fucked / fucked upの意味と使い方

fucked / fucked upの意味と使い方

be動詞とfuckedを組み合わせた形では「最悪だ、最低だ」といった意味で悪い状況などを指して使われる言葉です。同じ意味でbe fucked upもよく聞かれる表現です。

ただし、fuckそのものが公の場では使わないタブーとみなされる単語なので、よく聞く表現ではあるものの状況を見て判断しなければいけません。

サッカーの本田圭佑選手が記者会見で「fact」が「fucked」と勘違いされて場が微妙な空気になったシーンを参考に取り上げています。

be fuckedの意味と使い方

be fuckedの意味と使い方

be fuckedは「最悪だ、最低だ」の意味で、ひどい状況、最悪な状態になった時などに聞かれる言葉です。fuckedは形容詞だと考えるのが妥当です。

最悪・最低の状態をけっこう漠然と表しているので、モノだったら壊れているとも解釈でき何を意味しているかは文脈によります。

例文

It’s fucked that those muffins have raisins in them.

あのマフィンにレーズンが入ってるのは最悪だ。

(レーズンが大嫌いな人)

例文

My TV is fucked. I need to buy a new one.

うちのテレビは最悪(ぶっ壊れている)だ。新しいのを買う必要がある。

be fucked upの意味

これは言い換えとして「be fucked up」もよく使われます。指している内容としてはupがなくても同じです。

例文

It’s fucked up that those muffins have raisins in them.

(同じ意味です)

例文

My TV is fucked up. I need to buy a new one.

(同じ意味です)

この単語だけではありませんが気持ちの高まりなどを表してupがつくけれどそんなに意味が変わらないケースもあります。

動詞のfuckの意味と使い方

fuckは動詞でも使えるので、過去形で登場すればfuckedとなります。これにupがつくケースもあるので「fucked up」と同じ形が見れます。

すでに紹介したのはbe動詞 + fucked (up)なので意味合いが違います。

動詞で使った場合も意味合いは少し解釈の幅があります。ネイティブスピーカーに確認すると以下のような解釈になります。

例文

I fucked up.

(私は失敗をした)

例文

I fucked.

(私はセックスをした)

例文

This TV is fucked.

This TV is fucked up.

(テレビが壊れている)

例文

He’s fucked.

(彼はひどい状況にある)

例文

He’s fucked up.

(彼は酔っている / ひどい怪我をしている / 頭がおかしい)

微妙な表現の差であり、最後の例文は解釈に幅があるので、おそらくこの3つのどれかで判断されるといった具合です。

本田圭佑のfactがfuckedに聞こえる

メルボルン・ビクトリーに所属する本田圭佑の記者会見で「fact」が「fucked」に聞こえてしまい微妙な空気になる一幕がありました。

怪我からの復帰に向けた会見で、まだ完治はしていないことを伝える文脈です。本人は以下のように発言しました。

本人の発言

I have to take care of myself. It’s bad but it’s real, it’s fact.

私は自分自身の面倒を見ないといけない。それは悪いことだが現実だ。ファクト(事実)だ。

しかし、外国人の記者や他のネイティブスピーカーには最後の部分が「It’s fucked.」に聞こえ、横に座っているコーチがフォローします。実際の映像を見ることができます。

聞こえ方

I have to take care of myself. It’s bad but it’s real. It’s fucked.

私は自分自身の面倒を見ないといけない。それは悪いことだが現実だ。最悪だ。

「自分自身の面倒を見ないといけない、それは悪いことだけどリアルなんだ。最悪だ」という流れは、ネイティブスピーカーが聞けばすごく自然な発言だそうで、大半の人は本田はfuckedと言ったのだろうと普通に思うといった意見でした。

今回の本田圭佑の発言は記者会見でなければ普通にあり得る流れで、日常会話ならばごく自然な発言だともいえます。公の場ではタブーとみなされる単語が記者会見で出てしまったことがびっくりする要素だっただけです。

もう1つ発音以外の問題が冠詞の「a」の省略であり、通常は「be a fact(事実だ)」とするのが一般的です。

例文

It’s a fact that raisins come from grapes.

レーズンがぶどうからできているのは事実だ。

it’s factのような形は間違いではありませんがより一般的ではなくなります。本人も自分の発音の悪さを即座に謝っているので、何と何を混同されたのか自分でもすぐに気が付いています。

発音を比較するとfuck【fʌ́k】とfact【fǽkt】です。factはアとエの中間のような音で、marry【mǽri】などもそうですが日本人が無視しがちな音です。

機械音で読ませると以下の音声ファイルのようになります。

It’s fact

It’s fucked.

かなり微妙な差であり、ここに冠詞「a」が入っていたらもう少し違いがわかりやすいんじゃないかと思います。

fuckそのものが公の場では言わない発言なのであわせてfuckについての記事もご覧ください。

   


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