launch(ローンチ)の意味と使い方

launch

launchはロケットなどを打ち上げる際に用いられる言葉で「打ち上げる、発射する」といった意味で使われます。名詞ではそのまま「打ち上げ、発射」となります。

そこから新しいビジネスやサービスをスタートさせることに対しても用いられます。発音についてはカタカナで最近は「ローンチした」と表記されるケースも多くなりました。

発音をどうするべきかについては最後にまとめています。

発射する、打ち上げる

「打ち上げる」の意味でロケットなどに使われますが、船に対しても「進水させる、水に浮かべる」として使えます。

元々は船に対して使っていた言葉だと考えられ、宇宙「船」なども船として扱われるので打ち上げにも使われるようになったのではないかという話です。

必ずしも「上に、上空に」に向かって発射される必要はなく、船のように横に向かって動くものにも使えます。船の場合は「発射」ではなく「進水させる」などが日本語としてはあいます。

We launched the boat from the southern side of the lake.
私たちは湖の南側からその船を進水させた。

The rocket was launched in the early morning.
そのロケットは朝早くに発射された。

They launched the boat.
彼らはボートを進水させた。

ニュースでは北朝鮮のミサイルやJAXAやスペースXのロケットなどさまざまなものが打ち上げられているのでこの意味で登場するケースも多いです。

名詞でも特に特別な使い方はなく以下の例文のように使えます。

The launch was a failure.
打ち上げは失敗だった。

There were two launches in one day.
1日に2回の打ち上げがあった。

launch pad / launcher

launch padは「発射台」のことでロケットなどを打ち上げる台のことを指します。

Elon Musk’s rockets can land back on their launch pads.
イーロン・マスクのロケットは発射台に戻ってくることができる。

またlauncher(ランチャー)はロケットランチャーのような打ち上げ装置、発射装置の機器などを指します。

The soldier fired a grenade from its launcher.
兵士はグレネードをランチャーから打った。

ランチャーはアプリやパソコンソフトを起動しやすくする機能・ソフトとしても存在していますがやや専門用語です。

攻撃を始める

打ち上げるの意味からの派生で「攻撃を始める」の意味にもなります。これは「批判(criticism)」など物理的でないものに対しても使うことができます。

The opposition party launched criticisms at the Prime Minister.
野党が首相を批判し始めた。

Many people launched criticism at him for his remarks.
多くの人々が彼の発言で、彼に批判をなげかけた。

They talked about the possibility of launching a nuclear attack.
彼らは核攻撃を始める可能性について話した。

She launched swear words at me.
彼女は汚い言葉を私に投げかけた。

しかし、launch a punchなどもOKですが、わざわざそう表現しないといけない理由もないので間違いではないものの一般的とはいいがたいものもあります。

何かを投げる

そこからさらに「何かを投げる」ことにも使えます。とりわけ重いものを投げることです。

He launched a chair through the window.
彼は窓に椅子を投げつけた。

He launched me over the fence.
彼はフェンスの向こう側に私を投げた。

ビジネス・サービスを始める

ビジネスやプロジェクトを始めることも意味します。この使い方も非常によく見られます。もともと船の出航やロケットの発射は新しい旅立ちをイメージさせるので比喩的に使われたのだと思います。

言葉の定義としては「新製品の発表・立ち上げの段階でlaunchであり、発売前でも使える」ということになっています。ただ製品が主語になった場合は普通は買える状態だと思います。

They launched a new campaign to promote their chocolate.
彼らはチョコレートを促進するための新しいキャンペーンを始めた。

She launched her second company when she was only 18.
彼女はまだ18歳だったときに2つ目の会社を立ち上げた。

A new business was launched.
新しいビジネスが立ち上げられた。

Nintendo usually uses Mario as a launch title.
任天堂はたいていマリオをローンチタイトルに使う。

任天堂は新しいハードウェアを発売するときに、マリオシリーズをハードウェアの発売と同時に発売するといった意味です。

roll outやreleaseにも似たような意味があるので違いは以下の記事にまとめています。

launch party(ローンチパーティー)

ローンチパーティーは文字通り何かのサービス、製品、プロジェクトが立ち上げられた時に行う祝いのパーティーです。

They held a launch party for the new product.
彼らは新しい製品の立ち上げパーティーを開催した。

日本では何かのイベントや企画などが終わったら開く飲み会、パーティーなどを「打ち上げ」と呼ぶので考え方が逆になります。

英語では何かが終わった時のパーティーは「wrap party」と呼んだりします。包装のラッピングのことです。

The actors and crew had a wrap party.
俳優とクルーは打ち上げパーティーをやった。

やっていることは一緒ですが日本語と英語で逆の表現になっているのは面白いところです。

発音はローンチ? ラーンチ? ラウンチ?

最近、日本のニュース記事、特にベンチャーやスタートアップ系では新しい商品やサービスをスタートした際に「新しいプロダクトをローンチした」と表記されるケースをよく見るようになりました。

ずっと「ロケットランチャー」のように「ラウンチ、ラーンチ」と表記されていたので「ローンチ」と書かれることに、むずむずしたものを感じる人もいるかもしれません。

発音は【lɔ́ːntʃ】です。混同しやすいお昼ご飯のランチ(lunch)は【lʌ́ntʃ】です。音声ファイルを置いておきます。

launch【lɔ́ːntʃ】
lunch【lʌ́ntʃ】(お昼ご飯)

発音記号がlɔ́ːn(t)ʃでアとオの中間ぐらいの音ですが、カタカナ表記でどちらが正しいか、元の音をどちらが正確に描写しているかを言い争うのはけっこう不毛な感じもするので、この点はなんともいえません。

もう少し各国の発音を聞き比べることもできます。ローンチのほうが近いかなという気がします。

アメリカ人男性
アメリカ人女性
イギリス人男性

新しいビジネスのラーンチと書くと昼飯と勘違いされるなどの理由もあるようで、区別するためにローンチと書かれるケースが増えました。

   


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