swirlは名詞では「渦巻き、渦」のことで、ぐるぐるまわっているような形状を指して使われます。動詞では「渦を巻く、渦巻きを起こす」となります。
似た意味の言葉ではwhirlpoolがあり、こちらは明確に「水による渦」である鳴門海峡で見れるようなものを指しています。あまり特殊な要素はありませんが使い方を整理しています。
swirlの意味と使い方
らせん状の動きを作ることで、動詞で「渦を巻く、渦巻きを起こす」を意味します。発音は【swə́ːrl】なのでカタカナで書くとスワールのような感じです。
swirl【swə́ːrl】
The water swirled down the toilet.
水は便器で渦を巻いて流れた。
The wind swirled the dust around on the floor.
風が床にあるチリに渦巻きを起こさせた。
以下は初めて撮影されたブラックホールの画像を伝えるニュースからです。
A bright ring of superheated gas can be seen swirling around the hole, which is about 6.5 billion times the mass of our Sun and took a network of 19 telescopes across four continents to scan.
超高温ガスの明るい輪がこのブラックホールの周りで渦巻いているのが見れる。このブラックホールは太陽の質量の約65億倍で、観測するために4大陸をまたぎ8つの望遠鏡のネットワークをつないだ。
渦巻き、渦
名詞では「渦巻き、渦」となり、らせん状の模様や配置を指します。けっこう指しているものが幅広く、立体的なものから平面までいろいろあります。
ホットドッグなどにかけるジグザグのケチャップぐらいまでもswirlで表現されていたので、「渦巻」とはいうものの漠然とした感じもあります。
There was a swirl of chocolate in the bread.
パンにチョコレートの渦があった。
チョコレートがくるくるとらせん状に練り込まれたパンです。
The wind left swirls in the sand.
風は砂の中に渦を残した。
ただし、らせん階段は「spiral staircase」と呼ばれ、DNAの二重らせんは「DNA double helix」なので特定の言葉には決まった言葉が用いられています。
This building has a spiral staircase.
この建物には螺旋階段がある。
The book has a diagram of a DNA double helix.
その本にはDNAの二重らせんのダイアグラムがある。
whirlpoolの意味と使い方
whirlpoolは「渦、渦巻き」であり、水がぶつかって回転していく、鳴門海峡で見れるあれです。
【hwə́ːrlpùːl】whirlpool
「swirl」は渦という形ですが、whirlpoolは明確に水による渦巻きそのものを指しているのでちょっと違います。
We went to see the whirlpools near Awaji Island.
私たちは渦潮を見に淡路島の近くにいった。
The small boat got stuck in a whirlpool.
小さな船が渦巻きから抜け出せなくなった。