argue(argument)とdisputeの意味の違い

disputeとargue(argument)の意味の違い

disputeは名詞では「議論、論争」の意味で、argumentと同じ意味になります。名詞の場合は置き換えても問題ないケースが多いです。

一方でそれぞれ動詞がありargueとdisputeです。動詞で使った場合には言葉の持つ雰囲気や文法上の制約また固有の意味での使い方があるので単純に置き換えができません。

disputeとargueの違いをそれぞれ名詞と動詞にわけて例文を掲載しています。

名詞:disputeとargumentの違い

名詞:disputeとargumentの違い

disputeは名詞で使った場合には「議論、論争、口論、紛争」などです。

名詞のdisputeは基本的にはargument(議論、論争)と同じなので置き換えることが可能です。

例文

There is a dispute(= an argument) over whether Kinoko No Yama or Takenoko No Sato is more delicious.

きのこの山とたけのこの里はどっちがより美味しいかをめぐった論争がある。

例文

Some people feel the dispute(= the argument) over the islands will never end.

何人かの人はその島をめぐる論争は決して終わらないだろうと感じている。

例文

The couple got divorced after their last dispute(= argument).

夫婦はこの前の議論のあとに離婚した。

動詞:disputeとargueの違い

動詞:disputeとargueの違い

disputeを動詞で使う場合にはargue(論争する、言い争う)とは少し違いがあるとスティーブが言っていました。

まずわかりやすい違いとして「議論している人の雰囲気の違い」があります。

disputeは例えば学者たちが何かを論じあうような様子で、これについてはこう思う、こうは思わないと意見を出しあっている雰囲気を持ちます。

disputeは議論している人々が必ずしも怒っているわけではないことを意味しますが、argueはほとんどの場合で議論に関わっている人々が怒っているような感じが含まれてきます。

例文

The two political parties spend too much time disputing how to run the country.

(政治家たちは冷静だけど大いに議論している雰囲気)

例文

The two political parties spend too much time arguing how to run the country.

(政治家たちはとても怒っていて荒々しい雰囲気)

何について話し合っているか(目的語)

disputeは厳密にいうと目的語(何について論争しているか)なしでも使える可能性はあるものの、その形には違和感を感じるようで、ほぼすべてのケースで目的語を伴っています。

一方でargueは目的語を必要としませんが、もし簡単な名詞の目的語をとる場合には「over」が目的語の前に置かれます。

以下の例文はいずれも「その2つの政党は物事を議論するのにあまりに多くの時間を費やしている」という意味です。

例文

The two political parties spend too much time disputing things.

(ほぼすべてのケースで目的語を伴う)

例文

The two political parties spend too much time arguing.

(目的語を必要としない)

例文

The two political parties spend too much time arguing over things.

(簡単な目的語を伴う場合にはoverを使う)

目的語がより複雑な場合

目的語が例えば節のようなもっと複雑なものである場合にはdispute・argueに違いはなく、どちらも同じようにそのまま後ろに目的語を置くことができます。

例文

The two political parties spend too much time arguing how to run the country.

その2つの政党は国の運営の仕方を議論するのにあまりに多くの時間を費やしている。

例文

= The two political parties spend too much time disputing how to run the country.

(同じ形でも問題がありません)

dispute(異を唱える)の使い方

dispute(異を唱える)の使い方

他にもdisputeは何かがおかしいと疑うことを意味することもでき、「~を疑う、異を唱える」などを表します。argueにはこの意味はありません。

例文

Scientists are disputing the products claims to improve health.

科学者たちはその製品が健康を高めると主張していることを疑っている。

例文

× Scientists are arguing the products claims to improve health.

(間違いです)

意味が反対になるケース

またargueには議論において意見を「主張する」という意味もあるため、disputeに置き換えると意味が反対になってしまうケースがあります。

例文

Parents argue that the schools aren’t doing enough to prevent bullying.

両親は学校はいじめを防ぐために十分なことをしていないと主張している。

上の例文でのargueは「主張する」の意味で使われているので、学校はいじめ防止への対策を十分に取っていないと両親は考えています。

例文

Parents dispute that the schools aren’t doing enough to prevent bullying.

両親は学校はいじめを防ぐために十分なことをしていないということに異を唱えている。

disputeの場合は「疑う」の意味になるため、ほかの誰かが学校はいじめ防止への対策を十分に取っていないと言っていることに対して疑っていることになります。つまり両親は学校はいじめ防止への対策を十分に取ってくれていると考えています。

   


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