So do I / So am Iの倒置の使い方について

So am I

英会話では「私もだよ、私も同じだよ」といった表現をする時に「So do I」「So am I」といった表現が見られます。

自分が話す英会話の場合だけなら決まり文句として覚えてしまうのもありですが、ニュース文だとさまざまなパターンで登場します。

語順が入れ替わる倒置の話であり、受験英語では「倒置構文」といった分類がされているこの文法を取り上げてみます。

「So + 動詞(助動詞)+ 主語」の倒置

先に何かがあって、それに対して「私もそうです」といった表現をするときに「So am I」「So do I」のような入れ替わった語順になります。

So + 動詞(助動詞)+ 主語

見てもらったほうがわかりやすいと思いますが、以下のような文章になります。

I ate chicken, and so did he.
私はチキンを食べた。そして、彼もそうした。

I enjoyed the movie and so did my wife.
私は映画を楽しんだ。妻もそうだった。

このような例文になります。「he did」「my wife did」ではなく「did he」や「did my wife」のように入れ替わる現象です。

もっと会話よりの例文も作れます。会話では「Me too」もよく用いられます。

A: I like chocolate.
B: So do I.
チョコが好きだよ。
私もだよ。

A: I’m hot.
A: So am I.
暑いよ。
私もだよ。

「私も同じだよ」という決まり文句でもあるので英会話だけならば、このまま丸暗記してもいいような気がします。

so do we, so do youなどのパターン

be動詞(am)になるか一般動詞(do)になるか三単現のS(does)かあるいは過去形(did)かは、前の文章からの文脈と後ろに続くものの主語で決まるのは一般のルールと同じです。

A: My family got a new car.
B: So did we.
うちの家族が新しい車を手にいれたよ。
うちもだよ。

Our father said I will get a Christmas present in the mail and so will you.
うちの父親が、私はクリスマスプレゼントを郵送(メール)で受け取ることになるだろうといった。そして、あなたもそうなるだろう。

兄弟などでクリスマスプレゼントの話をしている時には考えられる状況です。

If you can buy a new suit for yourself, then so can I.
もしあなたが新しいスーツを自分のために買えるなら、それなら私も買えるよ。

同じ会社で同じレベルの給料をもらっている社員同士の会話とかならばありえます。

何のために倒置が起こるのか?

何のために倒置が起こるのかといえば動作を「強調」するためだとされています。

日本語に無理やり置き換えてみると「あの映画にむちゃくちゃ感動したよ!」「かなりした!私も」といった感じでしょうか。女子高生などの会話なら普通にありそうです。

「感動する」という動詞を繰り返すのを避けて「した」という動作に置き換えて、先に持ってくることで確かに強調している感じがしないでもありません。

文法は後からついてくるものだと思いますが、感情が昂って真っ先に伝えたい思いが先走るとネイティブスピーカーが自然とこのような語順・言葉遣いになってしまうのは日本語版の例えを見てもある程度わかります。

実戦ではもっと複雑

会話文だとわりと明らかですがニュースで登場した倒置はもっと複雑で、一見すると倒置が起こっているのかもわからないようなものでした。

実際のニュースから抜粋してみます。テレビゲームと英語翻訳の歴史を振り返るニュースからです。

日本から海外に輸出されたテレビゲームの翻訳は一昔前(ファミコンの時代)はかなりでたらめな英語が蔓延していました。時代が進みスーパーファミコンの頃の1990年から2000年の頃にはかなり良くなっていきます。

2000年から2010年の頃(プレステ・セガサターンの頃)には大幅に英語翻訳の技術や投入できる予算も向上して改善していきました。

しかし、ゲームのボリュームも増えてキャラクターが映画のような長いセリフを話すようになってしまったことで翻訳の作業負担も同時に増えていきます。

こういった文脈でのニュース文です。

In the Age of Awareness from 2000 to 2010, language skills improved greatly but so did the amount of dialog which meant problems continued such as the line “Years ago… I was Chinese.” from Shenmue.
2000年から2010年の覚醒期には、言語技術は非常に改善された。しかし、会話の量も改善されたことが問題が続いたことを意味する。例えばシェンムーのセリフの『数年前、私は中国人だった』のように。

倒置が起こっているのは以下の部分です。

language skills improved greatly but so did the amount of dialog
言語技術が大いに改善された。しかし、会話の量も大きく改善された。

[the amount of dialog(主語)][improved(動詞)] → [so] [did] [the amount of dialog]という倒置になっています。

それがそのままwhichでつながり文章が続いているため、何気に読み進めると気がつかない可能性があります。

asでも同じ倒置が起こる

この形の倒置はasでも見かけました。このasの使い方については文法書に載っていなかった(あるいは探しもれの可能性もあり)のですが実際に以下のような文章が成立します。

I like tennis as does my sister.
私は妹がそうであるように、テニスが好きだ。

I go to work every day as does my wife.
私は妻がそうであるように、毎日仕事に行く。

本来はmy wife doesであり、もっと正確に書けばmy wife goes to workとなります。

他にも「私もそうでない」といった否定する形での同意で「neither」や「nor」で同じ形の倒置が見かけられます。

I don’t like the theater and neither does my friend.
私は劇場が好きではない。そして私の友人もそうだ(好きではない)。

If you can’t buy a new suit for yourself, then neither can I.
もしあなたが新しいスーツを買えないならば、その時は私もそうだ(買えない)。



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