experience(動詞・名詞)での意味と使い方

エクスペリエンス

experienceは名詞で「経験、体験」の意味で登場することが多く、その場合は日本語の感覚とほぼ同じような感じで使えます。

まれに動詞で登場することがあり「経験する」と訳してもいいのですが、通常は自ら望んで体験したことには使われず、向こうからやってきて経験してしまうことに使われます。

形容詞はexperiencedで「経験豊富な、熟練した」といった意味で使われます。使い方を例文にまとめてみました。

読み方は【ɪkˈspɪərɪəns】または【ɛkˈspɪərɪəns】なので「エクスペリエンス」「イクスペリエンス」のどちらでも可能です。下に音声ファイルがあるので参考にしてください。

experienceの動詞での使い方

experience(動詞)

experienceを動詞で使って自然な英文を作るのは少し難しさがあります。

「経験する、体験する、感じる、感じがする」ですが、日本語の「体験する、経験する」が雰囲気として近く、使い方によっては興奮しているような、華やかな感じがする単語になります。

例文

Have you ever experienced climbing?

あなたは今までに山登りを経験したことがありますか?

日本語でも同じ感じですが上の例文だと、山登りがすごいことのように感じます。したがって、自分からいうとその経験がすごいものであったかのように感じさせる要素があります。

例文

△ I’m going to experience skydiving tomorrow.

明日、スカイダイビングを経験するつもりだ。

例文

△ Ten years ago I experienced Disneyland.

10年前に、私はディズニーランドを体験した。

この場合は普通にいえば「I’m going to go skydiving.」です。上の例文は間違いではありませんが、興奮している感じやすごい体験だったニュアンスが出てしまいます。

experienceは以下のように自ら望んで経験・体験していることよりも、自分が望まないけど向こうからやってくるもの(災害や事故など比較的おおきなもの)によく使います。

あるいは体験させる側、体験を提供する側が華やかにさせるために使う言葉です。

例文

Ten years ago I experienced a terrible car accident.

10年前に、ひどい自動車事故を経験した。

例文

This VR lets you experience skydiving.

このバーチャルリアリティはあなたにスカイダイビングを体験させる。

例文

The team experienced a slump early in the season but still made the playoffs.

チームはシーズンの早くにスランプを経験したが、それでも決勝戦に進んだ。

例文

Tanaka experienced the bombing of Nagasaki when he was 13.

田中氏は13歳の時に長崎で被爆を経験した。

例文

Recently many actresses are coming forward and telling people about the harassment they experienced.

最近多くの女優が名乗り出て自分たちが経験したハラスメントについて人々に話している。

experience a delay(丁寧な表現)

普通の人はあまり使いませんがexperience a delayで「遅れる」の丁寧な表現です。

これは電車や飛行機などの交通機関のアナウンスでは使われることが多いので、注意深く聞いてみてください。

例文

Our flight is currently experiencing a delay due to bad weather.

フライトは現在、悪天候のために遅延が発生しております。

例文

We will be experiencing some rain this afternoon.

午後は雨になるでしょう。

これは公共性のある交通機関、天気予報などで使われる表現で、友達などに言うには普通の表現で十分です。

例文

My flight is delayed because of the weather.

天気のせいでフライトが遅れてる。

例文

It’s going to rain this afternoon.

午後は雨になりそう。

名詞での使い方

名詞では特に問題ないと思いますが「経験、体験」のことです。working experienceといえば職業の経験を意味します。これは受け身で体験したもの、自ら望んだもの、あらゆる体験を含みます。

例文

My experience qualifies me to be an English teacher.

私の経験は英語の先生になる条件を満たしている。

例文

I have over twenty years of experience at this job.

私はこの職で20年以上の経験がある。

例文

動詞:Have you ever experienced climbing?

名詞:Do you have climbing experience?

山登りを体験したことがありますか?

先ほどの例文ですが動詞で使うと山登りをすごいことのようにとらえている感じがしますが、名詞で使うと「山登りしたことある?」ぐらいの普通の感じがします。

日本語の体験・経験との違い

基本的には「体験、経験」と考えても問題ありませんが、英訳する場合により適切な英単語が存在する可能性があります。

例えば病気などの経験があることは「history」といった言葉が「病歴」にあたります。

例文

I have a history of cancer.

私は癌の経験がある。

例文

He has a history of drug abuse.

彼は薬物乱用の過去がある。

また専門分野での経験は「expertise」という単語があります。

例文

He has a lot of expertise in corporate law.

He has a lot of experience in corporate law.

彼は企業法務の(専門的な)経験がある。

この場合はexpertiseが専門家であるといったイメージで伝わるので、言葉の選択として良い場合があります。

experienced(形容詞)での使い方

experienced

experiencedの形で「経験のある、経験を積んだ、熟練した」の意味です。日本の求人と同じで「経験者募集」といえばある程度の実用的な能力があるという意味で解釈するのが妥当です。

ただ言葉の意味では1回だけでも経験であり、その1回がすごく濃密ならばすごい経験があることになるので、言葉の表面の意味をとると微妙なところです。

例文

A very experienced surgeon performed the operation.

かなり経験豊富な外科医が手術を執刀した。

以前にアップル本社で寿司職人の求人が出ていましたが、その募集要項に以下の文言がありました。

アップルの求人サイトより

This Sushi Lead Cook must be experienced in Japanese Cuisine. Understanding of Japanese cooking methods as well as ingredients and cooking guidelines.

この寿司料理長は日本料理の経験がないといけない。日本料理の技法、素材や調理のガイドラインも同様に理解していること。

   


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