sweetheart(スィートハート)は恋愛関係にある恋人を意味する言葉ですが、子供のころの、学生時代の恋人を連想させるような言葉遣いです。また親しい人への呼びかけとしても使えますが、全般的にちょっと古臭くなってきている感じの言葉でもあります。状況によっては非常に失礼で挑発的な物言いにもなるので少し注意が必要です。たまに見かけるので、例文に使い方をまとめました。
sweetheartの意味と使い方
恋愛関係にある人を意味する言葉ですが、子供や学生のような若い時代の恋人のケースによく使われます。
He married his high school sweetheart.
彼は彼の高校時代の恋人と結婚した。
The movie theater was full of sweethearts on dates.
映画館はデートをしている恋人たちでいっぱいだった。
映画館の例文も「couples」で書くと普通ですが、sweetheartで書くとティーンエイジャーのカップルのような若い感じがします。
特別に親切な人
特別に親切で愛らしい人も意味します。これは男女とわず使えます。
Thank you for the wonderful present! You are such a sweetheart.
素晴らしいプレゼントをありがとう! あなたって本当に親切ね。
Her daughter is an absolute sweetheart.
彼女の娘はほんっとに親切。
愛情のこもった呼びかけ
「ねぇ」「あなた」「愛する人よ」といった愛情のこもった呼びかけにも使えます。これはlove, dear, honey, sweetheart, luvなどいろんな言い方ができます。
Hi sweetheart, I’m home!
やぁ愛する人よ、帰ったよ!
Relax sweetheart, it will all be okay.
リラックスして、ねぇ、ぜんぶうまくいくわ。
先に紹介した「特別に親切な人」の意味で「a sweetheart」と名詞で使う分には問題はありません。
しかし、女性に対しての直接の呼びかけとして「sweetheart」を使うと、状況によっては侮辱のように受け止められやすいので注意が必要です。
女性を呼ぶときなどに使うと性差別的な人と思われることが多く、ほとんどのケースで誰かを見下しているような話し方になってしまいがちです。
自分の奥さんや恋人に使う分には問題ありませんが、親しい相手への呼びかけとして使うには状況を選ぶ必要があるため、あまりおすすめの言葉ではありません。