ノーパンツデーに見る英語と米語の違い

ノーパンツ「

「ノーパンツ・サブウェイ・ライド(No Pants Subway Ride)」または「ノーパンツデイ(No Pants Day)」は、ズボンやスカートを履かずに真冬の地下鉄に乗る世界的に行われているイベントです。

特にメッセージ性のあるイベントではなく、周囲の人を笑わせたり戸惑わせたり、ただ参加者が楽しむためのイベントです。

元々はニューヨークの即興コメディ(improv comedy)集団「インプロブエブリウェア(Improv Everywhere)」が始めた企画です。

参加する人は真顔で何事もないかのように振る舞わないといけないそうで、発案者のチャーリー・トッドさんは質問されたら「履くのを忘れた」と言うようにアドバイスしています。

現在は25ヶ国60都市で開催しているようで、2015年のニューヨークでは3000人が参加し、ロンドンでも多くの人々が参加しています。

pants / trousers

パンツとズボンの話は少しややこしいですね。日本でも名前がついているようなブランドのショップに行けば男女ともにズボンとは呼ばずに「パンツ」と呼びます。これがいわゆる下着のパンツと混同する要素になっています。

日本のアパレル業界にお勤めの方はズボンとは呼ばずに「パンツ」と普段から呼ぶとしたら、下着のことはなんと呼んでるのか不思議ですね。イントネーションで変化つけたりするのでしょうか。「パンティ」という言い方も微妙ですね。

それはさておき「pants」の単語がイギリス英語とアメリカ英語では指すものが違います。

(USA) pants = (UK) trousers

(UK) pants = (USA) underwear

ズボンはアメリカでは「pants」イギリスでは「trousers」になります。

下着がアメリカでは「underwear」イギリスでは「pants」になります。

このイベントはアメリカ発祥なのでアメリカ英語の意味で使われています。イギリス英語の意味だったら多分、逮捕されると思います。

ロンドンでの参加の呼びかけメッセージを見ると「No Trousers Tube Ride in London」となっており、やはりTrousersを使っていますね。

またロンドンの地下鉄の愛称である「Tube」が「Subway」の代わりに使われています。

No Trousers Tube Ride in London

No Pants Subway Ride in New York City

アメリカでの呼びかけは「No Pants Subway Ride」なので、この呼びかけのメッセージを見るだけでも国の違いが見て取れます。

登場する主な単語と熟語
improv comedy 即興コメディ
trouser ズボン
underwear 下着

top image : DeShaun Craddock

   


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