toss(トス)の意味と使い方

toss
 

公開日: 最終更新日:2020.03.10

toss(トス)とは下からやさしく投げるような投げ方の一種だといえます。throwに比べると、ぽいと投げるといった感じの弱い感じの言葉になります。

この意味以外にもサラダなどをドレッシングと混ぜること、あえることを意味する場合もあります。トスサラダといった料理名も聞かれます。

他にも寝返りを打つことなどにも使われるので、それなりに意味の広い言葉だといえます。使い方は例文を参考にしてください。

tossとthrowの違い

どちらも基本的には「投げる」を意味しますが、tossは「どんな風に投げるのか」といった投げ方の様子を含む単語です。

tossはおそらく下からポンっと投げるような、より優しい投げ方をほのめかしています。バレーボールでカタカナで使われる「トス」のイメージや、夜店の輪投げのような投げ方です。

He tossed the keys on the table.
彼はテーブルに鍵をポンっと投げた。

He threw the keys on the table.
彼はテーブルに鍵を投げた。

tossを使うとテーブルの上に鍵をヒョイっと投げるイメージです。一方のthrowを単独で使うと「ポンっと投げる」「怒って投げる、投げつける」のどちらの意味でも使えます。

前置詞でより詳しく

tossとthrowに共通してat, to, into, down, up, overなどの前置詞を伴うことでどんな風に物が投げられたかの詳しい表現が可能になります。

He threw down the keys on the table.
彼はテーブルに鍵を投げた。

downを使うとおそらく「怒って投げる」の意味に近くなります。しかしあまりtoss + downの組み合わせは見かけません。しいていうなら上から下に落としたような感じがします。

He threw the keys to me.
He tossed the keys to me.

toを使うと鍵を投げてくれたのでそれをキャッチできたという意味です。

He threw the keys at me.
He tossed the keys at me.
彼は私に鍵を投げた。

atを使うと「的にした」といった感じがします。throwを使うと特に「鍵を投げつけてきた」という意味に近くなります。

She threw the ball at the target to win a prize.
She tossed the ball at the target to win a prize.
彼女は賞品を獲得するためにターゲットにボールを投げた。

このように明確に的に対しても使うことができます。tossを使うと下投げでやさしく狙ったような感じがします。

coin-toss

コイントス

ゲームなどで裏表で先攻後攻やゲームサイドを選ぶ場合などに使うコイントスも英語として存在しています。

He lost the coin-toss.
彼はコイントスで負けた。

しかし「コイントスしよう」と動詞で使う場合には北米ではflipを用いることが多いです。イギリスではtoss a coinの形も使われています。

Let’s flip a coin.
コイントスをしよう。

I’ll flip you for it.
コイントスで決めよう。

表は「heads(頭)」で裏が「tails(尻尾)」となり「heads or tails?」といった形で質問されます。

なぜheadsなのかといえば、アメリカやイギリスのコインにはエリザベス女王やワシントンの顔が描かれているためです。頭の反対を表すのが自然と尻尾になっています。

tossed salad(トストサラダ)

tossed salad

たまに見かけるのが「tossed salad」で、これはドレッシングなどで混ざったサラダ、あえたサラダを意味します。tossそのものに「(サラダなどを)あえる」の意味があります。

なぜこの意味になるのかといえば、おそらくサラダを混ぜるときは、軽くトスするように何度もサラダを持ち上げてあえるからだろうという意見でした。

上からドレッシングをぶっかけるだけよりも、あえるので少量で済むため健康的、ヘルシーであるとされています。

tossedの発音は【tɔ́st】なので「トストサラダ」となります。「トスド」ではありません。

カタカナでは「トスサラダ」としているケースがあります。英語圏で検索をかけて調べてみるとtossed saladのほうが圧倒的に多かったのでtossed saladが正確だと思います。

これは他にも「アイスコーヒーとアイスドコーヒー」や「スクランブルエッグとスクランブルドエッグ」のようにカタカナ英語にはよく見られる表現です。

I ordered the tossed salad.
私はトストサラダを注文した。

When he tossed the salad, a tomato fell out.
彼がサラダをあえたときに、トマトがおっこちた。

寝返りをうつ

他にもtossには「寝返りを打つ」といった意味があります。この使い方もまれに登場します。

She was tossing and turning because she had a bad dream.
彼女は寝返りを打っていた。なぜなら悪い夢を見ていたからだ。

I couldn’t sleep because he was tossing and turning too much.
彼がかなり寝返りを打つので、私は寝ることができなかった。

例文

I was so nervous about the interview, I tossed and turned all night.

私はそのインタビューに対してとても神経質になっていたので、一晩中寝返りを打った。

例文

Her partner’s tossing and turning woke her up.

彼女のパートナーの寝返りで彼女は起こされた。

この寝返りを打つの意味では「tossing and turning」のように、turningが一緒になるケースが多いです。どちらも言っている内容は似たようなことです。

I couldn’t sleep because he was tossing around in bed too much.
(この言い方でも間違いではないし問題はなさそう)

toss単独で使うのも特に問題はなさそうですが、それでもtossing and turningとしたほうが無難な感じがします。

   


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