sufferとsuffer fromの使い方

suffer
 

公開日: 最終更新日:2020.01.16

sufferは「苦しむ、嫌なことに耐える、我慢する」などの意味がありますが、後ろに言葉を置くかどうか(目的語をとるか)などによって少し意味が変わります。

ニュースでもよく登場する単語なので、ネイティブスピーカーに作ってもらった例文をまじえながら使い方や違いをご紹介していきます。

sufferだけ

sufferを単独で使った場合は「肉体的・精神的に苦しむ、苦痛を感じる、不快な経験をする」といった意味です。

厳しい人生をおくっているようなことで、例えば食べ物がない、戦争が近くで起こっているといったことです。

I can enjoy the holidays while so many people are suffering in the world.
世界で多くの人が苦しんでいる間に私は休暇を楽しむことができる。

We need to help the people suffering in Aleppo.
私たちは[シリアの]アレッポで苦しむ人々を助ける必要がある。

sufferだけで画像検索をすると、すごく落ち込んでいる写真や紛争地域の写真、キリストの受難の絵などが多いです。

suffer + 何か

後ろに言葉を置くと「苦しむ、嫌なことを経験する」結果としてそれに対して「我慢する、耐える」といった意味になります。

How long do we have to suffer this heat?
どれぐらいこの暑さを我慢しないといけないんだ?

I cannot suffer his chattering any more.
彼のおしゃべりにこれ以上我慢できない。

suffer from

suffer fromの形になると主に病気になっていることを意味します。病気にかかっている、診断されていると考えてもOKですし、病気は良いものではないので、病気で苦しんでいると考えてもそう間違いではありません。

したがって必然的にfromの後には病名などがきます。

I suffer from arthritis.
私は関節炎に苦しんでいる。

He suffers from a terrible disease.
彼はひどい病気に苦しんでいる。

ニュースの実例

以下、ざっくり英語ニュース!StudyNowのニュース文で実際にsufferが使われたケースを抜粋してみました。

Although there have been no cases outside of hospitals South Korea is suffering a sharp decline in tourism due to an outbreak of Middle East Respiratory Syndrome (MERS).
病院外での感染事例はないにもかかわらず、韓国はMERSの流行による急激な観光客の減少に苦しんでいる。

Over the past few years, a shrine in Saitama has been suffering damage by stray cats that settle there. This place has come to be called the “Cat Shrine” on Twitter.
ここ数年、埼玉県にある神社に野良猫が住み着くようになって被害に悩まされている。この神社はツイッターなどで「猫神社」と呼ばれている。

以下の2つはより病気とのかかわりの深いsuffer fromの形です。苦しんでいるのも事実ですが、病気にかかっているといったニュアンスです。

A company in Iruma, Saitama, has developed a small adhesive sticker that families can attach to the finger or toe nail of a loved one suffering from dementia.
埼玉県入間市の会社が小さな粘着性のステッカーを開発した。家族が認知症になっている愛するひとの爪やつま先に貼ることができる。

On August 14th in Chiba Prefecture, Canadian pop-star Justin Bieber held a concert in front of 25,000 people at Makuhari Messe. However, one person in the packed house was found to have been suffering from the measles.
8月14日、千葉県の幕張メッセでカナダのポップスター、ジャスティン・ビーバーのコンサートが25000人の観衆の前で行われた。しかし、大入りの観客の1人が麻疹にかかっていることがわかった。

全体的には日本語で考えるよりもsufferの持つイメージをとらえたほうが感覚的にわかりやすいかもしれません。



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