝のためだった。

例文

The fake protest was a political stunt set up by the candidate’s opponent.

嘘の抗議は、候補者の対立者がしかけた政治的な仕掛けだった。

ニューヨークの地下鉄にズボンをはかずに乗るイベントが毎年行われていますが、これをはじめたのはニューヨークのコメディ集団です。

例文

It started as a stunt by a New York improv comedy group but became a global trend.

それはニューヨークの即興コメディ集団が始めたバカげた行為だったが、世界の流行になった。

このように危険ではないけど、バカげた行為、だいたんなことといった意味の名詞でも用いられることがあります。

動詞:stunt(発展や成長を妨げる)

動詞でstuntを使うと「発展や成長を妨げる、止める」という意味があります。しかしこれは「危険な行為」とは語源が異なる、まったく別の単語なので、たまたま同じ文字になっているだけです。

過去形・過去分詞はそのまま「stunted」です。

例文

This chemical will stunt the weeds in your garden.

この化学薬品は、あなたの庭の雑草の成長を止めるだろう。

例文

The warning label says smoking will stunt your growth.

警告ラベルには、喫煙があなたの成長を妨げると書いている。

stunt double(スタントダブル)とstuntman(スタントマン)の違い

stunt double(スタントダブル)とstuntman(スタントマン)の違い

映画やドラマの中の危険なシーンなどにはstunt doubleが使われます。これがカタカナでいうスタントマンにあたる存在です。

有名人を怪我させるわけにもいかないので、専門の危険なシーンを演じる代役のことです。

例文

Actors use stunt doubles for difficult scenes.

役者は難しいシーンのためにスタント・ダブルを使う。

例文

He is Tom Cruise’s stunt double.

彼はトム・クルーズのスタントダブルだ。

英語でもstuntman(スタントマン)は存在しますが、それは「危険なシーンをやる男」「危険な行為をやる男」を意味します。

よくナイアガラの滝に飛び込んだり、高いビルに命綱なしで登ったりする人がいますが、彼らをstuntman(スタントマン)と呼ぶことはできます。

映画でいえば、若い頃のジャッキー・チェンは危険なシーンを自ら演じて、けっこうな大怪我をしています。したがって、ジャッキー・チェンは「危険なシーンをやる人、危険行為をやる人」としてstuntmanといえます。

例文

Jackie Chan is a stuntman.

ジャッキー・チェンはスタントマンだ。

例文

Jackie Chan doesn’t use stunt doubles.

ジャッキー・チェンはスタントダブルを使わない。

この意味でカタカナと意味が違います。むしろ逆になっています。したがってスタント・ダブルをする人は同時にスタントマンであるという言い方も成立します。

body double

body double(ボディダブル)とは影武者のことで、身代わりとなるような人物を指します。政治的には権力者の安全を守るための偽者、影武者です。

例文

The president has many body doubles for security.

大統領は安全のために多くの影武者がいる。

映画などではヌードシーンや専門技術のシーンなどで使われる役者のことを指します。バレエをテーマにしたナタリー・ポートマン主演の映画『ブラック・スワン』ではバレエを踊るシーンがありました。

しかし役者のナタリー・ポートマンとはいえ、いきなり技術の高いバレエの演技をするのは不可能です。こういったシーンなどに使われる代役の人をbody double(ボディダブル)と呼びます。

例文

Actors use body doubles for parts with nudity.

俳優はヌードの部分のためにボディダブルを使う。

daredevil(デアデビル)

daredevilは「向こう見ずな人、命知らずの人」で、主にパフォーマンス、エンターテイメントとして危険なスタントなどに挑戦する人を指します。

これは先に紹介したstuntmanとほぼ同じ意味で、他にもstunt performerとも表現されます。女性の場合はstunt womanです。

アメリカのEvel Knievel(エベル・ナイベル)さんなど、すでに病気で亡くなられていますが、有名な「daredevil」として数多くの危険な行為に挑戦しています。

例文

He is a daredevil.

彼はデアデビルだ。

例文

Evel Knievel is the most famous daredevil.

エベル・ナイベルはもっとも有名なデアデビルだ。

主に人を指して使う言葉なので、計画や企画などには使いません。マーベル・コミックに同名のヒーローがいます。

このようなデアデビル、スタントマンは自分自身のパフォーマンスをショーにして、チケット収入や放映権でお金を稼ぐ、一種のパフォーマンスを生業とする職業と考えてもいいかもしれません。

   


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