任天堂の大ヒットゲーム「Splatoon(スプラトゥーン)」は造語ですが、言葉を分解すると「splat」と「platoon」にわけることができます。
このページではそれぞれ「splat」と「platoon」の意味と使い方を整理しています。
splat(ピシャッ、パシャッ)の意味と使い方
日本語でいう「ピシャッ、パシャッ」にあたる水気のあるものが何かにぶつかる音です。カタカナに慣れた日本人にはあまりそうは聞こえませんが、バシャが英語でsplatという擬音語になっています。
スプラトゥーンはインクを撃ち合うゲームなのでsplatが使われています。
I heard a splat when the tomato hit the wall.
トマトが壁にぶつかったときにバシャっという音を聞いた。
The eggs hit the floor with a splat.
パシャッという音とともに卵は床にあたった。
またsplatな状態といった意味でも使えます。
The spaghetti went splat on the floor.
スパゲッティは床でビシャった。
My wedding ring fell splat into the sauce.
私の結婚指輪がソースにバシャッと落ちた。
語源が異なりますが、splatには椅子の背もたれの意味があり、辞書にも掲載されていました。ただかなり特定の形状の椅子の背もたれ限定で、スティーブも聞いたことがなかったと言っていたので、マイナーな意味だと思います。
platoon(プラトゥーン)の意味と使い方
platoonは「小隊」であり兵士の集団を指します。軍事的にはだいたい25人~50人ぐらいで中隊(company)より下位で分隊(squad)より上位ぐらいだそうです。
スプラトゥーンは4対4のチーム戦が基本なので、この名前になったのだと思います。
He led a platoon in World War II.
彼は第二次大戦で小隊を率いた。
The army lost several platoons in the counterattack.
反撃で軍はいくつかの小隊を失った。
こちらはチャーリー・シーン主演のベトナム戦争を描いた、アカデミー賞を受賞した1986年の映画のタイトルにもなっています。