sloppyは仕事などに対して「雑な、ずさんな」といった意味で使われます。細かなミスが多い、丁寧ではないといった意味です。これが場所に対して使われると「散らかっている」または「ぬかるんでいる」の意味になります。
散らかっているとぬかるんでいるは文脈をはっきりさせないと、どちらで使われているかよくわかりません。特にぬかるんでいるは他に言葉があるので、あえてsloppyで表現する必要もないです。
ほかにsloppy drunk(泥酔する)といった表現や、ひき肉を使ったsloppy joe(スロッピー・ジョー)といったハンバーガーの名前にも使われています。
sloppyの意味と使い方
sloppyは仕事や作業などに使うと「雑・杜撰な」といった意味で使われます。ケアレスミスなどが多い、注意深くない「雑な」といった意味になります。
sloppy【slɔ́pi】
発音はスロッピーが近いと思いますが、辞書によっては【slɑ́pi】でスラッピーよりで書いているところもありました。
Your son’s homework is too sloppy. He must do it again.
あなたの息子の宿題は雑すぎです。彼はもう一度やらないといけない。
Their work was sloppy.
彼らの仕事は雑だった。
The detective was fired for his sloppy investigations.
その探偵は雑な捜査のために解雇された。
Their sloppy work caused a slew of issues.
彼らの雑な仕事が多くの問題を引き起こした。
ほかにも「sloppy management(杜撰な経営)」「sloppy translation(雑な翻訳)」といった形で見かけることも多いです。
場所に対してのsloppy
sloppyを場所などに使うと「散らかっている」もしくは「(水分が多くて)ぬかるんでいる、水っぽい」のような意味になります。
When my baby eats the table becomes very sloppy.
うちの赤ちゃんが食べるときは、テーブルはめちゃくちゃになる。
The mud was sloppy.
泥がぬかるんでいた。
しかし、どちらの意味なのか文脈がはっきりしていないと、よくわからない言葉だといえます。
This place is sloppy.
(ぬかるんでいる? 散らかっている?)
水っぽいのか、散らかっているのかは、もうちょっとはっきりさせる必要があります。
The bread dough was too sloppy to bake.
パン生地は焼くには水っぽすぎた。
We played a sloppy game of soccer in the rain.
私たちは雨の中で泥だらけのサッカーの試合をやった。
最後のサッカーの例文もたぶん「rain」とあるので、ぬかるんだの意味だと思いますがはっきりしない部分があります。ほかにも濡れている場合は「wet」などがあるので、そちらを使ったほうが無難かもしれません。
sloppy drunk(泥酔する)
これで「泥酔する」みたいな意味にもなります。
We had to call him a taxi because he was sloppy drunk.
彼が泥酔していたので、私たちはタクシーを呼ばなければならなかった。
I like to drink but I never get sloppy drunk.
飲むのは好きだけど、泥酔したことはない。
sloppy joe(スロッピー・ジョー)
スラッピー・ジョーはアメリカのひき肉を使ったサンドウィッチ、ハンバーガーの一種です。これも「スロッピー・ジョー」「スラッピー・ジョー」のどちらの表記も見られます。
They served sloppy joes at the picnic.
彼らはピクニックでスラッピー・ジョーを出した。
写真を見るかぎりでは「雑なバーガーだから」「水っぽそうだから」と思いますが、それも無関係ではないものの、このハンバーガーよりも古くに「sloppy joe」という服装もあったそうで、なぜこの名前がついているのかの由来としては複雑です。