alone / by myself / on my ownの意味の違い

alone

aloneとby myself、on my ownはいずれも共に「一人で、単独で」といった近い意味あるいはまったく同じ意味になります。

この3つの違いについて様々な説明がなされていますが、このサイトでもネイティブスピーカーのカールとスティーブにヒアリングを行ったのでまとめてみます。

結論としては細かい違いを気にしないならば無視してもよさそうですが、ベースとなる考えぐらい理解しておいて損はなさそうです。

myselfは人称が変わればhimself, herself, yourselfに変化し、on my ownもon his ownなどに変わる点は基本的な事項なので特に触れていません。

aloneとby myselfの違い

基本的には同じ意味なので以下の例文は共に成立します。細かいことを気にしないならば、どっちでもいいことになります。

例文

I went to America alone.

I went to America by myself.

私はひとりでアメリカに行った。

aloneとby myselfの差を理解する上でベースとなる差、感覚的な差としては以下のようなものです。

alone=「単独」、by oneself=「自力」と解釈しても間違ってないと思います。

【alone】
without peopleのような意味で物理的に一人、単独であることを表現するケースが多いです。

【by myself / by oneself】
without helpのような意味で手助けなしで、自力でといった意味が強くなります。

以下の例文を比べてみるとわずかにニュアンスの差があります。

例文

My daughter brushed her teeth by herself.

私の娘はひとりで歯を磨いた。

例文

My daughter brushed her teeth alone.

私の娘はひとりで歯を磨いた。

by oneselfの場合には両親が横で見ていた可能性もあります。without helpに近い意味なので「ひとりで、自力で歯を磨いた」といった意味です。

aloneはそこにおそらく両親はおらず、この娘がたった一人でその場で歯を磨いていたニュアンスが強くなります。

aloneは寂しい・孤独という感情を含むのか?

aloneと孤独

aloneの意味でずっとネイティブスピーカーと確認していたのは「寂しい、ひとりぼっち、孤独」のような感情を含むのか? です。

これについてはカールもスティーブも文脈によっては出る、そう感じさせるケースもあるけれど、それを感じないケースもあるといった見解でした。

最もシンプルな以下の文章を比べてみます。

例文

I can do it by myself.

I can do it alone.

一人でできるよ。

by myselfだと何かの作業を助けなしでできる、aloneだと誰もいなくてもできる程度の差で、これぐらいだと意味は限りなく等しくなります。

例文

I eat dinner alone.

私はひとりで夕食を食べる。

結局は誰がどの状況でいったかによって変化するものであってaloneを使うと確かに「寂しい、孤独を感じている」といったことを匂わすことは可能ですが、必ずしもそうだとは限りません。

わいわいした家族が羨ましいな「私はひとりで夕食を食べる」だと寂しい感じがでますが、単にみんな出かけていてたまたま「私はひとりで夕食を食べる」では意味が異なります。

alone単独では「誰もいない」ことを意味するのであって、そこから何を読み取れるかは文脈に依存します。

例文

Did you come here alone?

Did you come here by yourself?

上の「一人で来た?」も小さな孫を待っている祖父母なら「by yourself」を使うだろうし、マフィアが身代金の取引で相手に言うならば「alone」を使うだろうみたいな話で、これも特に「寂しい」を含みません。

品詞が変わってしまいますがlonely(ロンリー)を使うと明確に「寂しい」という感情を含みます。

例文

I feel lonely.

私は寂しく感じる。

例文

I feel alone.

私は孤立している。

lonelyを使うと家族や友達に会いたいような寂しさを含みますが、この場合のaloneはコネクションやつながりがないといった状況を描写していることになります。

on my ownとの違い

on-my-own

on my ownも似たような「一人で、自力で」といった感じの意味になります。by myselfやaloneと比較すると「達成感」を伴うものに対して使います。

例文

I stayed home by myself.

I stayed home alone.

私はひとりで家にいた。

例文

She stood in the corner by herself.

She stood in the corner alone.

彼女は角に一人で立っていた。

例文

I stayed home on my own.

(あまりこういう使い方をしない)

例文

She stood in the corner on her own.

(あまりこういう使い方をしない)

小さな子供が一人でお留守番ができた! といった文脈ならば話は別ですが、あまり達成感のないものごとには「on my own」のような表現を使いません。

以下のようなニュアンスレベルの差が出ます。

例文

I finished the game on my own.

私はひとりでゲームを終わらせた。

例文

I finished the game by myself.

(難しかったか、そうでなかったかははっきりしない)

例文

She wrote the book on her own.

彼女はひとりで本を書いた。

例文

She wrote the book by herself.

(難しかったか、そうでなかったかははっきりしない)

このようにon my ownのような表現を使うと、それが困難であったこと、達成感のあるものだったことを匂わせます。

by oneselfで書くとそれが難しかったかどうかは不明です。はっきりとはわかりません。難しい可能性もありますが、そうでない可能性もあります。

[名詞] + alone

名詞の後に「alone」を置くと「~だけが、単独で、~だけでは」などの意味が加わります。

これも例文を見てもらったほうが早いかもしれません。

例文

Money alone won’t make you happy.

お金だけではあなたを幸せにはしない。

例文

I alone went into the haunted house.

私はたった一人で幽霊屋敷に入った。

例文

Time alone will cure your cold.

時間だけがあなたの風邪を治す。

onlyでも同じ意味が作れますが、aloneのほうがより表現として強い、あるいはドラマティックな響きがあります。

例文

Only I went into the haunted house.

Only time will cure your cold.

You won’t be happy with only money.

どれも同じ意味ですが「たったひとりで」「~だけが」など表現としてaloneのほうが強くなって伝わります。

oneselfとby oneselfの違い

ここでは動詞をmake(作る)にして、make it oneselfとmake it by oneselfの違いを例に出します。どちらも「自分で~を作る」少し異なるニュアンスがあります。

by oneselfになると、すでに説明した通り誰かの助けなしでたった1人でしていること、もしくは助けがあるかもしれないけれど1人だけでしていることをほのめかします。

例文

I made my girlfriend’s birthday cake by myself.

ガールフレンドの誕生日ケーキを自分で作った。

例文

My son is old enough to ride the train by himself.

息子は1人で電車に乗るのに十分な年齢だ。

一方のmake it oneselfは「あなた自身が」といった意味です。普通は自分がやらないであろう何かを作っていることをほのめかしています。

例文

There is a new restaurant that lets you make a pizza yourself.

あなたに自分でピザを作らせる新しいレストランがある。

直訳しましたが、自分でピザ作りができる新しいレストランがあるという意味です。

play it oneselfの形の例文もあげておきます。

例文

I wanted to play her songs myself, so I started to learn piano.

私は彼女の歌を自分で弾きたかった、だからピアノを習い始めた。

   


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