bob(ボブ)は小刻みに上下に揺れ動くことを表す動詞です。人間に対しても使えますが、上下に小刻みに動いている場合なので、けっこう用途としては限定されています。
bobbleは野球などでボールを取り損なってお手玉することを表すことができます。アメリカなどでは「bobblehead(ボブルヘッド)」と 呼ばれる頭が揺れる人形が人気です。
bobの意味と使い方
素早く静かに上下に動くことで、動詞で「素早く上下する、ひょいと上下に動く」です。
The bottle bobbed on the ocean.
ボトルが海で上下に浮き沈みしていた。
I could see a bird bobbing its head behind a tree.
私は木の後ろで頭を素早く上下に動かしている鳥を見ることができた。
ボブ(ヘアスタイル)
またカタカナにもなっている「ボブ、ボブヘア」と同じで、首あたりまでの長さの髪型を指します。
She’s had her hair in a bob for most of her life.
彼女は生涯のほとんどの間、髪をボブにしていた。
She is the actress who made the bob popular again in the 60s.
彼女は60年代のボブヘアを再び人気にした女優だ。
bobbleの意味と使い方
bobから派生した「bobble」は野球などでボールを取り損なってお手玉することです。野球以外でも使えます。
He bobbled the keys before dropping them.
彼は鍵を落とす前に、お手玉をした。
おっとっとといった感じで、手元であたふたする行為です。この言葉は一般的に日常で使う分には、明確に落としたかどうかははっきりしないみたいです。
よくfumble(ファンブル)も同じ意味で使われますが、アメフトの場合だとfumbleは明確にボールを落とした状態を指します。詳しく調べきれていませんが、野球でもエラーの記録がつく・つかないなどで明確に用語が定義されている可能性もあります。
ジャグリングなどの「juggle」は意図的に、パフォーマンスとしてお手玉をすることです。
He juggled the keys before dropping them.
彼は鍵を落とす前に、(意図的に)お手玉を見せた。
bobblehead(ボブルヘッド)
アメリカなどでは「bobblehead(ボブルヘッド)」と呼ばれる大きな頭がゆらゆらと動く人形が有名です。スポーツ選手などを含め、さまざまなキャラクターのボブルヘッドがつくられています。
記念の試合などで無料配布されたりもして、モノによってはプレミアがついています。
My son gave me an Ichiro bobblehead for my birthday.
息子が誕生日にイチローのボブルヘッドをくれた。
「ゆらゆらと動く」といった意味でも使えます。
His head bobbled after three drinks.
3杯飲んだあとで、彼の頭はゆらゆら動いた。