chooseが原形で「選ぶ、選択する」ですが、そこから不規則変化するため基本単語ではあるもののスペルもそれぞれよく似ていて少し混乱する要素があります。
過去形がchose、過去分詞がchosen、名詞がchoiceです。それぞれの使い方を例文にまとめてみました。chosenやchoiceに少し特殊な使い方が見られます。
音声ファイルも用意しているので発音も確認してください。
selectとの違いをお探しの方は『「選ぶ・選択する」のselect / choose / pickの違い』にまとめています。
choose(現在形・原形)
動詞で「選ぶ、~を選択する」で、原形であり現在形です。発音は【tʃúːz】なのでカタカナではチューズあたりが近いです。
三単現のSがついた形は「chooses」で、現在分詞は「choosing」となります。
I choose Zangeif every time I play Street Fighter.
ストリートファイターをやるときはザンギエフを選ぶ。
She is choosing a nice watch for her birthday.
彼女は誕生日用にいい時計を選んでいる。
chose(過去形)
choseは過去形で「選んだ、選択した」です。発音は【tʃóuz】なのでチョウズです。
I chose Zangeif last time I played Street Fighter and lost.
前回にストリートファイターをやった時はザンギエフを選んで負けた。
She already chose a red watch to go with her bag.
彼女はすでにカバンによく合う赤い時計を選んだ。
chosen(過去分詞)
過去分詞が「chosen」です、発音は【tʃóuzn】です。
The cookie I had chosen had nuts in it.
私が選んだクッキーにはナッツが入っていた。
He was chosen to be the next CEO.
彼は次のCEOに選ばれた。
chosen one
chosen oneの形で「(神などに)選ばれた人」といった意味で使われることがあります。
それぐらい特殊で能力があり、何をするために神に選ばれる運命にあったのだといった「選ばれし者」みたいな大げさな表現で、普通に使うとジョークっぽくなります。
In Star Wars, Luke Skywalker was the chosen one of the Jedi.
スター・ウォーズの中では、ルーク・スカイウォーカーは選ばれたジェダイだった。
No one’s in this company can finish all this accounting by tomorrow, except you Susan. You are the chosen one.
この会社で、これら経理の仕事すべてを明日までに終わらせることができる人はいない、スーザンをのぞいてはね。君こそが選ばれし者だ。
choice(名詞)
名詞が「チョイス」で発音は【tʃɔ́is】です。これをカタカナ遣いで動詞のように「レッツチョイス!」みたいに使ってしまう広告などをたまに見かけます。
「チョイスして」みたいなカタカナでの使い方があるので動詞と混同されやすい言葉です。
The clerk at the watch shop waited for her to make her choice.
時計店の店員は彼女の選択を待っていた。
My choice of Zangeif was a bad one.
ザンギエフを選んだ私の選択はまずかった。
また形容詞でgreatのような意味で「精選された、極上の、最高の」としても使われます。
That restaurant serves choice cuts of beef.
あのレストランは最高の牛肉の部位を提供する。
That is a choice automobile you bought!
あなたが買ったのは最高の自動車だ!