hawk(ホーク)といえば「タカ・鷹」のことですが、そこから転じて政治的に「強硬派の人」などの意味でも使われます。これ以外にも英語では「路上販売する」「行商」といった意味でも使われます。だいたい道で大きな声を出して売るような人々を指しています。
これら以外にも「喉を鳴らす」といった使い方もあるので、それぞれの使い方を整理してみました。
hawk(タカ・ホーク)の意味
hawkは名詞で、大きな鳥の「タカ」の意味もあります。
I saw a hawk catch a mouse in my backyard.
裏庭でネズミを捕まえているタカを見た。
He has a pet hawk!
彼はペットのタカを飼っている!
英語では「watch like a hawk(鷹のように見張る)」といった表現が聞かれます。
I watch my kids like a hawk.
私は子供たちを鷹のように見張っている。
Make sure to watch my car like a hawk.
私の車を鷹のように見張っていて。
タカ派の人
名詞で「タカ派の人、強硬派の人」などの意味もあります。特に戦争といった場合に強行的な行動を好む政治家を指します。
Journalists accused Hilary Clinton of being a hawk.
ジャーナリストはヒラリー・クリントンをタカ派の人として非難した。
hawk/hawking
hawkが動詞で「行商する、売り歩く、路上販売する」、hawkingが名詞で「行商、呼び売り、路上販売」を意味します。
公共の場で何かを売ることですが、だいたいは人々に向かって大きな声で呼び込むような売り方です。
語源としては「鷹」とは関係がなさそうなので、意味に関連性はありません。
The park was full of people hawking bracelets and flowers.
公園はブレスレットや花を売り歩いている人でいっぱいだった。
He was arrested for hawking bootleg T-shirts outside the concert.
彼はコンサートの外での海賊版のTシャツの路上販売で逮捕された。
The city decided to ban hawking in the downtown area.
その都市は繁華街での行商を禁止することを決めた。
hawker
hawkerはそういった「路上売買をする人」です。
There were many hawkers along the street.
多くの路上販売人が路上にいた。
鷹をトレーニングする人は「falconer」などと呼ぶのが一般的です。
Japan has traditional falconers called “takajo.”
日本は「鷹匠」と呼ばれる伝統的なファルコナーがいる。
咳払いで出す
痰などを「咳払いで出す」といった意味もあります。あまり見かけないかもしれません。houghとも書かれます。
せき払いというよりも、よくおっさんがやっている「カァーッ!」というタンを吐く前の動作のような行為です。
こちらも鷹とは関係がなさそうなので、無関係の単語だといえます。
He hawked and spat on the road.
He houghed and spat on the road.
彼は喉をならして、路上に吐いた。